フェレットの種類とおすすめは?ファームと毛色による性格の違いや選び方も解説

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フェレットには犬や猫のような大きな見た目の違いはありませんが、出身ファームや毛色によって性格や個性が異なります。

この記事では、初心者に向く穏やかな種類から個性的で希少性の高い種類まで、性格や寿命とあわせて詳しく解説します。

どの種類を選ぶか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

フェレットの種類|ファーム別

フェレットは、アメリカ、カナダのファームから来た子が大半ですが、まれに他の国や国産のフェレットが入荷することもあります。

また、毛色も様々です。

ホワイト系、シルバー系、イエロー系、ブラウン系とたくさんの色味があります。

成長するにつれ毛色が変わることもあるので、飼い主さんの楽しみが増えますよ。

フェレットにおけるファームとは?

ブリーダーの屋号に近い存在

「ファーム」とは、犬や猫で言うところのブリーダーの屋号に近い概念です。

ただしフェレットの場合は、個人ではなく大規模な繁殖場を指すことが多く、数百〜数千頭規模で計画的に繁殖が行われています。

そのため、ファーム名を聞けば、そのブランドのように性格や体格の傾向をある程度イメージできるのが特徴です。


海外ファームと日本ファームの違い

アメリカやカナダのファームは世界的にも規模が大きく、日本で流通しているフェレットの多くはこれらのファーム出身です。

一方、日本のDRFは規模こそ小さいものの、国内の飼育環境に合わせて繁殖しているため、体調管理や性格面で安心感があります。

大規模輸入と少数精鋭型の違いがあると考えると分かりやすいでしょう。


ファームを知るメリット

出身ファームを知ることは、フェレットのルーツや性格の目安を把握するのに役立ちます。

もちろん個体差はありますが、穏やかさ・やんちゃさ・体格の大きさなどには傾向があるため、飼い主にとって相性の良い子を見つけやすくなります。

選ぶときには毛色だけでなく、ファームの特徴にも注目してみると失敗が少なくなるでしょう。

アメリカのファームの特徴と性格

アメリカのファーム出身のフェレットは、日本でも特に流通量が多く、初心者が最初に出会う可能性の高い種類です。

マーシャルは小柄で穏やかな性格が特徴で、多頭飼いや家庭飼育に向いています。

パスバレーは体格がややしっかりしており、遊び好きで元気な傾向が強いため、アクティブに遊べる飼い主におすすめです。

マウンテンビューはマーシャルと同様に大人しい子が多く、抱っこやスキンシップを好む個体も見られます。

ルビーは日本では珍しく、毛並みや性格に個性があるためコアな愛好家に人気です。


マーシャルフェレット


パスバレーフェレット


マウンテンビューフェレット


ルビーフェレット

カナダのファーム

カナダのフェレットは、とにかくパワフルで行動的な子が多いのが特徴です。

ホールデンは好奇心旺盛で、環境に慣れると部屋中を探検しながら遊ぶため、広めの飼育環境が望まれます。

カナディアンも同じくエネルギッシュで、人懐っこい面とやんちゃな面を併せ持つため、飼い主にとっては刺激的な毎日となるでしょう。

力強く噛むクセが残る場合もあるため、しっかりしたしつけが必要です。

カナディアンフェレット


ホールデンフェレット

日本のファーム

日本では「DRF(ドラゴンライズフェレトリー)」が唯一の国産フェレットのファームとして知られています。

海外ファームに比べ流通量が少なく、基本的には直接問い合わせて予約する必要があります。

DRFフェレットは日本の飼育環境に合わせて育成されているため、ストレスに強く、穏やかな性格の個体も多いとされます。

流通が限られている分、希少性が高く、安心して飼育を始めたいこだわり派の飼い主に人気があります。

DRF(ドラゴンライズフェレトリー)フェレット

※DRFフェレットは専門店であれば店頭に出ることもあるようですが、基本的にファームに直接問い合わせた上での購入になるようです。

ファーム別おすすめフェレットの性格

フェレットは基本的にみんな陽気で遊ぶことが大好きです。

でもファームによって、少しずつですが性格に傾向があります。

私が見てきたフェレット達は、こんな性格の傾向がありました。

穏やかなフェレットが欲しい人におすすめ!

・マーシャルフェレット
・マウンテンビューフェレット

どちらも体格は小柄な傾向があり、比較的性格は穏やかです。

多頭飼いでも上手に遊べる子が多いように思います。

パスバレーやカナディアン、ホールデンのような気が強いフェレットには少し圧倒されるかもしれませんが、みんなマイペースなので、個々で楽しんでうまくやってくれるでしょう。

元気で気の強いフェレット好きにおすすめ!

・パスバレーフェレット

お店でよく見かけるポピュラーなフェレットです。

カナディアンやホールデンとは気が合うようです。

我が家のオスのフェレットは、パスバレーのセーブルでした。

気が強いとは思いますが、実は1人で黙々と遊んだりして、我が道を行く性格でもあります。

私のフェレットは、洋服を着せると、この世の終わりのような、全力で嫌な気持ちを顔に表すわかりやすい子でもありました。

個性的でパワフルなフェレットが欲しい人におすすめ!

・カナディアンフェレット
・ホールデンフェレット

非常に面白い性格なのが、カナダ出身のこの子達。

私のメスのフェレットがカナディアンでしたが、貼っていたガムテープを剥がしたり、植木の木を引っこ抜いたり、とにかく驚くようなパワフルな行動を、一生懸命に探し出して実行します。

そして、そのほとんどが、飼い主にしたらやって欲しくないことばかり。

色んな意味で目の離せないフェレットです。

フェレットの種類|毛色

真っ黒なフェレットは見かけたことがありませんが、黒味の強い色が好みであれば、ブラックセーブルがおすすめです。

薄めが好みなら、ホワイト系やシルバー系、イエロー系が良ければ、シナモンやシャンパン、バタースコッチなどをおすすめします。

個性的なカラーが好きな方は、ブレイズやパンダを見せてもらうと良いかもしれません。

アンゴラフェレットは長毛種です。

長い毛のフェレットは珍しいので少し値段が上がりますが、見た目のインパクトは最高です。

セーブル


ブラックセーブル


シルバーミット


バタースコッチ


シャンパン


シナモン


ブレイズ


パンダミット


アルビノ


ホワイトファーブラックアイ

フェレットの種類選びのおすすめ

初心者におすすめの種類

初めてフェレットを飼う方には、性格が穏やかで体格が小柄なマーシャルフェレットやマウンテンビューが向いています。

どちらも人懐っこく、飼い主とのスキンシップを好む傾向があり、他のペットや子供がいる家庭でも比較的安心して迎えやすい種類です。

活発すぎないので、世話に慣れていない人でも生活リズムを整えやすいでしょう。

多頭飼いや遊び相手を求める人におすすめの種類

元気で遊び好きなフェレットを望むなら、パスバレーやカナディアンが適しています。

特にパスバレーは日本のショップでも流通量が多く、他のフェレットとも相性が良いケースが多いです。

多頭飼いでは上下関係が生まれることもありますが、遊びを通じて絆を深められるため、にぎやかな環境を好む飼い主におすすめです。

個性的で希少性を求める人におすすめの種類

珍しいカラーや性格を重視する方には、ホールデンやアンゴラがおすすめです。

ホールデンはやんちゃでパワフルな性格が多く、しっかり向き合える飼い主向け。

アンゴラは長毛で見た目が華やかですが、毛のお手入れが必須なので、手間をかけられる愛好家に人気です。

希少性が高い分、価格も上がりやすいため、購入前に費用や飼育環境を十分に検討しましょう。

フェレットの種類とおすすめはこれ!【まとめ】

フェレットの種類や性格には傾向がありますが、最終的には一緒に暮らしてこそ分かる部分が大きいです。

初心者は穏やかな種類から、経験者は個性的な種類に挑戦するのも良いでしょう。

インスピレーションで選んだ子が、かけがえのない家族になることも多いです。

気になる種類の記事をあわせてチェックし、自分に合うフェレットを見つけてください。

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