オトシンクルスが暴れる原因3選と対策|水合わせ・病気・酸欠まで徹底解説!

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水槽に貼りついてコケを食べる姿が愛らしいオトシンクルス。

しかし、普段はおとなしいはずのオトシンクルスが突然激しく暴れることがあります。

水合わせの失敗、病気、酸欠など原因は様々ですが、中には命に関わるケースもあります。

この記事では、オトシンクルスが暴れる原因とそれぞれの対策を詳しく解説します。

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目次

オトシンクルスが暴れる原因3選

水槽導入直後

オトシンクルスが暴れる原因は様々です。

水槽導入直後に暴れている場合は2つ理由があります。

1つ目は新しい環境に慣れていない為です。

1週間もすれば環境に慣れて落ち着いてくるので安心して見守りましょう。

水槽の大掃除後やレイアウト変更時も同様に暴れることがありますが、これも環境の変化によるものなので問題ありません。

2つ目は見極めが難しいのですが、水合わせに失敗している場合です。

初めてオトシンクルスを飼育する際は比較できるオトシンクルスがいないのでわかりづらいのですが、水合わせ失敗の時の暴れ方はかなり激しいもののようです。

この場合は残念ですが助かりません。

暴れまわった後に急にぐったりして動かなくなることがほとんどです。

オトシンクルスは水質変化に弱い魚と言われていて、いつもより慎重な水合わせが必要です。

オトシンクルスに適した温度は25℃前後、水質は弱酸性~中性に合わせてあげましょう。

突然の病気や不調

今まで何も無かったのにいきなり暴れだす場合は病気かもしれません。

白点病という病気はご存じでしょうか。

白点病は寄生虫が体に寄生することによって、そのままにすると最悪死んでしまう病気。

症状は体に白い点が見られ、魚の体がかゆくなり最終的に体が真っ白になって死んでしまいます。

症状によって体がかゆくなり、オトシンクルスが水槽のレイアウトに体をこすりつけるように泳ぎ回ります。

オトシンクルスがこのような泳ぎ方をしていて、体に白い点が見られたら白点病にかかっている可能性が高いので、早めに治療してあげてください。


酸素不足による暴れ行動

オトシンクルスが突然激しく泳ぎ回る原因のひとつに、酸素不足があります。

特に夏場や高水温時は水中の溶存酸素量が減りやすく、過密飼育や水面の動きが少ない水槽では酸欠が起こることがあります。

酸欠になると、水槽内を落ち着きなく泳ぎ回ったり、水面付近で頻繁に呼吸しようとする行動が見られることがあります。

この場合の対策としては、まずエアレーションを強化し、水面を動かして酸素を供給しましょう。

外部フィルターを使用している場合は吐出口の向きを水面に近づけるだけでも酸素供給量が増えます。

また、高水温であれば水槽用の冷却ファンを設置して温度を下げることも有効です。

酸欠は病気のように治療薬を使う必要はありませんが、放置すると弱ってしまうため、早めの対応が重要です。

オトシンクルスが暴れる対策

オトシンクルスが暴れる原因から対策をしてみましょう。

新しい環境に慣れないのは仕方がありません。

水合わせは慎重に!

水槽導入時には慎重な水合わせをしましょう。

オトシンクルスは水質の変化に弱いと言われている魚なので、水合わせは必ず行いましょう。

水合わせの失敗が少ないのは点滴法、チューブを使用し点滴のように水を合わせていく方法です。

もちろん通常の水合わせでも問題ありませんが、水を捨てて新しい水を入れるペースをゆっくりと行いましょう。

水を入れ替える量も少なめに、一度に多くの水を入れ替えるとphショックを起こしてしまいます。

その際酸欠にならないように水合わせ用のバケツにエアレーションを入れて置きましょう。

水合わせが完了したら、次はオトシンクルスに合わせた環境を整えてあげます。

先ほど紹介した白点病の原因は外部からの持ち込みの他、免疫力低下・水質悪化・低水温だとかかりやすいと言われています。

適切な水温設定

オトシンクルスにはヒーターを通年25℃に設定。

こまめな水換えと、掃除の際はなるべく底材を舞い上げないようにすると良いです。

底材と一緒に汚れも舞い上げてしまい、そこから病気になった魚もいるようです。

それでも病気になってしまった場合、治療が早ければ助かる可能性は充分あります。

日頃からオトシンクルスを観察して、様子がおかしければ塩浴だけしてみるのも良いですね。

オトシンクルスが暴れる原因と対策【まとめ】

オトシンクルスが暴れる理由は、環境変化、病気、酸欠など多岐にわたります。

水合わせを丁寧に行い、水温・水質を安定させ、酸素量を確保することで暴れるリスクは大きく減らせます。

日々の観察と早めの対策で、オトシンクルスの健康と安定した水槽環境を守りましょう。

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