水槽の底でゆったりと動き、底砂をもふもふする姿がとても可愛らしいコリドラス。
人気のコリドラスには様々な種類が存在し、中でも白と黒の模様がパンダのように見える「コリドラスパンダ」はとても人気の高いコリドラスです。

コリドラスパンダは弱い、という話がありますが、それは本当なのでしょうか。
今回はコリドラスパンダが弱いと言われている理由、寿命や飼育が難しい?という疑問を調べてみました!
コリドラスパンダは弱いのか
コリドラスパンダは特別弱い、というわけではありません。
コリドラス自体は観賞魚の中で丈夫な部類に入り、コリドラスパンダももちろん丈夫な観賞魚。
ただ他のコリドラスに比べると若干水質悪化に敏感だと言われています。
またショップでよく販売されているコリドラスの大きさは2~3センチ程度の幼魚。
どんなに丈夫な魚でも幼魚の時は慎重に扱わなければなりません。
もともと水質に敏感なコリドラスパンダの幼魚期はさらに水質には気を付けなければなりません。
コリドラスパンダが導入直後に死んでしまう主な原因は
・販売されている時から弱っていた
・混泳魚との相性が悪く、ストレスから死亡
異常が主な原因です。
これからショップで購入される方は飼育環境を見て、購入を検討しましょう。
・あきらかな体調不良はないか
泳ぎ方、体に傷などないかよく見る
・水槽の状態はきちんとしているか
死体がそのまま放置されていないか、混泳魚に病気の症状が出ていないか
このようなショップで購入するのはおすすめしません。
購入直後に病気が見つかったり、せっかく家に迎えたのにすぐに悲しい結果になってしまいます。
購入直後もいきなり水槽に入れず、トリートメントを行ってから水槽に入れましょう。
トリートメントとは購入後の魚を1週間程度塩浴させることです。
1リットルの水に対しおおさじ1杯の塩を溶かして完成、季節によってヒーターを使用。
エアレーションも付けてください。
塩浴の目的は魚の輸送時に消費した体力回復、病気の有無を確認するためです。
この1週間でコリドラスパンダが元気に泳いでいれば本水槽に導入です。
この時の水合わせは2日程度かけ、丁寧に行います。
導入後もコリドラスパンダのストレスになるようなものは排除し、定期的な水換え、餌やりを忘れずに行いましょう。
コリドラスパンダは極端に弱い、ということはありません。
最初の水合わせ、その後の世話を忘れなければ充分生きていけます。
コリドラスパンダの寿命
3年~5年と言われています。
5年以上長生きしている個体もいるので、上手に飼育すれば5年以上も期待できそうです。
コリドラスは体の大きさと寿命が比例しています。
体の小さなコリドラス(コリドラスピグミーなど体長3センチほど)の寿命は2年~3年。
コリドラスパンダ含む体長5センチほどの中型のコリドラスの寿命は3年~5年。
平均的に3年~5年と言われていますが、なんと10年以上生きているという情報もたくさん出てきました。
ちなみに体長10センチを超えるような大型のコリドラスの寿命は5年から10年と、とても長いです。
小型のコリドラスでも飼育環境によって長生きが期待できそうです。
大型のコリドラスは年十年と生きてくれるかもしれませんね。
コリドラスパンダは飼育が難しい?
導入時の水合わせさえちゃんとすれば基本的なお世話で飼育が可能です。
他の観賞魚と同じように飼育することが出来て、コリドラスパンダだからこれを注意するべき、ということはありません。
飼育が難しい?ということはないので、初心者にもとてもおすすめです。
コリドラスパンダは弱いの?【まとめ】
コリドラスパンダが弱いのか、飼育が難しい?ということについて紹介しました。
購入するショップ選び、導入時の水合わせさえ慎重にすればとても容易に飼育できます。
見た目も可愛らしく、混泳もあまり気を使わないコリドラスなのでぜひともおすすめです。