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テレビやネットで見かけるゴールデンレトリーバーも明るいイエロー系の被毛の犬が多いですよね。
では実際に、ゴールデンレトリーバーの毛色は何種類あるのでしょうか。
人気の毛色や色の変化についてご紹介します。
ゴールデンレトリーバーはアメリカ系とイギリス系で毛色が分かれる
犬の毛色はたいていの場合、色で分かれる説明がほとんどですが、ゴールデンレトリーバーの場合はアメリカとイギリスどちらのゴールデンかによってはっきりと毛色が異なります。
*アメリカ系のゴールデンレトリーバー
私達がイメージするゴールデンレトリーバーの毛色は、ほとんどがアメリカで繁殖されたものになります。
ゴールド、もしくはクリーム色やイエロー系、赤みを帯びたブラウンなどは全てアメリカ系のゴールデンレトリーバーです。
日本で認められているゴールデンレトリーバーも、こちらのタイプになります。
ゴールド、もしくはクリーム色で、胸元のみホワイトを認めるとされているようです。
ゴールド系といっても濃淡に差があるので好みは分かれるようですが、やはり1番人気があるのは少しブラウンの入った一般的なゴールドではないでしょうか。
私が知っているゴールデンレトリーバーもほとんどがこの毛色です。
多頭飼いしている方の家だけが、ブラウンとゴールドの2頭でした。
ブラウンのゴールデンはメスですが、赤毛の艶やかな被毛はとても女の子らしくて、よし優しい印象を与えてくれました。
*イギリス系のゴールデンレトリーバー
こちらはホワイト一色のゴールデンレトリーバーになります。
私は残念ながら見たことがありませんが、写真で見ると見事なホワイトカラーで、アメリカ系とは違った意味で美しさを感じました。
同じ真っ白な大型犬でグレートピレネーズという犬種がありますが、こちらはゴールデンレトリーバーよりもさらに大きく、被毛は少し短めで、美しいというよりは迫力があります。
長毛のゴールデンは毛足が長い分、大型犬でも優雅な印象を受けました。
ホワイトのゴールデンレトリーバーは見かける機会があまりありませんが、日本でも人気があるので飼っている方は比較的多いようです。
出会えたらラッキーですね。
ゴールデンレトリーバーの毛色は変化するの?
どんな犬でも年齢とともに毛色が薄くなり、人間で言うところの白髪混じりのようになることがありますが、ゴールデンレトリーバーでもそうした変化があるようです。
13歳で亡くなった近所のゴールデンレトリーバーも、私が出会った10歳頃にはすでに毛色がクリーム色になっていました。
ちょうど仲良しの犬の集まりで若いゴールデンもいたのですが、濃い茶色が混じったゴールド系で、毛の太さもあり、シニアのゴールデンよりも色に勢いがありました。
シニアのゴールデンも、若いゴールデンの犬と同じ毛色だったと話していたので、年齢を重ねるにつれ、少しずつ本当のゴールドに近づいてきたようです。
これだけで聞くとシニアのゴールデンは年寄りっぽく感じてしまうかもしれませんが、飼い主さんのケアが行き届いていたので、その被毛は太陽の下でキラキラしてとても美しく輝いていました。
ちょうどブロンドの外国人の女性のような光り方です。
ホワイトのゴールデンレトリーバーの場合は、逆に部分的にクリームやブラウンの毛色が出てくるという変化もあるそうです。
完全にゴールドになるわけではないので見た目の印象はホワイトのままですが、気になる方はブリーダーさんから譲り受ける時に確認してみることをおすすめします。
ブラックのゴールデンレトリーバーもいる?!
噂で毛色が真っ黒のゴールデンレトリーバーがいるという話を聞いたので、調べてみました。
写真で見る様子では、確かに長毛種で体つきも大きく、スリムな顔つきのゴールデンレトリーバーに見えます。
実はこの犬、ゴールデンレトリーバーではありません。
同じレトリーバーではありますが、フラットコーテッドレトリーバーという違う犬種なのです。
体の大きさはゴールデンレトリーバーとほとんど変わりませんが、少し体の幅が細いところに違いがあります。
イギリスで発祥した犬で、ゴールデンレトリーバー同様に賢くて友好的な性格です。
フラットコーテッドレトリーバーにはゴールデンのようなゴールドやクリーム色は存在しないそうです。
ゴールデンの黒が欲しい!という方は、フラットコーテッドレトリーバーを探してみると良いかもしれませんね。
ゴールデンレトリーバーの毛色の種類は?【まとめ】
・ゴールド系がアメリカ・ホワイト系がイギリス産出のゴールデンになる
・年齢を重ねるにつれゴールド系は毛色が薄く変化する犬もいる
・ホワイト系は他の毛色が部分的に表れることもある
・ブラックはフラットコーテッドレトリーバーという別の犬種
ゴールデンレトリーバーという犬種自体に人気があるせいか、あまり毛色について考えたことはなかったのですが、毛色の種類を見てみると、ゴールド系、ホワイト系、ブラウン(赤毛)で好みが分かれそうですね。
でもどの毛色も手をかければかけるほど美しく輝く被毛になると聞きます。
美しい体をずっと維持してあげたいですね。