イタリアングレーハウンドの飼いやすさは初心者向け?性格や病気について解説
そんなイタリアングレーハウンドの性格は内気で繊細、神経質ではありますが、愛情深く家庭になじみやすいため、家庭犬としてはもってこいの犬種です。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
細身の体型から骨折をしやすく、罹りやすい病気もあるため、注意は必要ですが、穏やかな性格で、初心者でも安心して飼うことが出来ます。
この記事では、そんなイタリアングレーハウンドの性格や病気について、ご説明しています。
イタリアングレーハウンドのお迎えを考えている方は、ぜひともチェックしてみてくださいね。
Contents
イタリアングレーハウンドの飼いやすさは?初心者向け?
「イタリアングレーハウンドを飼いたいけど初心者で不安…。」
そう思っている方も多いのではないでしょうか?
ご安心ください!
イタリアングレーハウンドは初心者でも飼いやすい犬種と言われています。
とあるサイトによると、イタリアングレーハウンドは初心者でも飼いやすい犬種No2と言われています。
ちなみに1位はトイ・プードル、3位はジャックラッセルテリアという結果になっています。
イタリアングレーハウンドが初心者向けと言われている点は以下の3つです。
・賢くてしつけがしやすく、無駄吠えが少ない
・運動量はいるが、小型犬で扱いやすい大きさ
以上のことにより、イタリアングレーハウンドは初心者にも飼える飼いやすさだと思います。
イタリアングレーハウンドの性格は?
イタリアングレーハウンドは頭が良く、賢いと言われていますがその反面、内気で神経質、繊細だと言われています。
もともとは狩猟犬ですが、積極的に攻撃をするようなことはほぼありません。
それどころか長い間人間のパートナーとして過ごしているため、温厚で穏やか、愛情深く、家族になじみやすい犬種です。
また、賢さから飼い主や家族には従順であり、甘えん坊な傾向が強いのに、知らない人には距離を置き、少しずつ様子を伺うような繊細で神経s津な一面もあります。
我が家にはイタリアングレーハウンドが2匹いますが、2匹とも甘えん坊さんで、常に筆者か筆者の母に密着して過ごしています。
他の犬たちとも喧嘩することもなく、穏やかな性格をしています。
お客さんが来た時には警戒心からか少々吠えてしまうこともありますが、時間が経って気が付くとお客さんの膝の上に乗っているなんてこともあります。
我が家には5歳の姪もいますが、姪に対しても攻撃的になることはなく、もし姪がイタグレにとって嫌なことをしたとしても、攻撃するよりはササっと逃げていく様子をよく見かけます。
そのため、小さい子どもがいる家庭でも、安心して飼うことが出来る犬種ではないでしょうか。
イタリアングレーハウンドにありがちな病気は?
初心者にも飼いやすいと言われているイタリアングレーハウンドですが、心配な病気もあります。
1つずつ、説明していきますね。
*骨折
イタリアングレーハウンドの運動神経は、犬の中でもずば抜けています。
全力でダッシュをすれば時速55㎞くらいの速さで走ることが出来ると言われていますし、若いイタグレであれば、1mくらいの柵なら飛び越えることが出来ます。
しかし、その細身の体でジャンプをし、失敗をすると高確率で骨折してしまいます。
イタリアングレーハウンドの骨はもともと細いので、折れ方によっては治療が出来ないこともあり、骨癒合がうまく行かなかったり、捻じれた状態で癒合してしまうなど、歩行相がを残してしまうことがあります。
*皮膚炎
短毛で地肌が近いイタリアングレーハウンドは、散歩中などにダニなどが付着しやすい言われてます。
また、もともと皮膚の弱い犬種ですので、ダニや細菌・真菌などから皮膚炎をおこしやすいと言われています。
さらに、イタリアングレーハウンドは毛が短いため、蚊に刺されやすいという傾向がありますので、フィラリアのお薬は必ず忘れないようにしましょう。
*風邪、胃腸障害
イタリアングレーハウンドは寒さに弱く、風邪をひきやすいと言われていいます。
また、寒さから胃腸障害を引き起こしやすく、下痢などの症状が出てしまうこともあります。
そのため、イタグレを飼うときには寒さ対策として冬は暖房をつけておく、服を着させるなどの対策が必要になります。
*てんかん
こちらは小型犬に多い症状です。
突然意識がもうろうとして、体がけいれんしたり、泡を吹くなどの症状がみらえる場合、てんかんを起こしている可能性があります。
我が家の2匹のイタグレのうち、上の子はこのてんかん持ちの子です。
発作時は四肢を引き延ばし、目を見開いて泡を吹いていますし、おしっこなどを漏らして今うことがあります。
見ていてとてもかわいそうになりますが、発作を止めることは出来ないため、落ち着くまでそばにいることしかできません。
てんかんの頻度が高いと毎日服薬する抗てんかん薬が処方されますが、我が家のイタグレは毎日発作があるわけではないので、現在服薬はありません。
また、我が家のイタグレの場合は花火や雷など大きい音が続くと発作を誘発してしまうことが多いので、花火や雷など大きい音が続けて鳴る場合は抱っこをして音が止まるまでの時間を過ごすようにしています。
*緑内障
イタグレのみではなく、シニア期に起こりやすい病気です。
眼圧が上がることで、目が赤く腫れたように見えたり、緑色に見えることがあります。
目に強い痛みがあるため、頭や顔を触られることを嫌がるようになります。
この症状が見られたら、自宅で治すことは出来ないので速やかに病院に連れて行くようにしましょう。
*耳先の凍傷
イタリアングレーハウンドの耳はローズイヤーという珍しい形をしています。
ローズイヤーの耳崎は非常に薄くなっているため、凍傷を起こしやすいと言われています。
こまめに耳先をさわって、痛がらないかどうかを確認してあげましょう。
また、スヌードという犬用の帽子のようなものがあるので、冬の散歩のときはそれをかぶってもらい、凍傷を予防するようにしましょう。
*脱毛症
イタリアングレーハウンドに起こりやすい脱毛症として、淡色被毛脱毛症とパターン脱毛症があります。
・パターン脱毛症:先天的な問題により、耳先などに脱毛が起こる
どちらも遺伝的疾患であったり、先天性の疾患であるため、命に別状があるわけではありませんが、自宅での繁殖を考えている場合は、考慮したほうが良いかもしれません。
イタリアングレーハウンドはストレスとしつけ方法にも注意!
イタリアングレーハウンドはその神経質な性格からストレスをためやすい犬種と言われています。
人間もストレス溜めすぎてしまうと体調を崩してしまいますが、イタグレにもその傾向があります。
また、ストレスにより問題行動を起こしてしまうこともあります。
そのため、定期的にストレスを発散するように運動量を十分にとったり、人に甘えて過ごす時間をしっかりと作ってあげましょう。
また、頭が良く賢いため飼い主を「自分より下」と判断するもの早いと言われています。
そのため、しつけをしっかりとするようにしましょう。
しつけをする際には、大声を出して起こってしまうと神経質なイタグレにはストレスにしかならないため、冷静に言い聞かせるようにしましょうね。
頭の良いイタグレは、飼い主の声色や目、表情などで「怒られている」と判断することが出来ます。
そのため、大きな声で怒る必要はありませんよ。
イタリアングレーハウンドの飼いやすさは初心者向け?【まとめ】
今回は初心者向け、飼いやすさNo2のイタリアングレーハウンドについてまとめました。
我が家にもイタグレがいますが、本当に賢く、小さい姪っ子に攻撃的な行動をしたこともないとても良い子です。
運動神経が良いため、ケガなどのリスクは他の犬種に比べると高いですが、それでも家庭犬として非常に向いている犬種であると思います。
賢いため、しつけは簡単を言われていますが、飼い主を「自分より下」と判断するもの早いため、しつけはしっかりと行うようにしましょう。
イタリアングレーハウンドはうまくしつけができれば良きパートナーとなります。
飼っている身としても、イタリアングレーハウンドはおすすめの犬種ですよ!