柴犬の睡眠時間はどれくらい?年齢別の平均と眠りを深くするコツも紹介

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柴犬は外では凛とした姿が印象的ですが、家では意外とよく眠る犬です。

子犬期・成犬期・シニア期でどれくらい眠るのかを解説しながら、睡眠の質を高める工夫も紹介します。

「うちの子、寝すぎ?」と思った時に安心できる内容です。

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目次

柴犬の睡眠時間

柴犬の平均的な睡眠時間は、年齢や生活環境によって大きく変わります。

外では活発に見える柴犬でも、実際は長い時間を眠って過ごしています。

以下は月齢ごとのおおよその目安です。

スクロールできます
月齢(年齢)睡眠時間(約・時間/日)
2ヶ月19〜20
3ヶ月18〜20
4ヶ月15〜18
5ヶ月15〜18
6ヶ月15〜18
7〜12ヶ月12〜18
成犬(1〜6歳)12〜15
成犬(7歳〜)18〜19

2〜3ヶ月

体力がまだ少なく、1日の大半(19〜20時間ほど)を眠って過ごします

起きても30分〜1時間ほど動いたら再び眠るのが理想です。

遊びすぎると疲労で体調を崩すため、飼い主が休ませてあげましょう。


4〜6ヶ月

散歩デビューの時期で、外の刺激により疲れやすくなります。

睡眠は15〜18時間ほどが目安。興奮して遊び続ける子もいますが、適度に休ませる工夫が必要です。


7〜12ヶ月

活動量が増え、友達犬と激しく遊ぶことも多くなります。

睡眠は12〜18時間程度。

体も心も成長する時期で、夜鳴きや反抗的な行動が見られることもあります。

叱らずに落ち着かせましょう。


成犬(1〜6歳)

最も活発な時期で、睡眠は12〜15時間が目安。

2歳を過ぎると徐々に落ち着き、家庭内では休む時間が増えます。

個体差が大きく、性格によって活動量も異なります。


成犬(7歳〜)

シニア期に入り、睡眠は再び長くなり18〜19時間前後に。

老化により体力が落ち、日中もウトウトすることが増えます。

特に問題がなければ、自由なペースで過ごさせてあげましょう。

柴犬の睡眠時間にまつわる色々な事象について

柴犬のいびきについて

柴犬が寝ている時に「グー」「スースー」といびきをかくことがあります。

一見かわいらしく感じますが、原因によっては注意が必要な場合もあります。

いびきの主な原因は、寝姿勢・肥満・鼻や喉の構造・気温や湿度などです。

特に首を曲げて眠る姿勢や、顔が布団や毛布に埋もれるような体勢では気道が狭くなり、いびきをかきやすくなります。

また、体重が増えて脂肪が喉まわりにつくと空気の通り道が狭くなり、いびきが大きくなることもあります。

季節によっても変化があり、冬場の乾燥や夏の冷房による空気の冷えが喉を刺激していびきを引き起こすことがあります。

湿度を50〜60%に保ち、寝床の温度を快適に整えてあげると改善されるケースが多いです。

ただし、いびきが頻繁で呼吸が止まる・咳が多い・昼間も眠そうにしているなどの症状がある場合は、呼吸器系の疾患(鼻炎・気管虚脱・軟口蓋の異常など)が疑われます。

軽いいびきは心配いりませんが、普段と違う様子が見られたら早めに動物病院で診てもらいましょう。

こんな時は獣医へ

餌も食べず、トイレにも行かずに一日中寝続ける場合は体調不良の可能性があります。

特に2〜4ヶ月の子犬は体力が少ないため、長時間の眠りには注意が必要です。

逆に、落ち着かずほとんど眠らない場合は認知症などの症状が疑われるため、早めの受診をおすすめします。

留守番中の睡眠

留守番の多い柴犬は、飼い主の生活リズムに合わせて睡眠を調整することがあります。

日中にしっかり休み、夜は一緒に過ごすなど、環境に合わせて自然にリズムを作っています。

人との距離感によっても安心度が変わり、睡眠の質に影響します。

飼い主を起こす柴犬

寒さやトイレ、散歩の時間などで飼い主を起こす行動はよくあります。

特に5ヶ月頃からは自己主張が強くなり、自分の欲求を伝えるようになります。

柴犬は忠実ながらもマイペースな性格。

好きな時に寝て、好きな時に起きる自由さもこの犬種の魅力です。

柴犬がよく眠る理由と睡眠の質を高める3つのコツ

柴犬がたくさん眠るのはなぜ?

柴犬はもともと警戒心が強く、外では常に周囲を意識しているため、家に帰るとその分まとめて眠る傾向があります。

特に日中の散歩や外遊びでエネルギーを多く消費した日は、深く長い眠りを取ることで体力を回復させます。

犬の睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があり、柴犬のような中型犬は全体の約20〜25%がレム睡眠だといわれます。

人間より浅い眠りが多いので、物音や気配にすぐ反応して起きることも珍しくありません。

見た目は寝ていても、耳や鼻はしっかり働いているのです。


睡眠環境で変わる柴犬の眠り方

柴犬は自分の縄張り意識が強いため、「安心できる寝場所」があるかどうかで眠りの深さが変わります。

人の動線やテレビの音が気にならない場所にベッドを置き、照明を落とすと、よりリラックスして眠れるようになります。

夏は通気性の良いベッド、冬は毛布やドーム型ベッドなど、季節ごとに寝床を変えてあげるのも効果的です。

また、寝る前に軽く体を撫でてあげると副交感神経が働き、安心して眠りにつく子が多いようです。


睡眠リズムを整える生活習慣

人間と同じように、柴犬にも「体内時計」があります。

毎日同じ時間に散歩や食事をすることでリズムが整い、夜も自然と眠くなるようになります。

昼間ずっと寝かせてしまうと夜眠れなくなり、夜鳴きや不安行動につながることもあります。

昼はできるだけ散歩や遊びで体を動かし、夜は静かで暗い環境をつくることが大切です。

子犬やシニア犬は日中の睡眠も必要ですが、昼夜逆転しないように少しずつ生活リズムを整えてあげましょう。

柴犬の睡眠時間は?【まとめ】

柴犬は安心できる環境ほど深く眠れる生き物です。

年齢によって必要な睡眠時間は違いますが、静かで落ち着ける寝床と毎日のリズムを整えてあげることで、心も体も健康に過ごせます。

睡眠は柴犬の元気の源。あなたの愛犬にも快適な眠りをプレゼントしてあげましょう。

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