
白メダカは「弱い」と言われることがありますが、実際には特別に弱いわけではありません。
平均寿命は2〜3年と他のメダカと同じです。
本記事では、白メダカが弱いと言われる理由や、元気に育てるための飼育ポイントをわかりやすく紹介します。
白メダカって弱いの?

白メダカは、ほかのメダカと比べると、体の色が白色です。
体の色に、黒色や青色が入っていないメダカのことをいいます。
見た目が真っ白なメダカのことを、白メダカと呼びます。
白メダカは弱くない
白メダカは他の魚に比べて弱い生き物なのでしょうか。
弱くないですね。
普通のメダカと同じです。
何も変わりはありません。
体の色が白色っていうだけなので、他のメダカと比べてみても、白メダカだかたら弱い。
ということはありません。
体が白色なので、日光に弱い…といった説もあるようですが。
我が家の白メダカちゃんたちは、屋外で飼育しています。
日光ガンガン当たっていますが、白メダカなので体の色も白色のままです。
成長して毎日元気に泳いでいますよ~。(笑)
(なんで弱い説があるんだろ?品種改良されているから?でも白メダカは江戸時代からいるんだよ?みんな知ってる?そんな昔から白メダカって存在するんだよ?)
白メダカの寿命は?
白メダカの寿命は、2~3年です。
白メダカ、黒メダカ、青メダカなど、メダカの寿命がだいたい2~3年です。
白メダカは短命なの?
白メダカは短命ではありません。
ほかのメダカと平均寿命は、かわりません。
白メダカが「弱い」と誤解される理由
白メダカは他のメダカと比べて特別に弱いわけではありません。
しかし「白=儚い、弱い」という色のイメージが原因で、誤解されやすい一面があります。
ここでは、なぜそうした印象が生まれるのかを解説します。
白という色の持つ印象
白は清らかさや無垢さ、そして儚さを連想させる色です。
ウェディングドレスや花嫁姿のイメージがその典型で、「守ってあげたい」「壊れやすそう」といった印象を与えます。
そのため「白いメダカは弱いのでは?」という誤解につながるのです。
黒との対比による誤解
一方で黒は「強さ」「力強さ」を象徴する色として認識されやすいです。
黒メダカは丈夫そう、白メダカはか弱そう、といったイメージの対比が、人の心理に影響を与えていると考えられます。
実際の白メダカの強さ
実際には白メダカも黒メダカも寿命や飼育難易度に差はありません。
寿命は2〜3年程度で、健康的に育てるための条件も同じです。
弱いと感じられるのは色の印象による思い込みにすぎず、飼育環境を整えてあげれば元気に長生きしてくれます。
白メダカを元気に育てるための環境づくり

白メダカは特別弱い魚ではありませんが、環境づくりを誤ると体調を崩しやすくなります。
ここでは、白メダカを長生きさせるために意識しておきたいポイントを紹介します。
水質管理とカルキ抜き
白メダカは水質の変化に敏感です。
水道水をそのまま使うと塩素で弱ってしまうため、必ずカルキ抜きを行いましょう。
カルキ抜き剤を使う方法や、バケツに汲み置きして1日放置する方法が一般的です。
また、急激な水質変化を避けるため、水換えは全体の3分の1程度を目安に行うのが安心です。
日当たりと水温管理
「白色だから日光に弱い」という説もありますが、実際には日光を浴びても問題はありません。
ただし、真夏の直射日光で水温が急上昇すると弱ってしまうことがあります。
屋外飼育なら水草やスダレで日陰をつくり、室内飼育ならエアコンや扇風機で温度を安定させましょう。
メダカが快適に暮らせるのは20~28℃前後です。
餌の量と与え方
白メダカは食欲旺盛で、与えすぎると水質悪化につながります。
目安は「1~2分で食べきれる量」。
人工飼料だけでなく、ミジンコやゾウリムシなど生き餌を適度に与えると、体力がつき健康的に育ちます。
餌の質と量をコントロールすることが、寿命を延ばす秘訣です。
白メダカの育て方は他のメダカと違う?

白メダカは他のメダカと違う育て方をしなければいけない?
そんなことはないです。
他のメダカと同じように、白メダカも育てていいんです。
白メダカの育て方は、他のメダカと一緒です。
水槽に入れて室内飼育もできます。
屋外で水草を入れて、飼育もできます。
どちらでも育ちます。
水中酸素があり、メダカが住める環境であれば、白メダカを飼育することができます。
白メダカだから特別に何かしないといけないことは、ないんです。
白メダカは弱い?【まとめ】
白メダカは特別弱い魚ではなく、寿命も他のメダカと変わらず2〜3年が目安です。
ただし、水質管理や水温調整を怠ると体調を崩しやすくなります。
カルキ抜き・日光対策・餌の与え方を意識すれば、白メダカは長く元気に暮らしてくれます。
白メダカの魅力を楽しみつつ、飼育環境を整えてあげましょう。他の品種の記事もぜひ参考にしてみてください。