
犬が頭を押し付けてくる仕草はとても可愛いですよね。
甘えているのかな?不安なのかな?と、気持ちを読み取りたくなるものです。
実はこの行動には複数のサインが隠れており、理由を正しく理解することで愛犬との関係がもっと深まります。
この記事では、犬が頭を押し付けたりこすりつけてくる心理と、注意が必要なケースまで丁寧に解説します。
犬が頭を押し付ける5つの理由

甘えたい気持ちの表れ
もっと飼い主のそばで安心したい、大好きな人に寄り添いたい──そんな気持ちが高まったとき、犬はそっと頭を押し付けてきます。
信頼している相手にしか見せない特別な甘え方です。
なでてほしいアピール
「撫でてよ」とお願いするとき、犬はグッと頭を押し付けてくることがあります。
そっと触れてくる甘えとは違い、押しが強くなるのが特徴です。
撫でるのをやめるとぐいっと押してくる子もいて、可愛いコミュニケーションのひとつです。
かまってほしい欲求
さみしさを感じたときや、もっと構ってほしいときにも、犬は頭を押し付けることがあります。
ただし、要求が強くなりすぎるとわがままに発展することもあるため、メリハリをつけて接してあげることが大切です。
匂いをつけて「自分のもの」アピール
帰宅直後に強く頭を押し付けてくるのは、自分の匂いをつけて安心したい、または不安な匂いを上書きしたい気持ちから。
飼い主の帰宅後に多い行動で、「あなたは私の大切な家族だよ」という犬なりの主張でもあります。
単純に頭や顔がかゆい
甘えとは関係なく、ただかゆいだけという場合もあります。
飼い主に限らず、壁や柱に押し付ける時も同じ理由です。
耳・皮膚のトラブルが隠れていることもあるので、様子が続く場合は注意してあげてください。
犬が頭を押し付けてくるときに注意すべきケース

犬が頭を押し付けてくる理由の多くは甘えや安心からですが、中には体調不良やストレスが原因となるケースもあります。
普段の様子と違う押し付け方をしてくるときは、行動の背景を慎重に見極めることが大切です。
痛みや不調を隠している可能性
犬は痛みを我慢しやすい動物です。
頭や顔をしつこく押し付ける、壁などにも強くこすりつけるような行動が続く場合、耳の炎症・皮膚トラブル・神経症状などが隠れていることがあります。
特に、押し付けた後に元気がない、食欲が落ちる、触られるのを嫌がるといった変化が見られる場合は、早めに動物病院での診察を受けましょう。
不安やストレスのサイン
甘えではなく「守ってほしい」という不安から頭を押し付けることもあります。
来客・騒音・留守番時間の増加など環境変化があった場合、犬は飼い主のそばに身を寄せて安心しようとします。
落ち着かない様子や震え、そわそわした行動を伴うなら、ストレスの蓄積が考えられます。
優しく声をかけ、安心できる環境に整えてあげることが大切です。
要求が強すぎる場合のルール作り
あまりに頻繁に押し付けてくる場合、要求行動がエスカレートしている可能性があります。
可愛いからとすべて応じてしまうと「押し付ければ構ってもらえる」と学習し、飼い主の行動を妨げるような強い要求に変わることがあります。
甘えを受け止めつつも、適度な距離感や「落ち着いたら撫でる」というルールを作ることで、より健全なコミュニケーションにつながります。
犬が頭を押し付ける【まとめ】
犬が頭を押し付ける行動には、甘えや安心の気持ちだけでなく、不安や体調不良が隠れていることもあります。
日常の仕草から気持ちを読み取りながら、必要に応じて環境を整えたりケアしてあげることが大切です。
愛犬のサインを正しく理解し、より良いコミュニケーションにつなげていきましょう。