アロワナの鱗について剥がれる・溶ける原因は何?再生することはあるのか紹介!
1億年以上前から存在する古代魚として知られるアロワナ。
そんなアロワナは龍のような見た目から「龍魚」と呼ばれるロマンあふれる観賞魚です。
飼育に費用も手間もかかるアロワナですが、一度は飼育してみたい、飼育されている方も多いと思います。
アロワナに多いトラブルとして鱗が剥がれる、溶けるという情報があります。
今回はアロワナの鱗が剥がれる、溶ける原因について、放置しても大丈夫?という疑問を調べてみました!
アロワナの鱗が剥がれる原因
主に水質悪化とレイアウトにぶつかり鱗が剥がれることがあるようです。
他にもストレスや病気になった場合も鱗が剥がれてしまいます。
アロワナの鱗は結構はがれやすいと言われていますが、深くえぐれ傷になっている場合を除きほとんどの場合再生します。
中途半端に鱗が剥がれている場合も自然と剥がれてキレイに再生するようです。
アロワナの鱗が溶ける原因
アロワナの鱗が溶ける原因ははっきりとは解明されていませんが、主に水質悪化や細菌感染で起こると言われています。
アロワナの鱗が溶けると鱗が欠けているように見え、表面がギザギザ、ガジガジに見えます。
このことから「ガジガジ病・鱗ガジガジ病」などと呼ばれています。
病と付いていますが放っておいても死ぬ病気ではありません。
あまりにアロワナの鱗が溶けて欠けている場合、手術で鱗を抜く場合もあります。
鱗剥がれと同様にきちんと再生してくれますが、心配な場合はまずは水換えから行い、塩浴・薬浴をしても良いでしょう。
溶けているのが鱗だけならば問題ありませんが、ヒレなどが溶けて内出血を起こしている場合は尾ぐされ病という別の病気を発症しています。
その場合は放置してはいけません。程度によっては塩浴や薬浴で治療してあげましょう。
アロワナの鱗のみが剥がれた、溶ける、という場合すぐに薬浴で完全治療してあげようとしてはいけません。
アロワナは非常に薬に弱い魚と言われていて、軽度ならば水換えと塩浴で元気になります。
重症になってしまうと手遅れなので、見極めが難しいですがその時は薬を使用しましょう。
アロワナに薬を使用する際に薬は規定量の1/3程度、1週間ほど様子を見ます。
規定量の半分でも死んでしまうと言われていますので、1週間経っても良くならないからと薬の追加はやめましょう。
良くならない場合はもう1週間、水を換えてまた同じ量の薬で薬浴です。
アロワナの鱗が剥がれても再生します
先ほども紹介しましたが、アロワナの鱗が剥がれても健康上問題なく放置しても再生します。
再生する速さは幼魚の方が早く、剥がれ方にもよりますが2週間程度で再生します。
成魚の場合だと数か月程度時間がかかり、高齢のアロワナになると再生しない場合もあります。
再生するからと、剥がれたまま何もしないのはいけません。
剥がれた場所や傷口から最近が入り病気になる場合もありますので、こまめな水換えとアロワナの観察を怠らないようにしましょう。
この時の餌はコオロギやメダカなど栄養価の高い餌が鱗の再生に良いとされています。
アロワナの鱗が剥がれる溶ける原因は解明されていませんし、鱗が剥がれないように飼育することは難しいと言われています。
効果的な予防方法があるとすれば水換えをサボらないことだと思います。
アロワナの鱗【まとめ】
アロワナの鱗が剥がれる溶ける原因や再生するか紹介しました。
アロワナの鱗が溶けることはよくあるようですが、ほとんどの場合再生するから問題ないと言われていました。
初めて知りましたが、アロワナの鱗を抜く手術などもあるようですね。
とても痛そうなので出来れば日頃のお世話で鱗が欠けるようなことが無いようにしたいです。