
ベタは美しいヒレと鮮やかな体色が魅力ですが、実は飼育者を覚えて「人懐っこい行動」を見せる観賞魚でもあります。
本記事では、ベタが餌くれダンスをする理由や、人懐っこさを感じられる行動の数々を解説し、さらにその魅力を引き出す飼育方法も紹介します。
ベタは人懐っこい魚なの?

ベタは飼育者を認識して以下の行動を取ります。
・ベタを眺めていると、ベタもこちらをじっと見てくる
・水槽に近づくと、ベタも水槽からこちらに近づく
・水槽に手を入れると手をつんつんしてくる
・更に慣れてくると手から餌を食べる
ベタは日々お世話すると飼育者=餌をくれる人ときちんと学習する観賞魚なのでこのような行動を取ります。
これはベタに限った話ではありません。
水族館に行くとよく飼育員さんに魚が寄ってくる、という場面を見かけますよね。
それはこの飼育者がくると餌が貰える、ということをきちんと覚えているからです。
とても可愛いですよね。
もちろんベタは観賞魚なので、犬や猫のような触れ合いは期待出来ませんがとても可愛いですよ。
ベタは餌くれダンスを披露してくれる
黒姫さんの餌くれダンスは相変わらず激しめ💃#ベタ pic.twitter.com/OXGsMDVYiW
— Dyan (@Dyan_GRB) July 12, 2023
水槽越しに餌を見せると体をくねくねさせたり、激しく左右に動き回ります。
この動きはまるで餌を催促しているようなので、『餌くれダンス』と呼ばれています。
飼育者を認識して餌が来るぞ!と喜んでいるのか
早く餌!!!くれ!!と催促しているのか
本当のところは、飼育者になついて餌をおねだりしているわけではありません。
実は飼育者=餌をくれる人、という記憶と食欲によってこのような行動を取るようです。
こう書くと懐いていたわけではないのか…となりますが、実際餌に反応しているわけで、ベタも言葉を発するわけではないので都合よく解釈しましょう。
そうすることにより、より一層愛着がわきます。
ちなみに他の観賞魚も同じように『餌くれダンス』を披露するようです。
ベタが餌くれダンスをしている姿は、見ていてとても可愛らしいです。
ベタの美しい体・大きなヒレをひらひらさせながらの餌くれダンスは見ていてとても美しい姿で、ついつい餌を与えたくなります。
可愛いからと言って餌を与え過ぎないようにしましょう

餌くれダンスで可愛くおねだりされても、ベタの健康を考えて餌は適量に
・食べすぎによる肥満
・食べ残し・フンによる水質汚染
などから病気や体調不良につながります。
観賞魚も人間と同じで食べ過ぎは禁物。
もし与え過ぎてしまったと感じたら、すこし絶食して様子を見てみましょう。
与え過ぎたとしても、いつもと同じ様子ならば次から気を付けましょう。
ベタの人懐っこさをより楽しむ飼育の工夫

水槽レイアウトで遊び心をプラス
ベタは水槽の中に変化があると興味を持ちやすい魚です。
流木や葉の広い水草、隠れ家になる小物を置いてみると、探索する姿が見られます。
飼育者が水槽前に立つと、それらの障害物をひらひらと避けながら近づいてくる様子は、人懐っこさをさらに実感できるでしょう。
コミュニケーションの一環としての給餌
毎日同じ時間に餌を与えることで、「この人が近づいたらご飯の時間だ」と学習します。
これが餌くれダンスを定着させ、人懐っこさを感じる瞬間につながります。
ときにはピンセットや手渡しで餌を与えると、ベタの反応がより強まり、信頼関係が深まる体験ができます。
遊び感覚でベタの反応を観察する
水槽の外から指先をゆっくり動かしてみると、ベタがその動きを追いかけて泳ぐことがあります。
これは「遊び」に近い反応で、飼育者に興味を示している証拠です。
毎日の習慣に取り入れることで、ただ観賞するだけでなくベタとの交流を楽しむことができます。
人懐っこくて可愛いベタの意外な和名

ベタは和名で『闘魚』と呼ばれています。
闘う魚だなんて物騒ですね。
ベタは縄張り意識が強く、同じ水槽に単独で飼育することが推奨されています。
同じ水槽に別の熱帯魚がいても平気な、大人しいベタもいるようです。
私が飼育していた時にベタとネオンテトラを混泳させました。
大人しいベタだなーと思っていましたが、ネオンテトラが来た瞬間ものすごいスピードで追い回しました。(今まで見たことないスピードでした)
ネオンテトラも逃げる逃げる、急いでネオンテトラを保護。
ということがありました。
話を戻しますが、なぜ『闘魚』と呼ばれているのかというと
昔オス同士のベタを戦わせる遊戯を楽しむために、以前は飼育されていたようです。
それはだいぶ昔の文化であり、現在は強さよりもベタの美しさで競うようになっています。
それはベタの美しさが注目されているからですね。
文化は変わりましたが、ベタ同士だと闘ってしまうので混泳は気を付けて行ってくださいね。
ベタは人懐っこい?【まとめ】
ベタは単なる観賞魚にとどまらず、人懐っこい反応を返してくれる存在です。
餌くれダンスや飼育者を目で追う仕草は、日々のお世話をより楽しくしてくれます。
正しい知識と工夫で長く元気に育ててあげましょう。詳しい飼育法や病気対策については当サイトの他記事もぜひご覧ください。