トイプードルの爪切りのやり方と注意点|初心者でも安全にできるコツを解説!

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トイプードルの爪切りに不安を感じる飼い主さんは多いもの。

ですが、正しい道具と手順を知れば自宅でも安全にできます。

この記事では初心者でも失敗しないコツと、安全に切るためのポイントをわかりやすく解説します。

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目次

トイプードルの爪切りのやり方

いつから始める?

トイプードルの爪は放っておくとどんどん伸びるため、定期的なケアが大切です。

怖がらせないためにも、子犬のうちから少しずつ慣らすことがポイント

最初は前足や後ろ足の肉球に触れる練習から始め、慣れてきたら安全カバー付きの犬用爪切りを足先に軽く当てるなどして感覚に慣らします。

爪を切るときは1日1本ずつでOK。

無理せず少しずつ進めましょう。

切れたらたくさん褒めておやつを与えることで、「爪切り=いいこと」と学習します。

飼い主が落ち着いて優しく接することが、上手に爪切りする一番のコツです。


頻度

トイプードルの爪は、散歩で多少削れますが完全には減りません。

1〜2ヶ月に1回を目安に定期的なケアが必要です。

慣れていないうちは、1日に数本ずつ切るとストレスを減らせます。


爪はどこまで切る?安全な長さの目安

トイプードルの爪は、血管(クイック)と呼ばれる赤い部分の手前までが安全な範囲です。

この血管を誤って切ると出血してしまうため、白い部分の先端を少しだけ切るのが基本です。

黒い爪の子は血管が見えにくいため、1回に1〜2mmずつ少しずつカットし、断面の色が変わったらそこでストップしましょう。

安全な長さの目安は、爪が地面に触れず軽く浮いている程度。

歩いたときにカチャカチャ音がしなければ、ちょうどよい長さです。

深く切らず、地面に当たらない程度に爪先だけをカットしましょう。


血が出た場合

もし血管を切ってしまった場合は、ティッシュで数分間押さえ、出血が止まらないときは獣医に相談します。

また、深爪を防ぐコツとして、爪を切った後にやすりで整えるのも効果的です。

角を丸くしてあげることで、カーペットや洋服への引っかかりも防げます。


手順

トイプードルの爪の切り方のコツや初心者向けの切り方の後は手順を見てみましょう!

犬専用の爪切りとやすりを準備します。

切り口を滑らかにするためやすりを使うことで引っかかりを防ぎます。

これは人間用で代用もできます。


手順1

落ちて怪我をしないよう低めの台に立たせます。

この時、脇でトイプードルの胴体を挟みます。

固定されることで爪切りが見えにくくなるので嫌がるのを防ぐことができます。


手順2

肉球を押し、爪を切っていきます。

毛でうもれてしまう場合もあるので神経を傷つけないためにも爪をしっかりだし先端から切っていきます。

切断面が白から透明の色に変わってきたらやめましょう。
血管が近いサインです!

万が一神経を切ってしまった時は慌てず止血としてティッシュなどで抑え数分間、待ちまちましょう。

ですが止まらない場合、病院で診てもらいましょう!


手順3

爪切り後のやすりで断面を削り、ざらつきを取り完了となります。

たくさん褒めてあげ、ご褒美のおやつを忘れないでくださいね!

途中飽きてきた時は休憩を入れましょう!


コツ

切る順番は後ろ足からが◎。前足は特に敏感なので無理は禁物です。

嫌がる場合は中断し、落ち着いてから再挑戦を。

フローリングで「カチャカチャ」と音がするようなら、それが切りどきです。


よくある失敗と安全対策

深爪してしまったときの応急処置

トイプードルの爪には血管と神経が通っており、うっかり深爪すると出血することがあります。

焦らずティッシュやガーゼでしっかり押さえ、止血剤(クイックストップなど)を使うと安心です。

出血が止まらない場合や痛がる様子があるときは、そのまま動物病院へ。自宅で処置しようとせず、専門家に任せることが大切です。


爪を切る頻度の目安とタイミング

トイプードルの爪は伸びやすく、特に室内での生活が中心だと自然に削れることはほとんどありません。一般的な目安は2〜3週間に1回

「歩くとカチャカチャ音がする」「爪が床に当たる」などのサインを見逃さないようにしましょう。

定期的にチェックすることで、深爪のリスクも軽減できます。


老犬や黒い爪の子への注意点

老犬や黒い爪のトイプードルは血管の位置が見えにくく、若い頃よりも慎重なケアが必要です。

爪先をほんの少しずつ切り、切り口が湿った色になったらそこでストップ。

もし見えづらい場合は、ヤスリで削る方法が安全です。

シニア期の子は関節も弱っているため、抱え方にも注意し、無理な体勢を避けてあげましょう。


トリミングサロンでの爪切り

トイプードルの爪切りに不安がある場合は、トリミングサロンに任せるのが安心です。

プロのトリマーは血管の位置を見極めるのに慣れており、短時間で安全に仕上げてくれます。

爪切りだけの単品メニューを用意しているサロンも多く、料金は500〜1000円程度が相場です。

シャンプーやカットと一緒に頼む場合は、コース料金に含まれていることもあります。

また、サロンでは爪切り後にやすりで滑らかに整える処理をしてくれるため、床や衣服を傷つけにくい仕上がりになります。

暴れてしまう子犬やシニア犬でも、プロが落ち着かせながらケアしてくれるので安心です。

自宅でのケアに慣れるまでは、定期的にサロンを利用して爪の長さを維持してもらうのもおすすめです。

トイプードルの爪の切り方【まとめ】

トイプードルの爪切りは、慣れるまでは怖く感じるかもしれませんが、正しい手順と褒める習慣でスムーズにできます。

月1のトリミング任せでも構いませんが、自宅でのケアができると老犬期も安心です。

まずは1本ずつ、無理せずゆっくり慣らしていきましょう。

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