子犬のケージから出す時間は?2ヵ月~6ヶ月の月齢別目安と嫌がる・暴れる理由も解説!

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子犬をケージから出す時間はどのくらいが正解なのか、月齢が上がるごとに迷いますよね。

遊ばせたい気持ちはあっても、まだ体力が安定せず、はしゃぎすぎて疲れやすい時期でもあります。

また、ケージの出入りを嫌がる・暴れるなど、行動に悩む飼い主さんも多いはずです。

この記事では2〜6ヶ月の月齢別の目安と、子犬がゲージを嫌がる心理、落ち着いて出入りできるようになるコツまで詳しく解説します。

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目次

子犬をケージから出す時間の目安|2〜6ヶ月

生後2〜3ヶ月|まだ最も疲れやすい時期

生後2〜3ヶ月の子犬は、体力も免疫もまだ未発達です。

1回5〜10分程度を1日数回、短く細切れに外へ出してあげるのが負担になりません。

この時期は遊びの途中で急にコテッと寝てしまうほど疲れやすいので、「遊びたい気持ち > 体力」で無理をしがちです。

ケージから出したら様子を観察し、動きがゆっくりになったり、座る時間が増えたりしたらすぐに休ませてあげましょう。

抱っこ散歩を始める家庭もありますが、外の刺激に慣れるだけで十分なので、合計10〜15分以内がおすすめです。


生後4〜5ヶ月|遊びたい気持ちが強くなる時期

生後4ヶ月を過ぎると体力が増え、動きも活発になります。

既存記事にもあるように 1回10〜15分 × 3〜4回 が一般的ですが、この頃から「はしゃぎすぎ」が増えるため、時間だけでなく 遊ぶ強度を調整すること が大切です。

特に散歩デビューの直後は、外の刺激に大興奮して家では疲れ果てて寝る子もいます。

この場合、家でのケージから出す時間を少し短くしたり、追いかけっこなど激しい遊びは控えて“静かな遊び”中心に切り替えると身体への負担が軽減できます。


生後6ヶ月|体力は上がるが興奮やすく事故も起こりやすい

生後6ヶ月になると、散歩の時間が20〜30分に伸びる家庭が多く、家ではさらに元気に走り回ろうとします。

しかしこの月齢は“思春期”に入り、興奮のコントロールが苦手なため、家具へ激突する・滑って転ぶ・飛びついて落ちる などの事故も増える時期です。

家の中でケージ外に出す時間は、散歩など運動量の多い日は 10〜20分程度の軽いフリー時間 にし、休息を優先してあげる方が安全です。

また、甘噛みやイタズラも活発になるため、ケージ外では 噛んで良いおもちゃを複数用意 し、興奮の方向性をコントロールしてあげるとトラブルが防げます。

ゲージの出入りを嫌がる・暴れる理由

ゲージから出るのを嫌がる

疲れて休みたいだけのことも多く、翌日には普段通りなら心配いりません。

ただし食欲不振・下痢・嘔吐がある場合は体調不良の可能性があり、子犬は低血糖や脱水になりやすいため早めに受診を。

また、「外に出ると嫌なことがある」と学習すると出るのを怖がります。

散歩が苦手な子は、扉を開けておやつで自然に誘導すると改善しやすく、無理に引きずり出さないことが大切です。

しつけが厳しすぎたり、出た瞬間に構いすぎても嫌がる原因になるため、まずは静かに自由にさせて慣らしていきます。


ゲージから出ると暴れる

嬉しさやストレス発散で興奮しているだけのことが多く、短時間でおさまります。

ただし子犬は体力を消耗しやすいため、長く続く場合はお座りの指示やおもちゃで一度動きを止め、クールダウンさせてあげましょう。


ゲージに入れようとすると嫌がる

もっと遊びたい気持ちで抵抗するパターンが一般的です。

体力の使いすぎを防ぐためにも、適切なタイミングで戻すことは大切。おやつを入れて誘導するとスムーズに入ってくれます。

異常なほど泣き叫んだり暴れる場合は、ゲージへの恐怖や不快感が原因のことも。

中が汚れていないか確認し、清潔で落ち着ける環境に整えましょう。

過去の「閉じ込められて怖い思い」が原因の場合は、ご褒美で良い印象を作りながら徐々に慣らしていきます。

それでもパニック状態になるなら、獣医師やトレーナーに相談するのが安心です。

子犬をゲージから出す時間は?【まとめ】

子犬は月齢によって必要な運動量や疲れやすさが大きく変化します。

ケージから出す時間も、一律ではなく「その日どれだけ活動したか」で柔軟に調整することが大切です。

また、ケージの出入りを嫌がる背景には必ず理由があり、環境づくりや声掛けで改善できるケースがほとんどです。

子犬にとってケージが安心できる場所になるよう、無理のないペースで習慣を整えてあげてください。

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