柴犬が吠えないのはなぜ?原因と確認すべきポイントを徹底解説!

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「うちの柴犬、まったく吠えない…」そんな悩みを持つ飼い主さんも少なくありません。

実は柴犬が吠えないのには、性格だけでなく体や心の状態が関係していることがあります。

この記事では、柴犬が吠えない主な理由と、確認すべきポイントをわかりやすく解説します。

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目次

柴犬はよく吠える犬?

柴犬は「よく吠える犬」と言われることが多いですが、実際には個体差がかなり大きい犬種です。

本来の柴犬は、日本で古くから番犬や猟犬として活躍してきた背景があり、警戒心が強く、知らない人や物音に反応して吠える傾向があります。

ただし、それは「無駄吠えが多い」という意味ではありません。

柴犬は感情表現がはっきりしており、吠える理由が明確なことが多いのです。

たとえば、来客や物音に対して警戒して吠える、他の犬に対して自己主張をする、飼い主に何かを伝えたいときに吠える――といった行動は「本能的な警戒」や「コミュニケーションの一種」として自然なものです。

一方で、幼少期から人や環境に慣れさせ、安心できる関係を築くと、柴犬は必要以上に吠えなくなります。

つまり「よく吠えるかどうか」は、性格や育て方、環境によって大きく変わるということです。

しっかり社会化され、安心して暮らせる環境にいる柴犬は、むしろ静かで落ち着いた性格を見せることも珍しくありません。

柴犬が吠えないのはなぜ?

元繁殖犬は声帯切除手術の可能性がある

保護犬として迎えた犬の場合、生い立ちがわからない犬がほとんどです。

繁殖犬として活躍していた犬は吠えないように“声帯切除手術”をしている可能性があります。

ブリーダーが繁殖犬に声帯切除手術させる理由としては、鳴き声がうるさいからという理由がほとんどです。

普通であれば吠えないようにしつけするのが一番良い方法ですが、ブリーダーは多頭飼育が一般的です。

一頭一頭に手間をかけれないため、手っ取り早いというのも理由の一つだと考えられます。

残酷な話ですが事実というのが悲しいことですよね。

ただうちの柴犬はちゃんとしたブリーダーさんのもとから受け入れていて、兄弟はよく吠えるらしいので声帯切除の問題はなさそうです。


過度なしつけが原因

過度なしつけ(虐待)によっても犬が吠えなくなるというケースもあります。

過去の事例として「ある男性に飼われていた柴犬が吠えないようしつけと称して虐待されていた」

犬が吠えるたびにしつけとして角材で叩いて虐待をしていたのです。

吠えたら叩かれると学習してしまった犬は吠えなくなるでしょう。

過去にそういったトラウマがある犬は吠えることを恐れているのかもしれません。


体調の変化が原因

体調不良によるもの

食欲がなくなる、便がゆるくなる、嘔吐するなどといった症状が出ている犬は吠える元気がなくて吠えないということが多いです。

病気の可能性も考えられるので病院に連れていくことがベストでしょう。

ストレスによるもの

動物病院やペットサロンに行ったあと、家に帰ったら元気がないということよくありませんか。

病院やサロンは犬が特にストレスを感じやすい場所です。

うちの柴犬も病院が大嫌いでいつも家に帰ると元気がないです。

病院帰りやペットサロン帰りはストレスにより極端に吠えなくなることがあります。

また運動不足やしつけ、環境の変化によるストレスで吠えなくなるケースもあります。

家に来たばかり、引っ越したばかりだとまだ環境に慣れてなく、不安や緊張によりストレスを抱えこんでしまいます。

新しい犬や人間が来たときも同じです。

慣れるのを待つしかありませんが、慣れると吠えるようになるかもしれません。

少しの変化でも気づいてあげる大事になってきます。


老化が原因

老化でなぜ吠えなくなるのか。

一番の理由として視覚や聴覚の衰えが原因と考えられます。

若いときは反応していた音が聞こえなくなる、見えなくなる。

つまり気づくことさえできなくなったことで吠えない、吠えることができなくなるのです。

モノや人に対する興味がなくなった、警戒心や恐怖心が薄れたのも原因の一つです。

老化は徐々に進んでいくものなので、もしかしたら吠えない原因が”老化”も視野に入れて
みるのもいいかもしれません。


飼い主とのコミュニケーションがとれている

要求吠えとは、犬が飼い主に何かを要求したいときなどに吠えることです。

エサが欲しいときに吠える、ケージから出たいから吠えるなどといった行為も要求吠えです。

しかし飼い主とコミュニケーションがとれている犬は吠えなくとも自分の要求が伝わるので、吠える必要がないのです。

もともとそこまで要求がない犬なのかもしれませんが、今の生活に満足しているのでしょう(笑)

柴犬が吠えないときに確認したい3つのポイント

吠えない理由はさまざまですが、まずは健康・環境・心の3つの観点からチェックしてみましょう。


声がかすれている・出にくい場合は喉の異常かも

犬の声帯は、乾燥や炎症、誤飲によるダメージなどで一時的に声が出にくくなることがあります。

散歩中やご飯の後にむせるような仕草が見られるなら、気管や喉に炎症がある可能性があります。

特に高齢の柴犬では「喉頭麻痺」などの疾患が見られることもあるため、異常が続く場合は早めに動物病院で診てもらいましょう。


環境音に慣れすぎて刺激を感じなくなっている

柴犬はとても賢く、慣れた環境ではあえて反応しないことがあります。

引っ越し直後や家族が増えた直後は一時的に吠えないことがありますが、これは「慎重になっている状態」。

逆に、長く同じ環境にいると慣れすぎて外の刺激に反応しなくなり、結果的に吠えない犬になることもあります。

これは良い意味でも悪い意味でも「順応性が高い」証拠です。


吠える以外の表現方法を持っている場合

柴犬は表情や体の動きで感情を伝えるのが上手な犬種です。

尻尾を振る、目を見つめる、軽く鼻を鳴らすなど、吠えずに気持ちを伝えようとする犬もいます。

飼い主がそれをしっかり理解できていると、吠える必要がなくなります。

これは「信頼関係が築けている」サインといえるでしょう。

柴犬が吠えないのはなぜ?【まとめ】

柴犬が吠えないのは、性格やしつけによる場合もあれば、体調や環境が原因のこともあります。

まずは小さな変化を見逃さず、愛犬の様子をじっくり観察することが大切です。

「吠えない=良い子」とは限りません。健康で穏やかに暮らせる環境づくりを意識していきましょう。

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