コリドラスが死んだふりとひっくり返る理由|危険な病気のサインも解説

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丸い体型と愛らしいヒゲで人気のコリドラス。普段は底でのんびりしていますが、時にひっくり返る姿を見ることがあります。

それは「死んだふり」や寝ているだけの場合もあれば、危険な病気のサインかもしれません。

本記事ではその見極め方と原因、予防法まで詳しく解説します。

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目次

コリドラスの死んだふりとは?

コリドラスは他の魚と違った行動を取ることがあり、これが死んだふりと呼ばれます。

  • 頭を水草や砂に突っ込んだまま動かなくなる
  • 仰向けでひっくり返る
  • 浮いたまま動かなくなる

など様々です。

その後何事もなかったかのように元気にしていれば何も問題ありません。

しかし病気の可能性もありますので、他に症状があるのかコリドラスをよく観察してみてください。


コリドラスがひっくり返るのは寝ているだけの場合もある

コリドラスは底でじっと休むことがありますが、まれに横向きや仰向けになって眠るような姿勢をとることもあります。

これは環境に慣れて警戒心が薄れた証拠で、健康な個体でも見られる行動です。

特に消灯後や水槽が静かな時間帯に観察されやすく、朝になれば何事もなかったかのように活動を再開します。

ただし、体色が極端に白っぽくなっていたり、呼吸が荒い場合は病気の可能性もあるため、寝ているだけか体調不良かを見極めるためにも普段の行動パターンを把握しておくことが大切です。

コリドラスがひっくり返る理由【死んだふり】

コリドラスがひっくり返っている理由は様々です。

水面に水草が浮いていることはありませんか?

コリドラスはその水草をひっくり返って必死に食べることがあります。

ひっくり返って食べて、少し休憩をしてまた食べる、ということをするのです。

それを見ると飼育者はひっくり返っている!とびっくりしてしまうのですが、食べ終わるとまた普段通りのコリドラスに戻るので大丈夫です。

コリドラスがひっくり返る理由【危険なサイン】

死んだふりだけではありません。コリドラスが病気の可能性もあります。

転覆病と呼ばれる病気。

その名の通り魚が転覆してしまう病気です。

魚体内の浮袋にガスが溜まることで、魚が底に沈む・水面に浮いてしまう病気です。

コリドラスは元々水の底で暮らす魚です。いつも水面にいるようでしたら転覆病だと思いましょう。

浮いていたところから必死に水底に戻ろうと泳ぐ姿も報告されています。

底に行きたくても戻ってしまうなんてかわいそうですね。

詳しい原因は不明ですが、古い餌を与えることや餌の与え過ぎ、水質悪化が原因の場合もあります。

コリドラスは水質悪化によってひっくり返ることが多いようです。

転覆病はそのままにすると最悪死んでしまう病気です。

発見したら隔離して塩浴や薬浴で治療。

すぐに病気を発見できれば充分助かる可能性はあります。

コリドラスの病気対策

コリドラスがひっくり返る理由は、死んだふりもしくは病気のようです。

病気にさせないように日々のお世話をしっかりと行いましょう。

まずは餌を与え過ぎないことです。

他に混泳させている魚がいれば、コリドラスはその食べ残しを食べます。

それを踏まえた上で餌の量を調節しましょう。

餌は古くなっていないか、冷凍アカムシなどを与える際はきちんと解凍されているか、魚の食事も人間の食事のように基本的なことを確認しましょう。

古い食事やカチカチのご飯は食べたくありません。食べたらお腹を壊します。

それはコリドラスも同じです。

水換えは適切に行われていますか?コリドラスのいる水底は特に汚れます。

コリドラスはフンも多いので、水換え以外にもフンを見つけたらスポイトなどで取り除きましょう。

その時にコリドラスは毎日フンをしているか、確認しましょう。

下痢になっていたら1週間ほど絶食し、その後は餌の量を見直してみましょう。

便秘のようでしたら水換えをしてみると出てくるかもしれません。

これらは全て飼育の基本です。手間だとは思いますが、コリドラスも生き物なので責任をもって飼育しましょう。

コリドラスが死んだふりする理由とは?【まとめ】

コリドラスのひっくり返りは、単なる休憩や死んだふりの場合もあれば、転覆病や水質悪化などの危険な兆候である場合もあります。

普段から行動を観察し、異常があれば早めに対処することが大切です。

毎日の餌や水換えなどの基本管理を徹底し、健康なコリドラスとの生活を長く楽しみましょう。

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