金魚の水槽はすぐ汚れる?原因と対策、きれいに保つ季節ごとのコツ

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金魚を飼育していると「どうしてこんなにすぐ水槽が汚れるの?」と悩む方は多いでしょう。

実は金魚の習性や季節ごとの環境変化が大きく関係しています。

この記事では、水槽が汚れる原因と具体的な対策、さらにきれいな環境を維持するための季節ごとの工夫を紹介します。

金魚を美しく元気に育てたい方に役立つ内容です。

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目次

金魚の水槽がすぐ汚れる原因とは?

金魚の水槽はすぐに汚れることから、金魚の水質管理は熱帯魚よりも難しいと言われています。

熱帯に住むと言われている熱帯魚よりも水質管理が難しいなんて意外ですよね。

水温ではありません、水質(水が綺麗か、飼育に適した水か)です。

それはなぜかというと、金魚の大食いが原因です。

金魚は満腹になりにくいことから、出された餌は出されたそばから食べるという大食いで有名です。

大食いの分食べた後のフンも凄まじいです。

金魚のフンは他の観賞魚と比べて長く、量も多いです。

このフンこそが水質を悪化させる原因なのです。

食べるからと言ってあげ過ぎるのは水質だけではなく、金魚にも負担がかかります。

餌は1日1.2回1分間で食べきれる量が理想です。

食べ残しも水質悪化の原因になりますので、ちょっと少ないかなくらいで大丈夫です。

金魚は大食いですが、1週間食べなくても生きていられるような観賞魚です。

なので極端に痩せている、栄養不足が見られなければ大丈夫です。

以上は水槽に適した金魚の飼育数での話になります。

もし餌も適正量与えているのにすぐ汚れる、という方はもしかしたら金魚が同じ水槽に多くいるからかもしれません。(過密飼育)

水槽に適した金魚の飼育数よりも多く飼っている場合は水質悪化が起こりやすいです。

単純に金魚が多すぎてフンも多すぎる、水槽のろ過も間に合っていないということですね。

金魚の水槽がすぐ汚れる時の対策

餌の量の見直し、フンを見つけたらこまめにスポイトなどで取り除く、過密飼育の場合は水槽内の金魚を減らす。

先ほどはフンによって金魚の水槽がすぐ汚れる、ということを紹介しました。

それについての対策を紹介します。

・フンを抑えるために餌の量を見直す、減らす
・フンを見かけたら除去
・水槽から金魚自体を少なくする

上記をすることによって金魚の水槽がすぐ汚れる、ということが少なくなると思います。

市販されている金魚の餌には「水をきれいに保つ」などの売り文句で販売されているものもあります。

こちらは水質悪化を減らすという目的で作られた人口餌なので取り入れても良いかもしれませんね。

だからと言ってあげ過ぎないように注意してください。

金魚の水槽をきれいに保つコツ

ろ過装置の導入

ろ過装置を導入していない方はろ過装置を取り入れましょう。

長く水槽内をきれいに保つ為にはろ過装置、ろ過バクテリアがあると良いです。

また、ろ過装置はあるのにすぐ汚れてしまうような方は、フィルターが目詰まりを起こしていたり、フィルターが汚れ切っている可能性がありますので一度見てみると良いかもしれませんね。

またフィルターは水槽にあっていますか?

大きい水槽にも関わらず小さなフィルターを使用していませんか?

フィルターにも種類があり、適した水槽、適したろ材が必要です。

ろ過バクテリアの導入

次はろ過バクテリアですね。

水槽内の食べ残しや有害物質を分解してくれるろ過バクテリアは目で見ることは出来ませんが生き物です。

水槽に定着して増やすことが出来ます。

またろ過バクテリアが含まれた水の汚れ対策グッズなども市販されているので、手軽にバクテリアを水槽内に入れることが出来ますので活用しても良いでしょう。

ろ過装置、ろ過バクテリアが定着、きちんと活動してくれればすぐに水が汚れる、ということが少なくなります。

もちろん先ほど紹介した餌の調整、フンの除去もきちんと行いましょう。

コストは少しかかりますが、とても手軽に水質維持が出来、水替え頻度も減らすことが出来ますのでおすすめします。

季節ごとに変わる金魚水槽の汚れ対策

夏場の汚れやすさと対策

夏は水温が上がりやすく、金魚の代謝も活発になるためフンの量が増え、水槽が特に汚れやすくなります。

さらに高温はバクテリアの活動を不安定にするため、水質悪化も急速に進みます。

夏場は通常よりこまめに水換えを行い、日差しの直射を避けて涼しい場所に水槽を設置すると良いでしょう。

また冷却ファンやエアレーションを導入することで、酸素不足による汚れや金魚のストレスも防げます。

冬場の水質悪化と注意点

冬は水温が低下することで金魚の活動量や食欲が落ち、フンの量自体は減ります。

しかし水温低下によりろ過バクテリアの働きが鈍るため、食べ残しや少量のフンでも水質が悪化しやすくなります。

水換えを怠るとアンモニアや亜硝酸が蓄積しやすいので、冬場も定期的な水換えは欠かせません。

ヒーターを用いる場合は設定温度を安定させ、水質の急変を防ぐことも重要です。

春と秋の水換えタイミング

春や秋は水温が安定しやすい一方で、気温差が激しい日には水温が変動して金魚の体調に影響を与えやすくなります。

季節の変わり目は餌の食べ残しを放置せず、普段よりも水換え頻度を少し高めるのが安全です。

またこの時期は金魚の繁殖シーズンとも重なるため、抱卵や産卵による活動増加で水が汚れやすくなります。

繁殖期には特に丁寧な掃除とろ過装置の点検が求められます。

金魚の水槽がすぐ汚れる原因と対策【まとめ】

金魚の水槽はフンや食べ残し、さらには季節による変化で驚くほど早く汚れてしまいます。

餌の調整やろ過装置の活用に加え、夏・冬・春秋それぞれの環境に応じた工夫が欠かせません。

きれいな水槽は金魚の健康を守るだけでなく、美しい姿を楽しむための基本です。

他の飼育記事も参考にしながら、長く快適に飼育できる環境を整えてみてください。

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