うさぎにバナナの皮は大丈夫?与えてはいけない理由と果物の正しい与え方

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うさぎは果物が大好きですが、与え方を誤ると健康に悪影響を及ぼすことがあります。

特に「バナナの皮」は農薬が残っている可能性があり注意が必要です。

本記事では、うさぎにバナナを与える際の注意点や、果物・野菜を正しく取り入れる方法を解説します。

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目次

うさぎにバナナの皮は食べさせないで!バナナをあげるのは大丈夫?

バナナの皮はNG

前述したように、うさぎにバナナの皮はあげないようにしましょう。

しかし、ニンニクや玉ねぎなどのように、中毒性があるものではないので、バナナの皮を食べたからといって、必ずしもすぐに健康を害するという事はないと思います。

床に落ちていた物を食べてしまった、ゴミ箱をゴソゴソして食べてしまったという場合に、慌てて病院に連れて行く必要はありません。

けれど、皮に付着している農薬によって、継続してあげ続けた場合、長期的にみて、うさぎの健康を害する恐れがあります。

バナナの実は与えてもOK

では、皮を剥いて、バナナは与えても良いのでしょうか。

バナナは、与えても問題はありません。

とても甘いので喜んで食べるうさぎが多いのではないでしょうか。

あげすぎには注意

しかし、うさぎの健康を考えた場合、バナナはあげすぎに気を付けた方が良い果物です。

とても甘いので、糖尿病のリスクが高まります。

また、うんちが柔らかくなったりお腹の調子が悪くなる場合があります。

筆者談

筆者が子供の頃に飼育していたうさぎは(今から30年以上前の話です、、)、バナナが大好きでした。

とても嬉しそうに食べるので、欲しがるだけあげていました。

そのせいか、元々の体質かはわかりませんが、そのうさぎは、お腹の調子を崩すことが多かったです。

現在飼育しているうさぎには、バナナは一切あげていません。

今後、薬を飲むことが出てきた場合には、バナナに付けてあげる事を検討しています。

バナナは、それくらい非日常的にあげるくらいで十分かと思います。

うさぎに果物や野菜はあげた方がいいの?

うさぎには牧草を沢山食べてもらう事が一番です。

牧草と栄養補助的にペレットを与えている方が多いのではないでしょうか。

では、野菜や果物はあげた方が良いのでしょうか。

野菜や果物を与えるのはOK

筆者のうさぎが通っている病院では、うさぎの飼育方法について看護士さんから教えてもらえるのですが牧草を食べる事が一番大事ですが、野菜や果物を日常的に与えて問題ない」と言っていました。

ただ、前述したバナナのように甘すぎる物や加糖されているドライフルーツなどは極力あげないようにとの事でした。

また、普段から水分をよく摂るうさぎは、野菜や果物を食べるとうんちが緩くなってしまう場合があります。

うんちの状態に注意しながら、飼育しているうさぎに合う野菜の量を決める事が大事です。

筆者の飼育しているうさぎは、子ウサギの頃から、あまり水を飲まないので、水分の多い野菜をあげるようにしています。

おすすめはセロリです。

セロリは繊維質が豊富な上、美味しいのかよく食べます。

また、大葉や紫蘇の葉も好きです。

一般的に、カルシウムの多い野菜はあげすぎない方が良い、と言われていますが、水分がきちんと取れていれば尿と一緒に排出されるので、神経質になる必要はないようです。

栄養に偏りが出ないように様々な野菜や果物を!

ただ、同じ野菜や果物ばかりを毎日あげ続けると栄養に偏りが出てしまうので、さまざまな野菜や果物をあげるようにしましょう。

うさぎに与えてよい野菜

  • にんじんの葉
    根っこより葉の方が栄養価が高く、ビタミンや繊維が豊富です。ただし与えすぎは糖分過多になるので注意。

  • セロリ
    繊維質が多く消化を助けます。茎の筋は細かく刻んであげると食べやすいです。

  • 大葉・しそ
    香りがよく、食欲の刺激にもなります。抗酸化作用のある成分が含まれており健康維持に役立ちます。

  • 小松菜
    カルシウムが多いので成長期のうさぎにおすすめ。ただし結石の心配がある場合は与えすぎに注意。

うさぎに与えてよい果物(おやつ程度)

  • りんご
    皮をむいて種を取り除き、少量を与えると喜びます。甘みがあるためご褒美にぴったり。

  • バナナ
    甘くて大好物になる子が多いですが糖分が高いのでごく少量だけ。皮は絶対に与えないようにしましょう。

  • いちご
    水分が多く、香りも強いので好む子が多いです。ただし与えすぎると下痢を起こす可能性があります。

  • ブルーベリー
    抗酸化作用があり、少量なら安心。ただし果糖が含まれるので頻繁に与えるのは控えます。

NG食材にも要注意!

ニンニクや玉ねぎ、ニラ、生のさつまいもや豆、じゃがいもの芽、皮などは中毒成分が含まれているので、うさぎには決してあげないようにしましょう。

また、野草の中にも、うさぎに与えない方が良い物があるので、植物図鑑などで調べるとよいでしょう。

うさぎに果物を与える際の注意点

果物はおやつとして少量に

果物は嗜好性が高く、うさぎにとってご褒美として最適ですが、糖分が多いため日常的に与えるのは適していません。

バナナやリンゴなど甘みの強い果物は、ほんの一口を時々与える程度にとどめましょう。

加工品や乾燥フルーツに注意

市販のドライフルーツやシロップ漬けなどは、砂糖や保存料が含まれている場合が多く、うさぎの体に負担をかけます。

無添加であっても乾燥によって糖分が濃縮されるため、与えすぎないことが重要です。

果物よりも野菜を優先する

ビタミンや繊維質を補う目的であれば、果物よりも野菜を優先すると安心です。

例えばパセリやセロリ、青菜などは、果物よりも低糖質で健康維持に役立ちます。

果物はあくまで「特別な日のおやつ」として与える意識を持つと、うさぎの健康を守りやすくなります。

うさぎはバナナの皮を食べられる?【まとめ】

バナナの皮はうさぎに与えるべきではなく、果肉も少量のおやつ程度にとどめるのが安心です。

日常的には牧草と野菜を中心に与え、果物は特別なご褒美にしましょう。

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