ネオンテトラはメダカと混泳できる?混泳時のコツや注意点を徹底解説!

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ネオンテトラとメダカは、どちらも小型で人気の高い観賞魚です。

「一緒に飼えるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では両種の違いや混泳の注意点、水槽レイアウトの工夫まで解説します。

これを読めば初心者でも安心して美しい混泳を楽しめます。

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目次

ネオンテトラとメダカは混泳が可能?

ネオンテトラはメダカは混泳が可能です。

ネオンテトラは性格も温厚でメダカだけではなく、様々な観賞魚との混泳が可能です。

  • コリドラス
  • プラティ
  • プレコ
  • 小型のカラシン

など性格が温厚でお互い口に入らない、体のサイズが似たような種類ならば問題なく混泳出来ます。

メダカも同じく性格が温厚で、様々な観賞魚との混泳が可能です。

こちらも性格が温厚で、お互い口に入らないような体のサイズの観賞魚ならば混泳が可能です。

※魚にも性格がそれぞれありますので、絶対大丈夫という保証はありません。

ネオンテトラとメダカを一緒に混泳させる注意点

ヒーター必須

熱帯魚であるネオンテトラが冬場弱ってしまいますので、ヒーターが必須になります。

ネオンテトラは20℃~28℃の水温で飼育できるのに対し、メダカは3℃~30℃程度の水温ならば問題ありません。

日本の四季を感じられるメダカならではの水温耐性ですね。

そんなメダカは野外飼育も出来ますが、ネオンテトラと一緒にする場合は水温変化が激しい野外飼育は厳禁

ネオンテトラとメダカを一緒に混泳させる際はネオンテトラに合わせた水温で飼育しましょう。

餌は共通でOK

餌は何でも大丈夫です。

ネオンテトラの餌でもメダカは食べますし、メダカの餌でもネオンテトラは食べます。

アカムシなども食べることが出来ますので、餌はなんでも大丈夫です。

繁殖について

もしメダカやネオンテトラを繁殖させたい場合は、繁殖用水槽を用意し卵を隔離する準備が必要です。

ネオンテトラの繁殖はとても難しいと言われ、狙って繁殖させようとしてもなかなか出来ませんが、メダカはペアが揃っていれば繁殖することがあります。

もしネオンテトラがメダカと一緒に混泳していて、メダカが産卵した場合卵だけでも隔離しなければネオンテトラにもメダカにも卵が食べられてしまいます。

ネオンテトラもメダカも繁殖をする場合は産卵前にペアを隔離出来る水槽があれば安心です。

ネオンテトラとメダカ混泳時のトラブル事例

ネオンテトラとメダカは基本的に相性が良く混泳できますが、実際の飼育では小さなトラブルが起こることもあります。

たとえば、餌の食べ方の違いが原因で、どちらか一方だけがしっかり餌を取れる状況になることがあります。

特にメダカは水面付近、ネオンテトラは中層を泳ぐため、餌が沈んでしまうとメダカが食べられずに痩せてしまうケースが見られます。

また、水流の強さにも注意が必要です。

ネオンテトラは比較的水流に強いですが、メダカはあまり強い水流を好みません。

フィルターの排水を工夫し、水流の強弱に差をつけることで両方に快適な環境を整えられます。

さらに、繁殖期になるとオス同士の小競り合いが見られる場合もあります。

特にメダカのオスがメスを追いかける際にネオンテトラが驚いて隅に隠れてしまうこともありますので、混泳後は行動をよく観察し、必要に応じて仕切りや水草で隠れ場所を作ってあげると安心です。


ネオンテトラとメダカの混泳を避けた方が良いケース

水温管理が不十分な場合

ネオンテトラは20~28℃が適温で、冬場はヒーターが必須です。

一方、メダカは低水温にも強いですが、ネオンテトラに合わせてヒーターを入れると「冬眠できない」状態になります。

冬のメダカの自然な生活リズムを楽しみたい場合は、別々に飼った方が良いでしょう。


繁殖を狙っている場合

メダカは比較的簡単に繁殖しますが、卵や稚魚はネオンテトラに食べられてしまいます。

逆にネオンテトラの繁殖は難易度が高く、別水槽で管理しなければまず成功しません。

繁殖を重視するなら混泳は不向きです。


極端に性格差が出たとき

基本的に両方とも温厚ですが、個体差で「追いかけ回す」「餌を独占する」などの行動が出ることもあります。

特に繁殖期のメダカオスは気が強くなりがちで、ネオンテトラがストレスを受ける場合があります。


4野外飼育を考えている場合

メダカは屋外のビオトープ飼育も可能ですが、ネオンテトラは寒さに弱く、野外では冬に生き残れません。

屋外で飼う場合は混泳は避けましょう。

ネオンテトラとメダカ混泳の水槽レイアウトの工夫

ネオンテトラとメダカを一緒に飼う場合、水槽のレイアウトを工夫することでより安定した混泳環境をつくることができます。

メダカは水面付近を好み、ネオンテトラは中層を群れて泳ぐため、遊泳層が自然と分かれます。

そこに水草や流木を配置すると、隠れ場所や休憩場所ができ、互いにストレスを感じにくくなります。

また、水草は見た目の美しさだけでなく、水質の安定にも役立ちます。

アナカリスやマツモなど成長が早い水草を入れると、余分な栄養を吸収してコケの発生を防ぎ、より安定した水質を維持できます。

レイアウトを工夫することで、混泳中の小さなトラブルを防ぎつつ、ネオンテトラの青い輝きとメダカの素朴な美しさが引き立つ水槽を楽しめるでしょう。

ネオンテトラとメダカの違い

飼育方法も似ているネオンテトラとメダカの違いは、生まれた場所です。

ネオンテトラは熱帯地域、アマゾン川に生息しています。

メダカは日本出身、日本は温帯と言われていますが、四季があります。

メダカは冬場水の底でじっとして動きません。

それは冬に冬眠をするからです。

野外飼育でも冬眠をします。

その際はそっとしてあげるのが飼育方法なのですが、ネオンテトラと一緒だと通年ヒーターがある水槽なので冬眠をしません。

必ずしも冬眠が必要なわけではありません。

冬に元気にしていても餌を与え水を換えて飼育をして問題ありません。

ネオンテトラはメダカと一緒に飼育できる?【まとめ】

ネオンテトラとメダカは性格が温厚で混泳が可能です。

ただし水温や餌の食べ方に差があるため、観察と環境づくりが大切です。

水草や隠れ家を加えればさらに安定した混泳が楽しめます。

繁殖を狙う場合は隔離水槽も用意すると安心です。詳しい飼育の工夫は関連記事も参考にしてください。

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