答えはズバリ!大丈夫です!!
時間がかかる子もいますが、根気よく寄り添えば徐々に心は溶けていきます。

*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
そのよく出てくる疑問や、仲良くなれる方法を1つずつ解説していきます。
実際に筆者がやってきた方法でもありますので、是非読み終わった後実践してみてください。
保護猫が人に懐くまでの期間はどれくらいかかる?
私が保健所から譲渡前に引き取った子はとても警戒心が強く、威嚇ばかりしていました。
後ほど言いますが、ある方法で徐々に警戒心が溶けていき、3日目に寄ってきて甘えるようになりました。
ただし、私以外のあまり会わない他の人には初日と同じように警戒心がかなり強いです。
懐くのに時間がかかる子は、1〜2年経っても威嚇したり、寄ってこない子もいます。
通常だと1週間〜1ヶ月ほどで人慣れをし、懐き始めると言われているので、期間に関しては個人差と言えるでしょう。
保護猫派子猫から育てないと懐かない?
この疑問はよく皆さんが思うものだと思います。
イメージ的にもやはり、子猫からじゃないと警戒心が強い生き物だから無理なんじゃないか…。
と思う人もいるでしょう。
確かに子猫からと成猫から飼うのとでは、子猫の方が懐くのはそこまで時間がかかりません。
とゆうのも、子猫の時は外での暮らしの経験が少なく、警戒心もすぐ溶ける子が多いからです。
その点成猫は、外での暮らしが長く、あまり人に懐くことがなかった猫はどうしても時間がかかってしまいます。
ですが子猫も成猫も同じ猫であり、接し方は変わりません。
時間はかかるかもしれませんが、警戒心を強くさせない為の行動を取り続ければ伝わりますので安心して下さい。
ではどのようにすれば良いのでしょうか?
保護猫との接し方のポイント
近づく時や、ご飯や水をあげる時は手を後ろにしてしゃがみながら近づき、目は合わせず置いたらすぐ立ち去ります。
その時必ず触らないようにしましょう。
これは何もしない事をアピールする為です。
警戒心を持っている場合は、何かをされる事に対して恐れているので、安心させる事が大切です。
目を合わせない理由は、目があった状態が続くと喧嘩を売っている状態になってしまう為です。
目を合わせながら近づいてしまうと敵対心があると思われてしまい、余計に心を閉じてしまいますので、注意しましょう。
後は環境として、出てきても逃げる場所や隠れる場所を作ってあげるのも大切です。
各部屋1つは、猫ドームやダンボールを置いてあげましょう。
安心する場所を捕獲できるので、家の中の行動範囲も広くなっていきます。
行動範囲も広くなり、歩き回るようになれば慣れてきている証拠です。
ところがそれでも中々心を開いてくれない猫もいます。
考えられる理由はトラウマです。
虐待やいじめ等の暴力をうけ、人を信じられなくなっている場合です。
その時も接し方は同じです。
ゆっくり時間をかけて焦らず向き合うことが大切です。
早く慣れてほしい、懐いてほしい気持ちで焦りも出てくると思いますが、トラウマを抱えた猫は恐怖でいっぱいです。
優しい声で話しかけながら、触らず餌と水だけ置いて、いないものとするくらい放置で構いません。
貴方が何もしないことが伝われば一気にとはいきませんが、少しずつ小さなサインを出しながら心を開いて行ってくれます。
保護猫が慣れるまでの接し方や時間はどの位?【まとめ】
慣れてもらうには人から寄っていくのではなく、猫から寄ってきてもらうことが1番大事になってきます。
自分のペースで距離を詰めていくと、かえって余計に恐怖心を煽る事もあります。
トラウマを持っている子は特に怖がらせてしまい、心を開くのに時間がかなりかかってしまいます。
信頼関係を作るためにも、まずあなたには危害を加えないという意思を伝えることが大事です。
優しく声をかけながら触らず世話だけやり、後は放置するだけでも猫は心を開いていってくれます。
引き取った保護猫の1匹もそうでした。
その結果3日で来て甘えてくれるようになったので、飼い主としては少し寂しいかもしれませんが、早く仲良くなる為には早い方法です。
言葉が伝わらない分、行動で見せるしかありませんので、是非実践して頑張ってみてください。
仲良くなって楽しく遊べるようになるのが楽しみですね。