
メダカを飼ってみたいけれど、水槽を置くスペースがなくて諦めていませんか?
実は、身近なペットボトルを利用すれば、初心者でも簡単にメダカの飼育を始められます。
本記事では、ペットボトルでの飼い方の手順や注意点、さらに長く元気に飼うためのコツまで分かりやすく解説します。
ペットボトルでのメダカの飼い方

メリット
ペットボトルでのメダカの飼い方をすれば、飼育者にとって様々なメリットがあります。
・使用済みのペットボトルを利用することで水槽代がタダ
・飼育スペースがほとんど取らない
・小さく軽いため、水槽の移動が容易
・全方位からの観察がしやすい
メダカの飼い方としてコストがかからないのは、非常に大きなメリットと言えるでしょう。
デメリット
反対にデメリットとしては下記が挙げられます。
・水量が少なく、水質が汚染しやすい
・水替えの頻度が多くなる
・メダカ2匹程度しか同時に飼育できない
水量の少なさが最大のデメリットで、それが起因して飼育個体数が限られ、水替えも普通の水槽に比べて多くなります。
ペットボトルでのメダカの飼い方

ではペットボトルでのメダカの飼い方について、注意点と併せて手順を追って解説します。
水槽としてのペットボトルの選定
まず、ペットボトルは下記のタイプのものを用意してください。
・2リットル容量
・四角いタイプ
・硬い材質のタイプ
水量をできるだけ多く確保でき、転がらないものを選びましょう。
最近は環境への配慮の為、軟らかく潰しやすいペットボトルが増えてきましたが、水槽として使用するので、耐久度が高いペットボトルが望ましいです。
ペットボトルを加工する
水槽に使えるようにペットボトルを加工します。
ペットボトル水槽は、ペットボトルを縦にして置く方法と、ボトルシップのように横にして置く方法があります。
縦よりも横にして置く方が、転倒のリスクが減り、開口も広く確保でき水中に酸素を多く供給できるためおすすめです。
ペットボトルを横に倒し、上になる面をカッターナイフなどで大きく穴をあけます。
注意点として、側面に穴が達してしまわないようにしてください。
メダカが飛び出してしまうだけでなく、ペットボトル全体の強度が落ち、変形しやすくなってしまいます。
底砂・水草を入れる
前述の通り、ペットボトル水槽は水量が少ないため、水が汚れやすいです。
汚染を少しでも抑える為、底砂を敷き、水草を入れるようにしましょう。
底砂には汚染物質を分解してくれるバクテリアが棲みつきやすく、水草は水中の余分な栄養を吸収してくれます。
水質改善だけでなく、観賞性も良くなります。
カルキ抜きした水を入れる
水道水はメダカに有毒なカルキを含むため、カルキを抜く必要があります。
カルキ抜きを使用した水をペットボトルに入れましょう。
1週間放置
ここまでやったら1週間程度、ペットボトル水槽を放置します。
ペットボトル水槽の中にバクテリアが繁殖するのを待ちましょう。
ペットボトル水槽内にバクテリアがいないままメダカを入れてしまうと、水槽内の汚染物質が分解されずに最悪メダカが死んでしまうことになりますので、くれぐれも注意してください。
メダカ投入
注意点ですが、ここで直接メダカをペットボトル水槽に投入せず、水合わせをしましょう。
購入時の袋に入った状態のままのメダカを30分ほどペットボトル水槽の横に置き、袋内の水温と水槽内の水温を合わせます。
その後、袋の内の水を1/3ほど捨て、ペットボトル水槽内の水を捨てた分袋に入れて、袋内の水質と水槽内の水質を馴染ませます。
これを2~3回繰り返して、メダカをペットボトル水槽に投入します。
餌やり
餌やりの頻度は、1日1~2回が目安です。
メダカは消化に3時間ほどかかるので、それより早い間隔では与えないようにし、時間帯もメダカが起きてすぐや寝る前を避けましょう。
エサの量にも注意が必要で、少なすぎると衰弱しますし、多すぎると消化不良をおこしたり、食べ残しによって水質が悪化したりします。
目安は3~5分でメダカが食べきれる量を与えましょう。
水換え
前述の通り、ペットボトル水槽でのメダカの飼い方は、水替えが通常より多く必要になります。
頻度としては1週間に1度行いましょう。
注意点として、1回の水替えではペットボトル水槽の総水量の1/3のみ水替えしましょう。
多くの水を変えてしまうと、水温・水質の急変をもたらします。
メダカは環境の変化には強い生き物なのですが、急変には弱いので新しい水に馴染ませるようにしましょう。
ペットボトル飼育で長くメダカを楽しむコツ
季節ごとの管理ポイント
ペットボトル飼育では水量が少ないため、外気温の影響を受けやすいという特徴があります。
夏は直射日光を避け、室内で風通しの良い場所に置くと水温の急上昇を防げます。
逆に冬は室内の比較的暖かい場所に置くことで水温を安定させることができます。
特に窓際は昼夜の寒暖差が大きくなるため注意が必要です。
メダカの数と相性
ペットボトルでは飼育できるメダカの数が限られるため、1~2匹までにとどめるのが理想です。
無理に多く入れるとストレスや酸素不足につながり、体調を崩してしまいます。
また、色や模様が異なる個体を一緒に入れることで、小さな水槽でも観賞性を高められます。
水質維持の工夫
水質を安定させるには、底砂や水草を入れるだけでなく、バクテリアの繁殖を意識することが重要です。
市販のバクテリア剤を利用したり、汲み置きした水を使用することで水質悪化を防ぎやすくなります。
また、餌の与えすぎを控えることも水質維持の大きなポイントです。
ペットボトルという小さな環境だからこそ、日々のちょっとした工夫がメダカを長生きさせる秘訣になります。
メダカの飼い方ペットボトル使用!【まとめ】
ペットボトル飼育は手軽さが魅力ですが、水質変化に敏感な環境でもあります。
季節ごとの管理や餌の工夫を行えば、限られたスペースでも元気なメダカの姿を楽しむことができます。
慣れてきたら水槽飼育にも挑戦してみるとさらに世界が広がりますので、ぜひ次のステップとして考えてみてください。