朱文金の選び方と値段相場|健康な個体を見分けるコツ

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朱文金はキャリコ模様と優雅な尾が魅力の人気品種ですが、購入時に「どんな個体を選べば良いのか」迷う人も多いでしょう。

この記事では、健康な朱文金を見極めるコツや模様・尾の選び方、さらに成魚と幼魚の違いや値段の相場まで、初めて飼う方でも分かりやすく解説します。

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目次

朱文金の選び方のコツ

大前提!体調不良の個体はNG

明らかに体調不良の朱文金を除いて以下を注目してみましょう。

・外傷がある
・鼻上げ(水面まできて鼻を高く上げる)
・水槽に死骸が放置

外傷や水槽に死骸が放置されているとなんとなく購入する気も無くなりますよね。

外傷があるとそこから病気になる可能性もありますし、すでに病気の可能性もあります。

死骸が放置されている水槽も、もしかしたら病気が蔓延している可能性もあります。

鼻上げについては、朱文金が酸欠だと鼻上げをするようです。

酸欠も朱文金が弱る原因なので、これから家に迎える際には最初から健康な個体が良いですよね。

他にも泳ぎ方がふらふらだったり、底でじっとしているようならば購入は一度考えてみても良いと思います。

ショップなどで泳ぐ朱文金を見た時に、明らかに体調不良の場合は病気にかかっていたり、寿命が近い個体なのでやめておいた方が良いです。

正直そういう個体が見られるお店は管理がずさんな部分もあるので、他の観賞魚の水槽も見てみましょう。

1店舗だけではなく、複数見て回るのも楽しいですし、様々な管理の仕方も見られるので良いと思います。

店舗が遠く、ネットで朱文金を購入する方もいらっしゃると思います。

その際運搬状況などにより、到着時には死んでしまったという話も聞きます。

そういうこともありますので、ネットならば保証が付いているネットショップで購入するのが良いかな、と思います。

柄などは選べませんし、飼育状況もわからないので完全に運になりますが・・・。

気に入った個体を選ぶ

健康でしたら、気に入った個体を選ぶのが一番!

健康な朱文金を選ぶことは大前提として、他に選ぶ基準、コツなどはありません。

柄や尾を見て気に入った朱文金を購入するのが良いと思います。

注意したいところが1つ。

それは生まれて1年位の幼魚の場合、模様が気に入って購入したが、1年経ったら模様が変わったということがあります。

そうならない為には産まれてから3年位経った個体を選ぶのが良いと思います。

朱文金は時間が経つにつれて模様が変わると言われていて、特に朱文金の黒色が成長するにつれて大きく成るようです。

さすがに黒い点々が真っ黒になる、というところまではいきませんが、模様ががらっと変わる位大きく成るようですよ。

模様はさほど気にしないが、尾が長い朱文金が欲しい方は、幼魚の時から尾の長い個体を購入することをおすすめします。

朱文金には尾が短い個体も存在し、幼魚の時から尾の短い個体は大きく成っても短いままのものが多いそうです。

また吹き出し尾のV字の切れ込みが深いものを選ぶと、成長した時に尾が大きく成ると言われています。

生まれたから何年たったのか、見てわかるものではありませんので、購入時に店員さんに聞いてみるのが良いと思います。

朱文金の選び方でよくある疑問とポイント

朱文金を初めて飼う人にとっては「どんな大きさを選べば良いのか」「オスとメスはどう見分けるのか」「どんな環境に向いている個体なのか」といった疑問がつきものです。

ここでは健康チェックや模様の好みに加えて、もう少し踏み込んだ選び方の視点を紹介します。

成魚と幼魚どちらを選ぶべき?

朱文金は幼魚の方が値段が安く、模様の変化を楽しめるというメリットがあります。

しかし、幼魚は体力が弱く、環境変化に敏感で落ちやすい一面もあります。

逆に成魚は模様や体型が安定しており、長期的な見た目の変化が少ないので「理想の柄で固定したい」という人に向いています。

初心者はある程度成長した中型以上の個体を選ぶと安心です。

オスとメスの違いは?

オスとメスの見分けは難しいですが、繁殖を考えるなら大事なポイントです。

オスは繁殖期になるとエラや胸ビレに追星と呼ばれる白い斑点が出ることがあり、体型もややスリムです。

メスは体型がふっくらとして丸みを帯びる傾向にあります。

一般的な観賞用として飼うなら性別にこだわらず、健康状態や模様の美しさを重視して選べば問題ありません。

飼育環境との相性を考える

朱文金は和金タイプの体型を持ち、泳ぎが力強く広い水槽を好みます。

狭い水槽しか用意できない場合や、琉金やピンポンパールなどの丸手金魚と一緒に飼いたい場合には、泳ぎが激しい朱文金が他の金魚を追い回すこともあるので注意が必要です。

広いスペースを確保できるなら、朱文金本来ののびのびとした泳ぎを楽しむことができます。

どこで買う?

朱文金は比較的流通量が多いため、ホームセンターのペットコーナーや観賞魚専門店、金魚イベント、さらにはネットショップでも購入できます。

初心者におすすめなのは、実物を見て選べるアクアショップや金魚専門店です。

実際に泳ぎ方や体色、ヒレの状態を確認できるので、健康な個体を選びやすくなります。

一方で、近くに販売店がない場合はネット購入も選択肢に入ります。

ただし、到着時に弱っているケースもあるため「死着保証」や「到着後数日以内の保証」が付いているショップを選ぶと安心です。

値段だけで判断せず、信頼できる販売元かどうかを確認することが大切です。

また、金魚イベントや品評会などでは、ブリーダーが直接出品していることもあり、珍しい模様や体型の朱文金に出会える可能性があります。

自分の目的(観賞重視・繁殖目的など)に合った入手先を選びましょう。


朱文金の値段の相場

朱文金の値段は、一般的に 300円から2,000円程度 と幅があります。

ホームセンターや量販店、アクアショップ、金魚専門店、さらにはネット通販まで幅広い場所で販売されているため、比較的手に入りやすい金魚です。

価格の違いはなぜ生まれるのか?

同じ朱文金でも価格に差があるのは、模様の美しさや体型のバランス、尾の長さ、そして飼育環境の管理状態によるものです。

特に黒・赤・白のキャリコ模様が均等に入り、尾が大きく優雅に広がる個体ほど高値が付く傾向にあります。

また、専門店やブリーダー直販の場合は、水質管理や健康チェックが徹底されているため、価格もやや高めになることが多いです。

安価な商品は買わない方が良い?

安価だからといって必ずしも質が悪いわけではありません。

ただし、管理が行き届いていない店舗では、弱った個体や病気を抱えた個体が安く売られていることもあります。

値段だけで判断せず、泳ぎ方やヒレの状態、体表の傷の有無などを確認することが大切です。

健康な個体であれば安価でも長生きしてくれますが、最初から弱っている個体を選ぶと治療や水槽全体への病気のリスクが高まります。

朱文金購入時に一緒に購入すべきもの一覧

朱文金をお迎えする際には、魚そのものだけでなく、飼育に必要な器具や消耗品も揃えておくことが大切です。

健康に長く育てるためには、以下のアイテムを購入と同時に準備しておきましょう。

水槽とろ過フィルター

朱文金は泳ぎが活発で大きく成長するため、小さな容器では窮屈になります。

最低でも60cm以上の水槽を用意し、安定した水質を保つためにろ過フィルターもセットで準備するのがおすすめです。

ろ過装置があれば水換えの頻度も減り、管理が楽になります。

水質調整用品(カルキ抜き・バクテリア剤)

水道水には塩素が含まれており、そのままでは朱文金にとって有害です。

カルキ抜き(中和剤)は必須アイテムです。

また、水槽を立ち上げた直後はバクテリアが不足しているため、市販のバクテリア剤を使って水質を安定させると安心です。

餌とネット・バケツ

金魚用の専用フードを準備しましょう。浮上性・沈下性の違いや栄養バランスを考えて選ぶと良いです。

さらに、水換えやトリートメントの際に使うネットとバケツも欠かせません。

水換え用のバケツは金魚専用にし、他の用途で使わないようにすると衛生的です。

ヒーターやエアレーション(必要に応じて)

室内飼育であっても冬場に水温が下がりすぎる地域ではヒーターを、酸素不足になりやすい環境ではエアレーションを準備しましょう。

朱文金は比較的丈夫ですが、水質や酸素不足に弱いため、環境を安定させる設備があると安心です。

事前購入か?同時購入か?

基本的な飼育用品(水槽・フィルター・カルキ抜き・バクテリア剤・餌・ネット・バケツ)は、朱文金を迎える前に必ず揃えておきましょう。

水槽は立ち上げてからバクテリアが定着するまで時間がかかるため、事前準備が重要です。

一方で、ヒーターやエアレーション、水草や装飾品などは、環境や季節を見てから同時購入でも構いません。

朱文金の選び方のコツ【まとめ】

朱文金を選ぶ際は、まず健康状態を確認することが一番大切です。

その上で模様や尾の形、成長段階など自分の好みに合った個体を迎えると長く楽しめます。

お迎え後は丁寧に飼育することで10年以上生きることも可能です。

気に入った朱文金を見つけたら、ぜひ大切に育ててあげてください。

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