ケージ飼いの期間が定まっていないのです。
ですが引き取った保護猫がまた幼すぎたり、猫風邪にかかっていたり、先住猫が先にいたりすると、しばらく出せない場合があります。
そういった場合はその期間中ケージ飼いになります。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
病院でワクチンを打った後も安静指示が出ますので、そういった安静にしなければならない時もケージからしばらく出せません。
その状況に応じての期間を体験談を交えながらお話ししていきます。
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保護猫の生後1〜3ヶ月の子猫はケージが必須
ずっと入れておく必要はありませんが、とにかくこの頃は小さく活発でよく動き回ります。
目を離した隙に思わぬ事故で無くなってしまったケースもよくあります。
なので、どうしても料理や家事など集中する作業や、仕事に行く時は見ることができませんので、必ずケージに入れてください。
安全のため、ケージは屋根付きで過ごしやすい2段以上のケージにする事が大切です。
引き取った保護猫1匹のみの場合
1匹だけの時は特に大きな問題はないので、ドアを開けっぱなしにして、環境に慣れるためにも自由に行き来できるようにします。
ただし、生後1〜3ヶ月の場合は臨機応変にケージを閉めてきちんと入れてください。
猫風邪をひいて、他にも猫がいる場合
猫風邪は感染力が強く、一緒に遊ぶだけでも移ってしまいます。
私は保護猫生後2ヶ月の白黒ハチワレと1ヶ月の茶白トラを別々の保健所から譲渡前にホームページをみて引き取りました。
1ヶ月の茶白トラは猫風邪を拗らせ、角膜炎と結膜炎、鼻水、鼻詰まり、くしゃみが酷く、2ヶ月の子と同じ日に引き取りに行く予定でしたが、もう少し落ち着いてからとのことで、1週間後に引き取りに行きました。
治りきってはいないので遊ばせないようにと言われ、病院に通いながら完治するまでの約2週間はケージから出すことができませんでした。
今回は引き取る前から猫風邪をひいてしまっていますが、引き取った後になってしまった場合も同じです。
病院で医師に指示を仰ぎながら様子を見てケージから出すようにしてください。
先住猫がいる場合
先住猫がベテランになればなるほど縄張り意識が強くなるため、警戒心を強く持ってしまい、威嚇や敵対心を向けてしまう可能性があります。
なので、まず出す前に様子を見る必要があります。
まず、引き取った保護猫をケージにいれた状態で先住猫と顔を合わせます。
最初はお互い警戒心も強く、威嚇をする可能性はありますが、毎日少しの時間でも会わせてください。
猫は毎日顔を見ていると徐々に慣れていきます。
人間に対しても同じです。
ケージに寄り始めた、クンクンと臭いに行き挨拶をし始めた、少し離れたところで先住猫がケージの中の保護猫を観察するようになったら徐々にお互いの警戒心が解けていっている証拠です。
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そのタイミングで1度猫じゃらしで先住猫と遊んでみてください。
その流れでケージの保護猫にも猫じゃらしで遊んでみます。
このように交互に同じ空間で遊べるようになってくると次はケージのドアを開けっぱなしにして、いつでも出れるようにしておきます。
お互いの相性や、性格などもあるので焦らず様子を見てあげてください。
ケージがトラウマの保護猫の場合
ケージがトラウマの保護猫の場合は無理して入れなくても大丈夫です。
ケージの代わりに猫が好きな狭くて落ち着ける様なものを用意します。
猫用コタツ、ダンボール、猫ドームなどでも構いません。
しかし、どうしてもケージを使わないといけない場合は、ケージの中に薄い毛布で猫ドームを作ってケージらしくしないようにするのも作戦です。
ケージが嫌いで、入れると鳴いて怒ってしていたうちの猫も、お気に入りになり、気づいたらそこで2匹寝てたなんて事が増えました。
保護猫をケージから出す期間!【まとめ】
・生後幼すぎる場合で目を離す場合、先住猫がいる、猫風邪の場合は様子見て出れるまでの期間はケージ飼い
・ワクチンをした後安静指示をされた後は指定された時間入れるなどの安静にする時、幼くて目が離せない時なども必ずドアを閉めてケージに入れる。