柴犬の体長の測り方と平均サイズ!子犬・成犬別の目安を徹底解説

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柴犬を迎えると「うちの子って平均より大きい?小さい?」と気になるもの。

体長を正しく測ることで、成長の記録や洋服・クレート選びにも役立ちます。

この記事では、柴犬の体長の測り方や平均サイズ、測定時のコツをわかりやすく解説します。

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目次

柴犬の体長の測り方

柴犬の体長は胸からお尻までを測る

魚などは口の先から尻尾までを「体長」として測りますが、犬の場合は異なります。

犬は「胸からお尻まで」の長さを「体長」とします。


柴犬の体長を測る際は、直立した状態で!

そして測り方も決まっていて、「直立した状態」で測ることとなっています。

実際に私もうちの犬で体長を測ってみましたが、黙って立っていてもらうのって意外に難しいと思いました。

もたもたしていると、「どうしたの? 何持ってるの?」 と、顔だけニュイーンと曲げてきたりするから、身体が曲がって測れなくなります。

考えた結果、以下のようにして測ってみました。


体長を測る基準点を決める

前肢の一番上の骨を起点とし、後肢の一番出っ張った骨を終点にしました。


正確な「体長」とは若干測り方の誤差が出ますが、明確な基準点があった方が、ブレずに測れるように思いました。


メジャーをある程度まで伸ばしておいて、本体を犬の前に置く

ある程度出すのは、メジャーを引っ張り出す時の音に犬が反応してしまうから。

そして、目の前に置かれたメジャーの本体に気が向くように(前を向くように)誘導するためです。


体長を測る

案の定、うちの犬は目の前のメジャーに気を取られて匂いを嗅ぎだしたので、その隙に測りました。

もしそれでもうまくいかないようであれば、二人一組でどちらかが犬の前に立ち、気をそらせている間に測るのも良い方法です。

ちなみに、柴犬ではないのであまり参考にはなりませんが、チワワ、シー・ズー、ミニチュア・ピンシャーのミックス犬のうちの犬(体重5.3kg)の体長は30cmでした。

柴犬の平均体長

柴犬は、体高(地面から背中までの高さ)よりも、若干体長の方が長い犬です。

さらにメスの方がオスよりも5%ほど胴が長めになります。

平均的な体長は以下の通りです。

柴犬の月齢別 体長と体重の平均目安

スクロールできます
月齢体長(cm)体重(kg)成長の特徴
1ヶ月約20cm約1.0kg生後すぐの赤ちゃん期。まだ足元がふらつく。
2ヶ月約25cm約2.0〜2.5kg授乳から離乳へ。活発に動き始める。
3ヶ月約28cm約3.0〜4.0kg子犬らしい体型に。社会化期のスタート。
4ヶ月約30cm約5.0〜6.0kg胴が伸びて体長が明確に。毛量も増える。
5ヶ月約33cm約6.0〜7.0kg体つきがしっかりし始め、顔立ちも大人っぽくなる。
6ヶ月約35cm約6.5〜8.0kg成犬サイズの7〜8割に達する。去勢・避妊の検討時期。
7〜8ヶ月約38cm約8.0〜9.0kg成長スピードがゆるやかに。骨格が安定。
9〜10ヶ月約40cm約9.0〜10.0kg体格・筋肉が整い、ほぼ成犬サイズに。
1歳(成犬)オス約42〜45cm約10〜11kg胴がやや長め。毛量が多く見た目も大きく見える。
1歳(成犬)メス約38〜42cm約7〜9kg胴はオスより約5%長い傾向。骨格はやや細め。
シニア期
(8歳以降)
約40cm前後
(変化少)
約8〜10kg筋肉量が減少。姿勢や体重の変化に注意。

オスとメスの差はある?

一般的にメスの柴犬はオスよりも胴がやや長めになる傾向があります。

数値で見るとおよそ5%前後メスの方が体長が長いとされ、オスが40〜45cmほどに対し、メスは35〜42cmほどです。

ただし個体差も大きく、骨格や筋肉量によって見た目の印象が逆になることもあります。


💡 補足

  • 「体長」は胸の前端〜お尻の付け根までの直線距離。
  • 体重よりも体長の方が成長段階を把握しやすいこともあります。
  • 成長期は1〜2ヶ月ごとの測定記録をつけておくと、異常の早期発見に役立ちます。

豆柴の月齢別 体長と体重の平均目安

豆柴とは、柴犬の中でも特に小柄な個体を繁殖して作られた小型タイプの柴犬です。

成犬でも体長35cm前後・体重6kgほどにとどまるのが特徴です。

正式な犬種名ではなく正式には「柴犬」ですが、一般に認知されている呼び名で人気があります。

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月齢体長(cm)体重(kg)成長の特徴
1ヶ月約18cm約0.8kg授乳期の赤ちゃん。まだ歩行が不安定。
2ヶ月約22cm約1.5kg離乳開始。動きが活発に。
3ヶ月約25cm約2.0〜2.5kg子犬らしいバランスのとれた体型に。
4ヶ月約27cm約3.0kg胴が少し伸びてくる。乳歯が生え揃う頃。
5ヶ月約29cm約3.5〜4.0kg成犬サイズの6〜7割。毛量が増えてくる。
6ヶ月約30〜32cm約4.0〜4.5kg成長が落ち着き始める。体つきがしっかりしてくる。
7〜8ヶ月約33cm約4.5〜5.0kg骨格が固まり始め、成犬に近づく。
9〜10ヶ月約34〜35cm約5.0〜5.5kg体型バランスが整い、ほぼ成犬サイズに。
1歳(成犬)オス約35〜37cm約6.0kg前後胴がやや長めで、体つきがしっかり。
1歳(成犬)メス約33〜35cm約5.0kg前後骨格がやや華奢で軽やかな印象。
シニア期(8歳以降)約33cm前後(変化少)約4.5〜5.5kg筋肉量が減りやすく、姿勢維持がポイント。

💡 豆柴の場合のポイント

  • 成犬になっても35cm前後の体長で止まる子が多く、小型犬寄りの体格。
  • 体重よりも体長・胸囲を基準に洋服やキャリーサイズを選ぶと失敗が少ない。
  • 成長期(〜6ヶ月)までは月ごとに測定しておくと、異常の早期発見につながります。


柴犬の体長を測るときに注意したい3つのポイント

測定時の姿勢と環境を整える

体長を正確に測るためには、姿勢と環境づくりが大切です。

床が滑ると前脚や後脚がずれてしまうため、滑りにくいマットの上などで測定しましょう。

また、尻尾を下げてリラックスした姿勢で測ると安定します。

興奮している状態では体が反ったりねじれたりするため、散歩後やおやつタイムなど、落ち着いた時間を選ぶのがコツです。


メジャー以外のおすすめ測定グッズ

メジャーを怖がる柴犬も多いので、柔らかい布製メジャーやペット用ボディメジャーを使うと安心です。

最近では「ペットスケール+スマホ連携アプリ」で体重と体長を同時に記録できるツールも登場しています。

複数回の測定データを残しておくと、体調変化の早期発見にもつながります。


測定を記録しておくメリット

体長の変化は成長だけでなく、筋肉量や体調の変化を知る手がかりにもなります。

例えば運動量が減って体長が短く見えるようになった場合、姿勢や筋肉の衰えが進んでいる可能性があります。

定期的に記録しておけば、理想体型を維持する目安になりますし、動物病院で相談する際にも役立ちます。

柴犬の体長の測り方【まとめ】

柴犬の体長は体重と同じくらい大切な健康指標です。

定期的に測ることで、成長の様子や体型の変化を把握できます。

子犬の成長記録や洋服選びの参考に、ぜひ測定を習慣化してみてください。

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