ゴールデンレトリーバーのトイレサイズと室内設置のコツ|しつけ・快適環境まで解説

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大型犬でも室内で快適に暮らせるようにするには、トイレの広さだけでなく環境づくりも重要です。

この記事では、ゴールデンレトリーバーのトイレサイズの目安に加え、しつけや清潔維持のコツまで詳しく紹介します。

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目次

ゴールデンレトリーバーのトイレサイズの選び方

ゴールデンレトリーバーのトイレサイズを選ぶときは、犬の体格だけでなく設置場所や成長スピードも考慮する必要があります。

子犬のうちはケージ内でワイドサイズ(約65×50cm)程度が使いやすく、成犬になったら60〜90cm幅の大型トイレが安心です。

また、囲い付きタイプやプラダン製など、オスの足上げ排泄にも対応できる形状を選ぶと失敗が減ります。

室内飼育では、トイレの「広さ」だけでなく「清潔さ」と「設置場所」も重要なポイント。

子犬のうちはケージに慣れさせよう

大型犬でも、子犬のうちはケージで生活リズムを整えることが大切です。

ケージは休息とトイレの両方が確保できる広さが理想で、目安は約130×90×100cm

ゴールデンレトリーバーは生後2ヶ月で6〜7kgほどあり、すでに小型犬の成犬並み。

生後半年には20kgを超えることも多く、成長スピードが非常に速い犬種です。

そのため、最初から大型犬用の特大ケージを選んだほうが結果的に無駄がありません。

小型犬用は1〜2万円程度で買えますが、大型犬用は4〜10万円が相場。

高価ではありますが、生涯使えるサイズを最初に用意しておくほうが経済的です。

ケージ内にトイレを設置する場合の広さ

ケージ内に設置する場合は、ワイドサイズのトイレトレーがちょうど良いサイズではないかと思います。

だいたい65×50cmくらいで、大型犬用のケージに収まりますし、子犬の生活スペースも確保できます。

トイレシーツもそれに合わせた大きさのものがおすすめです。

ケージの外にトイレを設置する場合の広さ

ケージを寝床や食事スペースとし、周囲をサークルで囲って自由に出入りできる環境なら、サークル内にトイレを設置するのがおすすめです。

スペースに余裕がある場合は、初めから成犬用の大型トイレ(幅60〜90cm)を用意しておくと長く使えます。

子犬期やシニア期は排泄の失敗も多く、オスは足を上げて排尿することもあるため、囲い付きタイプが便利です。

特にプラダン製トイレは軽くて丸洗いでき、移動も簡単。価格は7,000〜10,000円前後です。

コストを抑えたい場合は、フラットタイプや壁付きのプラスチック製トレー(3,000〜5,000円前後)でも十分対応できます。

ゴールデンレトリーバーのトイレしつけの工夫

トイレトレーニングの始め方

ゴールデンレトリーバーの子犬を迎えたら、トイレトレーニングはできるだけ早い段階で始めましょう。

生後2〜3ヶ月頃から排泄のタイミングがある程度一定になってきます。

起きた直後やごはんの後、遊びの後などにトイレへ誘導し、上手にできたらその場でしっかり褒めてあげることが大切です。

大型犬は体が大きい分、失敗したときの掃除が大変なので、最初のうちは失敗を予防する環境づくりが重要です。

ペットシーツの下に防水マットを敷いておく、床材は拭き取りやすい素材にしておくなどの工夫もおすすめです。


成犬になっても室内トイレを使えるようにしておく理由

ゴールデンレトリーバーは基本的に外で排泄するのを好みますが、雨・雪・台風・熱中症などのリスクを考えると、室内トイレの習慣を維持しておくことが安心です。

特に高齢期になると外出を嫌がったり、足腰が弱くなって外に行けないこともあります。

「室内トイレ=いつもの安心できる場所」として認識させておくと、老後の介護もぐっと楽になります。

また、災害時や入院などで一時的に預ける際も、室内トイレが使える犬は預け先に歓迎されやすいというメリットもあります。


トイレ周りの快適空間づくり

トイレの位置は「静かで落ち着ける場所」に設置するのが基本です。

テレビやエアコンの風が直接当たる場所は避け、通り道から少し外した角が理想的。

床は滑りにくく、足裏が安定するようにマットを敷きましょう。

また、トイレの真上に吊り下げ式の消臭剤を置くなど、臭いがこもらないよう工夫するのもポイントです。

シーツの交換頻度や清掃ルーティンを家族で共有しておくと、常に清潔な状態を保ちやすくなります。

トイレ設置時の注意点

台風などで外出が困難な時、室内でトイレを済ませてくれると飼い主さんも犬もお互いに助かりますよね。

でも、室内のトイレにもいくつか注意点があります。


常に清潔にしておくこと

犬はきれい好きです。

だから寝床と考えている家ではトイレをせず、外で排泄する犬が多いのです。

そのため、室内でトイレが完璧になっても汚れたトイレシーツの上では二度と排泄しないことも多くあります。

1度オシッコをしただけならまだまだトイレシーツには余裕があるので交換するのはもったいないと思うかもしれませんが、そのまま放置しておくと、次に排泄する時にゴールデンレトリーバーはわざとトイレを外すこともあります。

そうは言っても、留守番の時はトイレシーツを小まめに交換できませんよね。

そんな時は、メッシュカバーのついたトイレトレーや、厚手で吸水性の高いトイレシーツを使う、それでも難しい場合はトイレを2ヶ所に設置するなどで対策を取るのも1つの対策です。


匂いにも配慮が必要

ゴールデンレトリーバーのような大型犬になると、オシッコやウンチの量も多くなります。

飼い主さんは慣れてしまって気にならなくなることがほとんどですが、来客の多いご家庭なら対策が必要です。

外から来た人にゴールデンレトリーバーの臭いで不快感を与えないよう、消臭剤を使用する、消臭効果のあるトイレシーツを使うなどの工夫をして、臭いがこもらないように注意しましょう。

ゴールデンレトリーバートイレのサイズ【まとめ】

トイレは「広さ+清潔+安心できる環境」がそろって初めて成功します。

成犬やシニアになっても使えるトイレ環境を整え、ゴールデンレトリーバーが快適に過ごせる室内づくりを心がけましょう。

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