出目金は金魚にいじめられる?性格・原因・混泳の注意点を解説

スポンサーリンク

出目金は、飛び出した大きな目と丸みのある体が特徴的な人気の金魚です。

見た目のかわいらしさから「性格もおとなしいの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

出目金は基本的に温厚な性格ですが、泳ぎがあまり速くないため、混泳する金魚によっては追い回されたり、餌を先に食べられたりすることがあります。

特に和金やコメットなど泳ぎの速い金魚との混泳では、出目金が不利になりやすいため注意が必要です。

また、出目金が追いかけられているからといって、すべてが「いじめ」とは限りません。繁殖期の追尾行動など、金魚の習性による場合もあります。

本記事では、出目金の性格や金魚にいじめられやすい理由、いじめられている時のサイン、対処法、混泳相手との相性について詳しく紹介します。

スポンサーリンク


目次

出目金の性格は温厚?いじめることもある?

出目金は特徴的な見た目をしていますが、基本的には温厚な性格の金魚です。

そのため、出目金同士だけでなく、泳ぎ方や性格が近い金魚であれば混泳できる場合があります。

ただし、金魚にも個体差があります。

「出目金だから必ずおとなしい」と決めつけず、混泳後の様子を観察することが大切です。

出目金は基本的に温厚な性格

出目金の元になった品種は琉金です。

琉金から目が突出した特徴を持つ個体が生まれ、その特徴を受け継ぐ個体を交配することで現在の出目金が作られてきました。

飛び出した目が特徴的ですが、体型は琉金と似ています。

出目金は基本的に温厚で、出目金同士であれば比較的混泳させやすい金魚です。

ただし、同じ出目金でも性格には個体差があります。

同じ水槽に入れた後は、特定の個体だけが追い回されていないかなどを確認しておきましょう。

出目金はいじめる側になることもある?

温厚な出目金でも、ほかの金魚を追いかけることがあります。

ただし、追いかけているだけで「性格が悪い」「いじめている」と判断することはできません。

金魚には個体差がありますし、繁殖行動によって追いかけている場合もあります。

一方で、特定の個体だけを何度も追い回したり、つついたりして相手が傷ついている場合は注意が必要です。

相性が悪い場合には、無理に同じ水槽で飼育せず、別々にすることも検討しましょう。

繁殖期の追いかけはいじめとは限らない

繁殖期になると、オスの出目金がメスを追い回すことがあります。

これは繁殖に伴う行動なので、オスがメスを追いかけているだけで、すぐにいじめと判断する必要はありません。

しかし、追尾が激しくなるとメスが疲れたり、ヒレや体を傷つけたりすることがあります。

繁殖行動だから必ず放置してよいというわけではありません。

メスが弱っている、傷が増えているなどの異変が見られた場合には、状況に応じて別々にすることも考えましょう。

出目金が他の金魚にいじめられやすい理由

出目金は基本的に温厚ですが、混泳する金魚によっては出目金側が不利になることがあります。

特に注意したいのが、泳ぎの速さや体格が大きく違う金魚との混泳です。

直接つつかれるような行動だけでなく、餌を食べられない状態が続くことも出目金にとって大きな問題になります。

出目金は泳ぎが遅く餌取りで不利になりやすい

出目金は丸みのある体型をしているため、和金などの細長い体型をした金魚と比べると泳ぎがゆっくりです。

泳ぎの速い金魚と一緒にすると、餌を与えた瞬間にほかの金魚が先に食べてしまい、出目金まで餌が行き渡らないことがあります。

一見すると仲良く泳いでいても、出目金だけ十分に餌を食べられていないことがあるので注意しましょう。

餌を与えた時には、出目金が実際に食べられているかまで確認することが大切です。

飛び出した目が傷つきやすい

出目金の最大の特徴である飛び出した目は、飼育するうえで特に注意したい部分です。

ほかの金魚に追い回されたり、接触したりすると目を傷つける可能性があります。

また、出目金は視力が弱いため、水槽内のレイアウトにぶつかってしまうこともあります。

目を傷つけると、その傷から状態を悪化させる可能性もあるため、水槽内には尖ったものを置かないようにしましょう。

出目金を混泳させる場合は、相手との相性だけでなく、水槽内のレイアウトにも配慮する必要があります。

体格差や泳ぐ速さの違いもトラブルの原因になる

混泳では、できるだけ出目金と同程度の大きさで、泳ぐ速さも近い金魚を選びましょう。

体格や泳力の差が大きいと、餌を巡る競争で出目金が不利になることがあります。

反対に、出目金の口に入るほど小さな魚やエビを一緒にすると、出目金が食べてしまう可能性があります。

金魚は雑食性なので、小さな生き物との混泳にも注意が必要です。

出目金がいじめられている時のサイン

金魚同士が一緒に泳いでいるだけでは、いじめが起きているのか分かりにくいことがあります。

大切なのは、追いかける行動だけを見るのではなく、出目金の状態も一緒に確認することです。

追い回されたり何度もつつかれる

特定の金魚から繰り返し追い回されたり、何度も体やヒレをつつかれたりしている場合には注意しましょう。

一時的に近づいたり追いかけたりするだけなら、必ずしも問題とは限りません。

しかし、出目金が逃げても同じ金魚が追い続けている場合は、出目金に大きな負担がかかります。

追われている時間や頻度、出目金の様子を観察しましょう。

餌を食べられていない

直接攻撃されていなくても、餌を食べられない状態が続いている場合があります。

特に泳ぎの速い金魚と混泳していると、出目金が餌の場所へ到着する前にほとんど食べられてしまうことがあります。

餌を複数の場所へ分けて与えるなど、出目金にも餌が行き渡るよう工夫しましょう。

それでも出目金だけが餌を食べられない場合には、混泳相手を見直した方がよいでしょう。

ヒレや目に傷がある

出目金の体やヒレ、目に傷がないかも確認します。

特に突出している目は傷つきやすいため、混泳中は定期的に観察しましょう。

傷が増えている場合には、ほかの金魚との接触や水槽内のレイアウトなど、原因になりそうなものを確認します。

物陰に隠れて出てこない

これまで普通に泳いでいた出目金が、急に水槽の隅や物陰に隠れるようになった場合も様子を確認しましょう。

ただし、隠れているだけで「いじめ」と断定することはできません。

水質や水温、体調などでも金魚の行動は変化します。

特定の金魚が近づいた時だけ逃げる、追い回された後に隠れるなど、ほかの行動と合わせて判断しましょう。

出目金が金魚にいじめられた時の対処法

出目金が実際に追い回され、餌を食べられなかったり傷ついたりしている場合には、無理に混泳を続けないことが大切です。

「そのうち仲良くなるだろう」と放置すると、出目金への負担が続いてしまう可能性があります。

いじめが続く場合は別々にする

特定の個体から繰り返し追い回されたり、つつかれたりしている場合は、個体同士を分けることを検討します。

相性には個体差があるため、一般的に混泳可能とされる組み合わせでも、うまくいかない場合があります。

出目金同士でも相性が合わない可能性はあります。

相手を変えてもトラブルが続く場合には、無理に同じ水槽で飼育する必要はありません。

出目金が餌を食べられているか確認する

混泳中は、すべての金魚に餌が行き渡っているか確認しましょう。

出目金が餌を食べる前にほかの金魚が独占してしまう場合には、餌を複数箇所へ分けて与える方法があります。

出目金が食べやすい場所へ餌を与えるなど、それぞれの個体が食べられるよう工夫しましょう。

目やヒレに傷がないか確認する

追い回された出目金は、目やヒレ、体表などに傷がないか確認します。

特に目は出目金にとって傷つきやすい部分です。

目に明らかな異常がある場合や傷が悪化している場合には、そのまま同じ相手との混泳を続けない方が安心です。

また、水槽内の尖った石や飾りなどにぶつかっていないかも確認しましょう。

水槽の広さと飼育匹数を見直す

金魚の数に対して水槽が狭いと、それぞれが十分に泳げるスペースを確保しにくくなります。

逃げる場所が少なければ、追われている個体が休めないこともあります。

混泳トラブルが起きた場合には、金魚同士の性格だけを原因と考えず、水槽の広さや飼育匹数、レイアウトなども一緒に見直しましょう。

出目金と混泳相手を選ぶ3つのポイント

出目金の混泳相手を選ぶ場合は、「同じ金魚だから大丈夫」と考えるのではなく、泳ぎ方や体格、性格を確認することが大切です。

泳ぐ速さが近い

出目金は泳ぎが速いタイプの金魚ではありません。

そのため、和金やコメットなど活発に泳ぐ金魚と一緒にすると、餌取りなどで不利になりやすくなります。

琉金やらんちゅうなど、比較的泳ぐペースが近い金魚の方が混泳させやすいでしょう。

体格差が大きくない

混泳させる場合は、できるだけ体格の近い個体を選びましょう。

体格差が大きいと、小さい個体が餌取りで負けたり、接触した時の負担が大きくなったりする可能性があります。

また、金魚の口に入るほど小さな生き物は捕食される可能性があります。

攻撃性の強い魚を避ける

出目金が温厚でも、混泳相手の性格が荒ければトラブルになる可能性があります。

特定の個体を追い回す、つつくなどの行動が続く場合には注意しましょう。

品種だけで判断せず、実際に混泳させた後の個体同士の相性を確認することも重要です。

出目金と混泳できる?代表的な魚との相性

出目金との混泳では、相手の泳ぐ速さや体格などによって相性が変わります。

代表的な生き物との相性をまとめると、次のようになります。

混泳相手相性の目安主な注意点
ピンポンパール○~△泳ぐ速さは近いが個体差に注意
メダカ×体格差があり捕食される可能性
和金△~×泳ぎが速く餌取りで不利になりやすい
琉金泳ぐペースが比較的近い
らんちゅう比較的泳ぎが遅く合わせやすい
小赤△~×活発で泳ぎが速い
エビ×出目金に食べられる可能性
ドジョウ生活場所は異なるが飼育環境に注意
コメット△~×泳力差が大きい

ただし、同じ品種でも性格には個体差があります。

相性の良い組み合わせでも、混泳後は必ず様子を観察しましょう。

出目金とピンポンパールとの混泳

ピンポンパールは出目金と同じく泳ぎが遅く、性格も比較的温厚です。

そのため混泳させやすい組み合わせですが、どちらも餌取りが得意とは限りません。

餌を複数の場所へ分けて与えるなど、すべての個体に餌が行き渡るよう工夫しましょう。

出目金とメダカとの混泳

メダカは出目金よりかなり小型です。

出目金の口に入るサイズであれば捕食される可能性があるため、長期的な混泳相手としてはおすすめできません。

「出目金が温厚だからメダカを食べない」とは限らない点に注意しましょう。

出目金と和金との混泳

和金は細長い体型をしており、出目金より活発に泳ぎます。

そのため、出目金が追い回されたり、餌を先に食べられたりする可能性があります。

金魚すくいでは和金と出目金が同じ場所に入っていることがありますが、家庭で長期間飼育する場合は別に考えた方がよいでしょう。

特に出目金が餌を食べられていない、追い回されているなどの状態が続く場合には、無理に混泳させない方が安心です。

出目金と琉金との混泳

出目金の元になった品種である琉金は、出目金と比較的混泳させやすい金魚です。

どちらも丸みのある体型で、泳ぐペースも比較的合わせやすい組み合わせです。

ただし、琉金にも個体差があります。

性格の強い個体が出目金を追い回す場合も考えられるため、混泳後は観察を続けましょう。

出目金とらんちゅうの混泳

らんちゅうも丸みのある体型で、泳ぎが速いタイプではないため、出目金と混泳させやすい相手です。

ただし、品種だけで相性が決まるわけではありません。

餌を食べられているか、追い回されていないかなど、それぞれの個体の様子を確認しましょう。

また、出目金の目や金魚の体を傷つけないよう、水槽内のレイアウトはシンプルにしておくと安心です。

出目金と小赤との混泳

小赤は金魚すくいなどでよく見られる小型の和金です。

小さいうちは体格差によって状況も変わりますが、成長すると活発に泳ぐため、出目金が餌取りで不利になる可能性があります。

追い回しなどのトラブルも考えられるため、基本的には無理に混泳させない方が安全です。

出目金とエビとの混泳

ミナミヌマエビなどの小型のエビは、出目金に食べられる可能性があります。

水槽の掃除役としてエビを入れたいと考える方もいるかもしれませんが、出目金が興味を持って捕食する可能性があります。

そのため、長期的に安全な混泳相手として考えるのは難しいでしょう。

出目金とドジョウとの混泳

ドジョウは主に水槽の底で生活するため、出目金とは生活する場所が異なります。

そのため比較的干渉しにくい組み合わせですが、飼育環境や個体の大きさなどを考慮する必要があります。

ドジョウが過ごしやすい底床を用意する場合も、出目金の飛び出した目を傷つけるような尖ったレイアウトは避けましょう。

出目金とコメットとの混泳

コメットは細長い体型で泳ぎが速いため、出目金とは泳力に差があります。

餌を先に食べられたり、出目金が追い回されたりする可能性があるため、混泳相手としてはあまりおすすめできません。

同じ金魚でも、泳ぎ方が大きく異なる品種同士の混泳には注意が必要です。

出目金の性格といじめについてよくある質問

最後に、出目金の性格やいじめについて疑問になりやすいポイントをまとめます。

出目金同士ならいじめは起こらない?

出目金は基本的に温厚なので、出目金同士は比較的混泳させやすい組み合わせです。

しかし、性格には個体差があるため、絶対にトラブルが起こらないとは言い切れません。

また、繁殖期にはオスがメスを追い回すことがあります。

同じ出目金だから大丈夫と考えず、混泳後の様子を確認しましょう。

出目金が追いかけるのはなぜ?

繁殖期のオスがメスを追いかけている可能性があります。

一方で、繁殖行動とは関係なく特定の個体を追いかける場合もあります。

追いかける理由を行動だけで断定するのではなく、追われている個体が傷ついていないか、餌を食べられているか、弱っていないかなどを確認しましょう。

出目金が人になつくことはある?

出目金を飼育していると、人が水槽へ近づいた時に寄ってくるようになることがあります。

特に餌を与えるタイミングで近づいてくると、「飼い主になついた」と感じることもあるでしょう。

ただし、人間に対する反応を犬や猫と同じ意味での「なつく」と考える必要はありません。

餌を与えられる経験などによって、人が近づくことに反応するようになる場合があります。

出目金の性格といじめ【まとめ】

出目金は飛び出した目が特徴的な金魚ですが、基本的には温厚な性格です。

出目金同士や、琉金・らんちゅうなど泳ぐペースが比較的近い金魚とは混泳させやすいでしょう。

一方、和金やコメットなど泳ぎの速い金魚と一緒にすると、出目金が追い回されたり、餌を先に食べられたりすることがあります。

混泳中は、追い回されていないかだけではなく、餌をしっかり食べているか、目やヒレに傷がないか、物陰に隠れていないかなども確認しましょう。

また、金魚が追いかける行動は繁殖行動の場合もあるため、「追いかける=いじめ」とは限りません。

ただし、出目金が傷ついたり餌を食べられなかったりする状態が続いている場合には、無理に混泳を続けず、別々にすることも大切です。

出目金と混泳させる場合は、品種名だけで判断するのではなく、泳ぐ速さ・体格・性格が近い相手を選び、混泳後もしっかり観察することが重要です。

出目金が安心して過ごせる環境を整え、かわいらしい姿を長く楽しんでください。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次