青メダカと白メダカの違いは?混泳や交配でどうなるか徹底解説!

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白メダカと青メダカは見た目の印象が大きく異なるため、初めて飼育する方は「どちらを選べばいいの?」と迷うことも多いでしょう。

本記事では両者の違いや混泳時の繁殖の様子を解説し、飼育をより楽しめるポイントを紹介します。

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目次

白メダカと青メダカの違い

青メダカとは?

体の色に黒の色素を持っているメダカを青メダカと呼びます。

メダカの体に、薄いグレー、黒、青の色を持って生まれたメダカは、青メダカと区別します。

…青?

と思うメダカも中にはいるのですが。(笑)

体の透明度で決まるので、間違っているのではなく、暗い色を体に持っているメダカは、青メダカなのです。

白メダカとは?

体の色が、白色をしています。

体の色に、黒の色素を持たないメダカのことを、白メダカと呼びます。

白メダカは真っ白で、白メダカの種類もたくさんでていますが、よく見かける白メダカの種類は、シルキー、ミルキー、ピュワホワイトなどがショップなどでよく見かける種類になります。

白メダカと青メダカの見た目以外の違いはある?

白メダカと青メダカは、色の違いだけでなく、飼育環境での見え方や人気の傾向にも差があります。

ここでは「観賞性」「価格」「丈夫さ」という3つの観点から解説します。

観賞性の違い

白メダカは水槽やビオトープの中で光を反射しやすく、群れで泳ぐととても明るい印象を与えます。

夜間の照明や日光の下で特に映えるので、初心者に人気が高いです。

一方、青メダカは落ち着いたグレーや黒っぽさを帯びるため、自然な雰囲気のレイアウトに馴染みやすいのが特徴です。

シックな雰囲気を楽しみたい方には青メダカが好まれます。

価格や流通量の違い

一般的に白メダカは繁殖が盛んで流通量も多いため、比較的安価に入手できます。

ホームセンターやペットショップでよく見かけるのも白メダカです。

対して青メダカは改良種のバリエーションが多く、品種によっては価格が上がる場合もあります。

レアな系統はネット通販や専門店で扱われることが多いです。

丈夫さや飼育のしやすさの違い

基本的にはどちらも同じメダカなので飼育難易度に差はありませんが、見た目の色素の違いが水質の変化による体色の見え方に影響することがあります。

白メダカは環境によって透明感が強く出る場合があり、弱々しく見えることがありますが実際には丈夫です。

青メダカは黒色素がある分、多少体色が安定して見えやすい傾向があります。

白メダカと青メダカは混泳できる?

白メダカと青メダカは同じメダカの仲間なので、基本的には問題なく一緒に飼育することができます。

性格や習性の違いもないため、混泳そのものは安心して行えます。

ただし、見た目の美しさや飼育環境によってはメリットとデメリットがあるので、その点を理解しておくと安心です。

混泳のメリット

白メダカと青メダカを同じ水槽で飼うと、コントラストが生まれてとても観賞性が高くなります。

白の明るさと青の落ち着いた色合いが調和し、水草やビオトープの中で動きが映えるため、インテリア性がぐっと増します。

特に屋外のビオトープでは、太陽光に照らされると光の反射で白と青の違いがより際立ち、見ていて飽きない組み合わせになります。

混泳のデメリット

一方で、白メダカと青メダカは体色の違いから、水槽内での見え方に差が出ることがあります。

白メダカは明るいため観察しやすいですが、青メダカは暗い底砂や影のある場所にいると姿を見つけにくいことがあります。

また、種類ごとに群れをつくる習性はないため混ざって泳ぎますが、人によっては「統一感がない」と感じる場合もあります。

そのため、水槽のレイアウトや鑑賞スタイルによっては、好みが分かれる点もデメリットといえるでしょう。

群れ方について

メダカは熱帯魚のように強い群れ行動をとる魚ではなく、同じ水槽内で自由に泳ぐことが多いです。

外敵に襲われそうになった時や急な物音に驚いた時には一時的に集まることがありますが、それは「同色」だから集まるのではなく、単純に近くにいる個体と一緒に行動するだけです。

つまり白メダカと青メダカを一緒に飼っても、色ごとに群れが分かれることはありません。

喧嘩について

メダカ同士が小競り合いをすることはありますが、これは縄張り意識や繁殖シーズンのオス同士の追いかけ合いによるものです。

体色の違いによって喧嘩が起きやすくなることはなく、白メダカと青メダカを混泳させても色の違いが原因でトラブルになることはありません。

注意点

ただし、白や青といった色の違いではなく、体格差や数のバランスによって弱い個体が追い立てられることがあります。

特に大きめの成魚と小さな稚魚を同じ水槽に入れると、稚魚が餌を取りにくくなることもあります。

そのため、混泳自体は問題ありませんが、個体差や成長段階の差には注意した方が安心です。

白メダカと青メダカは同じ種なので混泳自体は問題ありません。

色の違いによる美しいコントラストを楽しめる反面、見た目のまとまりや観察のしやすさに違いが出る点も理解しておきましょう。
混泳を取り入れるかどうかは、水槽の雰囲気や自分の楽しみ方に合わせて判断するのがおすすめです。


白メダカと青メダカの交配について

白メダカと青メダカは同じメダカの仲間なので、混泳させると自然に交配が行われます。

繁殖自体はとても簡単で、条件が整えばすぐに卵を産み、稚魚も育ちます。

ただし、親が異なる体色を持っているため、生まれてくる稚魚の見た目は親の特徴が混ざり合い、必ずしも「白」や「青」とはっきり分かれるわけではありません。

稚魚の色の出方

交配によって生まれた稚魚は、白っぽい個体、青っぽい個体、その中間のグレーがかった個体など、さまざまな色合いになります。

特に体色は成長とともに変化するため、稚魚の段階では判別が難しい場合も多いです。

時間をかけて育てることで、徐々に体色がはっきりしてきます。

交配のメリット

白メダカと青メダカを交配させる最大の魅力は、予想できない色合いの稚魚が誕生する点です。

水槽の中に多彩な表情のメダカが増えるため、鑑賞性が高まり「どんな子が育つだろう?」という楽しみが増します。

繁殖を趣味として楽しみたい方には大きな魅力です。

交配のデメリット

一方で、体色の系統を維持したい場合には交配は不向きです。

白メダカだけ、青メダカだけを純粋に増やしたい場合、色が混ざることで系統が崩れてしまいます。

また、見た目が中途半端な色合いになることもあり、販売や固定化を目指す場合には交配を避けて選別飼育を行う必要があります。

白メダカと青メダカの違い【まとめ】

白メダカと青メダカは色素の有無による違いがありますが、どちらも飼育しやすく混泳も可能です。

繁殖させれば色のバリエーション豊かな稚魚が楽しめます。

飼育目的に合わせて選びつつ、メダカならではの多様な魅力を体験してみてください。

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