アロワナの飼育許可が必要な種類とは?水槽サイズ・飼育難易度を徹底解説!

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アロワナは美しいフォルムと迫力ある泳ぎから「龍魚」と呼ばれる人気の観賞魚です。

ですが、種類によっては飼育に許可や届出が必要な場合もあります。

この記事では、アロワナの飼育環境、水槽サイズ、飼育難易度、そして許可が必要な種類とその手続き方法まで詳しく解説します。

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目次

アロワナに飼育許可は必要なの?

アジアアロワナ

アロワナの飼育許可が必要なのは「アジアアロワナ」のみ。

他のアロワナならば飼育に許可は必要ありません。

アジアアロワナは国際希少野生動植物種に指定されているため、購入した、譲り受けたら30日以内に自然環境研究センターへ届出書を提出することが義務付けられています。

アジアアロワナの飼育許可と届出方法

アジアアロワナを飼育する場合、国際希少野生動植物種(CITES附属書Ⅰ)に該当するため、特別な手続きが必要です。

日本ではワシントン条約に基づく規制により、国内での流通には繁殖証明が付いた個体のみが取引可能となっています。

違法に輸入された個体や証明書のない個体を飼育することは法律違反となります。

届出の流れ

  1. 販売店やブリーダーから購入する際にCITES証明書を受け取る
    この証明書にはシリアルナンバーが記載されており、アジアアロワナ固体と紐付けされています。

  2. 30日以内に自然環境研究センターへ届出書を提出
     ・「特定国際種の登録申請書」を作成
     ・CITES証明書の写しや購入証明を添付
     ・郵送または持参で提出

  3. 登録票の交付を受ける
    登録票はアジアアロワナ1匹ごとに発行され、飼育中は必ず保管しておきます。

登録票が必要な場面

・展示会やイベントでアロワナを持ち出すとき
・第三者へ譲渡、販売する際
・死亡した際の届け出


無許可飼育の罰則

登録を行わずに飼育した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。

また、違法飼育が判明した場合はアロワナの没収などの行政措置が取られることもあります。


ポイント

・アジアアロワナは必ず「登録済み個体」であることを確認
・購入後は速やかに届出
・登録票は紛失しないよう厳重に管理


アジアアロワナ以外の主なアロワナの種類

アロワナには複数の種類がいて、前述のようにその中で許可が必要なのはアジアアロワナだけです。

それ以外は許可不要で飼育できます。

主な種類は以下の通りです。

  • シルバーアロワナ(Osteoglossum bicirrhosum)
    南米原産。最大1mを超える大型種で、値段は比較的手頃(数千円〜数万円)。流通量が多く、初心者にも人気。

  • ブラックアロワナ(Osteoglossum ferreirai)
    南米原産。幼魚時は黒と黄色の美しい模様を持ち、成長とともに銀色に変化。流通はシルバーほど多くないが、許可不要で飼育可能。

  • ジャーディニアロワナ(Scleropages jardinii)
    オーストラリア原産。銅色や赤銅色の鱗が特徴。気性が荒く、単独飼育向け。許可不要。

熱帯魚ショップ・ペットショップでの流通傾向

シルバーアロワナ

国内の一般的な熱帯魚ショップでよく見かけるのはシルバーアロワナとブラックアロワナです。

これらは安価で仕入れやすく、初心者にも販売しやすい種類だからです。

アジアアロワナは高級魚で、数十万円〜数百万円の価格帯が主流。登録証明(CITES証明書)が必須のため、高級熱帯魚専門店や一部の大型ペットショップでのみ販売されています。

つまり、流通量の多さ=許可不要のアロワナ(特にシルバーアロワナ)が圧倒的です。

アジアアロワナは流通量は少ないものの、観賞魚ファンの憧れとして根強い人気があります。

アロワナの飼育環境に必要なもの

アロワナの飼育環境は適正水温、適正サイズ以外は他の魚を飼育するのと変わりません。

水槽

アロワナの飼育には最低でも150センチ程度のとても大きな水槽が必要です。

調べてみるとアロワナ用の水槽や、水槽とろ過器、水槽台がセットになっているものなどを販売しているところもあるので、そちらで購入しても良いでしょう。

費用は掛かります。

一部中古品にしても水槽フィルターなど一式そろえるのに10万以上かかります。

ヒーター

ヒーターは水槽サイズに合わせた大型のものでも構いませんが、中型のものを2つ使用することをおすすめします。

理由はヒーター1つだと故障した際に一気に水温が下がってしまいますが、2つあれば急激な温度変化は防げます。

アロワナは大きな体で力強いジャンプをします。

飛び出し事故で死んでしまうアロワナも多いので、蓋は必須。

ただ蓋を乗せるのではなく、上から重しを乗せる、ボルトなどで止めることが出来る蓋の方が飛び出し事故は防げます。

フィルター

アロワナは肉食の魚なので、餌も肉食性のものを与えます。

肉食性の餌はとても水を汚しやすいです。体も大きいのでそれなりにフンもします。

フィルターはろ過能力の高いものを使用しましょう。

アロワナ飼育にはオーバーフロー式のろ過装置が推奨されています。

照明

照明は鑑賞性を上げるだけではありません。

照明の点灯時間を日照時間に合わせることにより、アロワナの体内時計を日照時間にあわせます。

人間と同様アロワナも規則正しい生活を送ることによって健康に過ごせます。

また照明はアロワナを大きく成長させ、色鮮やかにする色揚げ効果もあります。

アロワナの飼育難易度は?難しい?

ある程度育ったアロワナの飼育難易度は高くないが、時間もコストも場所も必要。

鱗の欠けや目垂れなどをせずに飼育したい場合は難易度がものすごく上がるようですが、ただ元気に育てたい場合は難しくないようです。

アロワナの幼魚から育てる場合はすごく難しいと言われています。

やはり体が丈夫ではない分気を使います。

最低でも15センチを超えていれば、飼育の難易度はぐっと下がります。

難易度が下がっても他の魚と同様に導入時の水合わせは慎重に行いましょう。

成魚のアロワナの場合、水合わせの時も水替えの時も大量の水が必要で重さもあります。

手間で大変な作業ではありますが、水合わせの失敗はアロワナの死につながりますので必ず慎重に行いましょう。

水合わせもかなり時間がかかりますので、購入したアロワナが酸欠にならないように水合わせ中もエアレーションしてあげましょう。

水槽導入後も水替え時に水を多く変え過ぎないように少量をこまめに換えるようにしましょう。

ここは他の魚も同様だと思いますが、アロワナ飼育には餌に注意が必要です。

アロワナが人口餌をいつも食べてくれれば飼育は楽なのですが、餌が合わない、食べ飽きたなどで食べなくなることも多いようです。

自然界のアロワナは魚や昆虫などを食べる肉食魚。なるべく生餌があると良いです。

ザリガニ、カエル、メダカ、コオロギなどを用意しておくと良いでしょう。

FAQ|アロワナの飼育や許可に関するよくある質問

アジアアロワナの飼育は難しいですか?

アジアアロワナは大型魚であり、飼育難易度は中〜上級者向けとされています。最大で60cm以上に成長するため、最初から120cm以上の大型水槽が必要です。また、水質の急変に弱く、ろ過設備や定期的な水換えが重要になります。さらにジャンプ力が強いため、しっかりとしたフタも必須です。設備さえ整えれば丈夫な魚ではありますが、初期投資と管理の手間がかかる点を理解しておく必要があります。

紅尾金龍とはどんなアジアアロワナですか?

紅尾金龍はアジアアロワナの中でも人気の高い品種で、体の後方から尾びれにかけて赤みを帯びた金色の体色が特徴です。成長とともに鱗の光沢が強くなり、美しい金色に輝く個体も多く見られます。比較的流通量も多く、価格帯は数万円〜数十万円と幅がありますが、血統や発色によって大きく変動します。見た目の華やかさから、観賞魚として非常に人気の高い種類です。

アジアアロワナの寿命はどのくらいですか?

アジアアロワナの寿命は一般的に10〜20年ほどとされており、適切な環境で飼育すれば長期間楽しむことができます。水質管理や餌のバランス、ストレスの少ない環境を維持することで寿命は大きく左右されます。特に大型魚は成長に伴い飼育環境も変化させる必要があるため、長期的な飼育計画が重要です。寿命が長い分、最後まで責任を持って飼育できるかも考えておく必要があります。

アジアアロワナを届出なしで飼育するとどうなりますか?

アジアアロワナはワシントン条約の対象種であり、日本では登録証(個体識別証明書)の所持が義務付けられています。これを持たずに飼育すると、法律違反となる可能性があります。購入時には必ず登録証が付属している個体を選び、紛失しないように保管することが重要です。また、譲渡や販売の際にも登録情報の手続きが必要になるため、正規ルートでの入手と管理が求められます。

アジアアロワナにはどんな餌を与えればいいですか?

アジアアロワナは肉食性で、小魚やエビ、昆虫類、人工飼料などを食べます。若魚のうちは冷凍アカムシや小型の餌魚を中心に与え、成長に応じて餌のサイズを大きくしていきます。栄養バランスを考え、特定の餌に偏らないようローテーションするのが理想です。また、生き餌ばかり与えると偏食になることもあるため、人工飼料にも慣らしておくと管理がしやすくなります。

アロワナ飼育にはどのくらいの費用がかかりますか?

アロワナ飼育には初期費用と維持費の両方がかかります。水槽やフィルター、ヒーターなどの設備だけでも数万円〜十数万円ほど必要になり、個体価格も種類によっては高額です。さらに電気代や餌代、水質維持のための消耗品費などが継続的に発生します。大型魚であるため設備も大型化しやすく、一般的な熱帯魚よりコストは高めになります。

ナイルアロワナの飼育で注意することは?

ナイルアロワナは非常に大型になる種類で、1m近くまで成長することもあります。そのため家庭での飼育は難易度が高く、非常に大きな水槽や強力なろ過設備が必要です。また性格もやや荒く、混泳には向かない場合が多いです。成長速度も速いため、早い段階で設備を整えておかないと対応できなくなります。飼育する場合はスペースと設備の確保が前提となります。

アロワナは90cm水槽で飼育できますか?

幼魚のうちは90cm水槽でも飼育可能ですが、成長するとすぐに手狭になります。アロワナは体長が大きくなるだけでなく、泳ぐスペースも必要とするため、最終的には120cm以上の水槽が必要です。90cm水槽はあくまで一時的な飼育環境と考え、早めに大型水槽へ移行する前提で飼育するのが安全です。

アロワナの適切な水温はどのくらいですか?

アロワナの適正水温はおおよそ26〜30℃です。この範囲を安定して保つことで、消化や免疫機能が正常に働きやすくなります。水温が低すぎると食欲不振や体調不良の原因になり、高すぎても酸欠やストレスのリスクが高まります。ヒーターや水温計を使って常に一定の温度を維持することが重要です。

アロワナは屋外で飼育できますか?

日本の気候では屋外飼育は基本的におすすめできません。アロワナは高水温を好む熱帯魚のため、冬場の低温で体調を崩したり死亡するリスクがあります。また急激な水温変化や外敵、雨による水質変化なども大きなストレスになります。年間を通して安定した環境を維持できる室内飼育が基本です。

グリーンアロワナやアルビノシルバーの飼育難易度は?

グリーンアロワナやアルビノシルバーアロワナは、アジアアロワナと比べると比較的入手しやすく、飼育難易度もやや低めとされています。ただしどちらも大型魚であるため、広い水槽や適切な設備が必要な点は変わりません。特にシルバー系は成長が早く、すぐに水槽サイズが不足しがちです。初心者でも飼育は可能ですが、事前に設備と成長後のサイズを理解しておくことが重要です。

アロワナの飼育環境【まとめ】

アロワナは他の熱帯魚に比べて大型で、飼育には広い水槽や安定した環境が必要です。

特にアジアアロワナは許可と届出が義務付けられているため、購入後は必ず登録を行いましょう。

時間や費用はかかりますが、しっかり環境を整えれば長く美しい姿を楽しむことができます。

安全で適切な環境を整えて、大切なアロワナとの生活を楽しんでください。

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