うさぎの上下関係を築くとしつけが楽に!顎のせと指さしの正しい方法

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うさぎは思った以上に賢く、適切なしつけをすれば「待て」や芸も覚えることができます。

ただし、その前提として飼い主との上下関係を築くことが重要です。

この記事では、顎のせや指さしといった具体的な方法に加え、注意点や信頼関係との関係についても解説します。

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目次

うさぎのマウンティング行為とは?

マウンティングの意味

うさぎのマウンティング行為は、繁殖行動だけでなく上下関係を示すためのサインでもあります。

特に去勢・避妊をしていないうさぎでは性衝動の一環として見られることがありますが、手術後の個体でも仲間や飼い主に対して優位性を示そうとして行うことがあります。

つまり「自分が上の立場だ」と主張するための自然な行動なのです。

繁殖行動ではないためうさぎのメスが別の個体にマウンティングを行う事もあります。


飼い主へのマウンティングに注意

多頭飼いの場合はうさぎ同士で上下関係がつくことが多いですが、単独飼育でも飼い主に対してマウンティングを行うことがあります。

これは遊びや甘えの延長であることもありますが、しつこく繰り返す場合は「飼い主を下に見ている」サインかもしれません。

そのままにすると噛みつきや足ダンなどの問題行動につながることがあるため注意が必要です。


上下関係との関わり

マウンティングは上下関係を理解する上で重要な手がかりです。

うさぎが頻繁にマウンティングを行う場合、飼い主がリーダーとして認識されていない可能性があります。

顎のせや指さしといった方法は、このような行動を減らし「飼い主が上」という関係を理解してもらうために役立ちます。

うさぎと上下関係があるとしつけが楽になるとは?

うさぎは馬よりも頭がいいと言われており、しつけをすることが可能です。

実際に動画サイトなどで探してみると「待て」が出来たり、その他にも芸が出来るうさぎの動画を見ることが出来ます。

それでは、そんな頭の良いうさぎをしつける際のポイントをご説明します。

うさぎは群れで行動するため、上下関係と信頼関係を求める動物です。

一緒に暮らしていくためには飼い主がリーダーであり、信頼がおけるということをうさぎに認識してもらわないといけません。

うさぎと一緒に暮らす中でこのような行動がうさぎに見られば要注意。

うさぎに下に見られれている可能性があります。

  • 不満があると足ダンをする
  • 噛む
  • ダッシュで近づいてきてピタッと止まる(威嚇、噛む前触れ)
  • 散歩中に人の足を踏む
  • マウンティングを頻回に行う
  • 不満があるとトイレやエサ入れをひっくり返し、大きい音をだして自分の主張を通そうとする

このような行動が見られれば、飼い主は下に見られています。

今時点で「下にみられているかも…。」

そう思っても安心してくださいね。

しつけの肝である上下関係もしつけることが出来ます。

うさぎに上下関係をしつける方法は?

先ほども記載したように、うさぎをしつけるためにはまず、自分がうさぎより上の立場になる必要があります。

あごのせ

うさぎに上下関係を理解させる方法としては「あごのせ」が効果的といわれています。

顎のせのやり方は、うさぎの頭に飼い主の顎を載せるという簡単なものです。

うさぎの世界では、格下のうさぎの頭に上のうさぎが顎をのせてマウントをアピールします。

それを飼い主とうさぎの間で再現することでうさぎに上下関係を理解してもらうことが出来ます。

初めからうまく行くことは少ないので後ずさりをして逃げようとしたりしますが、根気よく続けましょう。

指さし

「顎のせ」の他にも「指さし」も効果的です。

これも簡単な方法で、うさぎの眉間を正面から人差し指で押すだけです。

つついたりするのではなく、人差し指でかるく触って、そのまましばらく停止していてください。

こちらの方法も最初からうまくいくことは少ないので、理解してもらうまで根気よく続けましょう。

ちなみにうさぎはハングリー精神が旺盛なので、上下関係を理解した後もうさぎは下克上を狙ってきます

そのため、飼い主は上下関係を理解した後でも「顎のせ」や「指さし」を繰り返して行い、自分が上だということを定期的に分かってもらいましょう。

うさぎと上下関係を築くときの注意点

強引に行わないこと

顎のせや指さしは有効な方法ですが、うさぎによっては強いストレスを感じる場合があります。

特に初めての段階で押さえつけるように行うと、恐怖心を与えて逆効果になることもあります。

あくまでも「軽く触れる」程度から始め、うさぎが落ち着いているタイミングを選んで行うことが大切です。

個体差を理解すること

全てのうさぎに同じ方法が通じるわけではありません。

人に懐きやすい子もいれば、警戒心が強くなかなか受け入れない子もいます。

顎のせや指さしが合わない場合は、時間をかけて名前を呼んでから撫でる、優しくおやつを与えるなど別のアプローチも取り入れると良いでしょう。

信頼関係を優先すること

上下関係のしつけは「支配」ではなく「安心できるリーダー」であることを伝えるための行為です。

うさぎが安心して暮らせるよう、日常的にスキンシップや遊びを通じて信頼関係を築くことが大前提です。

信頼があってこそ、上下関係も自然と成立し、しつけがスムーズに進みます。

上下関係が出来た後、うさぎをしつける際のポイントは?

それでは、うさぎをしつけるポイントをご紹介していきます。

出来たらしっかりと褒める

名前を呼んできたり、爪切りを頑張ったなど、褒める場面はしっかりと優しい声で名前を呼んで撫でてあげたり、名前を呼びながらおやつを与えると良いです。


だめなことはきちんと叱る

噛みついたり、マウンティングをしてくるなど、だめなことはきっちりと叱りましょう。

・「だめ!」「こら!」などの怒る言葉を決めておく
・低い声で「だめ」「こら」などと言う
・うさぎの脇に手を入れて起き上がらせて叱る言葉を言う
・手を叩くか、床を叩いて足ダンのような音を出す
・叱る時には名前を呼ばない

問題行動をした後すぐに叱るようにしましょう。


叩いたり耳を掴んだりしない

言うまでもありませんが、暴力は絶対にNGです。

信頼関係どころか、飼い主のことを怖い存在としか認識できなくなりますし、うさぎがけがをしてしまうこともあります。

うさぎは上下関係があると飼い主のしつけが楽になる!【まとめ】

うさぎに上下関係を理解してもらうことは、しつけを楽にするだけでなく、飼い主を安心できる存在として認識させる意味もあります。

顎のせや指さしを無理なく取り入れ、信頼関係を深めながら正しいしつけを続けていきましょう。

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