フェレットの性格は初対面でわかる?!抱いてわかるフェレットの見分け方
ゴールデンウィーク辺りにフェレット専門店に行くと、小さなぬいぐるみのようなベビー達にテンションMAX間違いなしです!
お迎え前提でお店に行った方であれば、目移りして選べなくなってしまうのではないでしょうか。
そんなフェレット達の性格は、基本的に遊び好き。
でも個性豊かな動物なので、その性格には様々な特徴や傾向があります。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
あなたの最高のパートナーはどうしたらわかるでしょうか。
少しだけ知識があると、見分け方がわかってきますよ。
Contents
基本的にフェレットのベビーは噛む
お店では、気に入ったフェレットがいれば抱っこさせてもらうことができます。
インスピレーションでフェレットを選ぶことももちろん良いのですが、せっかくなので抱っこさせてもらう方が、よりその子の性格を感じることができます。
この時、慣れている方ならお分かりかと思いますが、初めてフェレットに触れる方はご注意を。
フェレットは突然人間の手で抱き上げられると、驚いて噛んでくることがあります。
専門店では噛むことに対してのしつけを徹底しているので、この時フェレットに噛まないようなしつけをしてくれますが、慣れていないと思わず痛くて手を離してしまい、フェレットが落下する恐れがあります。
初めての時は必ず店員さんと一緒に抱っこするようにしてくださいね。
私の経験上ですが、怖がりな子は、ケージの外から人間が指を動かすと敏感に反応し、抱っこすると猛烈に噛んできたりするようです。
うちのメスのフェレットがそうでした。
主人が気に入ったのでお迎えしましたが、購入してキャリーバッグに入れようとした時、力一杯抵抗して噛んできたことを覚えています。
その後もおもちゃは誤食する、抱けば噛む、で、初めはとても苦労しました。
でも本当は、とても優しい寂しがり屋の子です。
苦労は初めのうちだけで、慣れてしまえばとても可愛い愛嬌のある性格でした。
今でも大好きなフェレットです。
お店で抱っこして性格を感じてみよう
私が初めてフェレットをお迎えしたのは、専門店でのことでした。
オスのパスバレーフェレットで、ケージの中に何匹もベビーが入っているうちの1匹でした。
ケージの隅でお団子になって寝ているフェレット達が多い中で、その子は別な子と元気に遊んでいました。
抱っこさせてもらったら、やはり噛んできましたが、それ以上嫌がることもなく、やがて諦めたようにおとなしくなりました。
やんちゃでマイペース、人に懐きやすい性格としては、元気に動いていても、人間に抱っこされるとおとなしくなる(諦められる)子かもしれません。
抱っこしてもずっと抵抗を続けるようであれば、人間にまだ少し恐怖心や警戒心がある可能性があります。
抱っこしても全く気にせず、落ち着いている子も時々います。
初めてお迎えするのであれば、こうした子はおすすめです。
動物病院でも動じない性格の可能性が高いので、スムーズに診察を受けることができるでしょう。
ちなみに、動物病院では我が家にいたメスのフェレットは固まっていました。
家では傍若無人な態度でも、病院ではあまりの恐怖に動けなくなるようです。
手のかかる子も、そんな可愛らしい一面がありますよ。
好みの性格の見分け方とは
お店で抱っこする前のミニ知識をご紹介します。
性格を見分ける一つの目安にしてみてくださいね。
*フェレットはオスとメスで性格が違う
全体の傾向として、オスの方がマイペースでのんびりしているタイプが多いようです。
活発ではありますが、人間を噛むことが少ないのもオスのような気がします。
自分の楽しみを見つけて、それに向かって一人で遊んでいる子も多いようです。
一方で、メスは小柄でもかなりパワフルか、逆にとてもおとなしいかの両極端な印象があります。
パワフルな性格だと、若干噛んでくることが多いかもしれめせんが、人間ともよく遊び、元気な姿に人間まで勇気づけられることでしょう。
実際に、心を通わせやすいのは、メスのフェレットの方かもしれません。
*シルバーミットはエース級のアホ!?
失礼なタイトルですみません。
以前どこかで目にした言葉なのですが、確かに、と思えるところが多いので載せてみました。
基本的に毛色でフェレットの性格の傾向を区別することはできないと思うのですが、シルバーミットに関してだけは、その傾向が当てはまるような気がします。
特に、カナダ系のシルバーミットはかなり面白い性格をしています。
オス、メス問わず身体が大きめな子も多いのですが、とにかく動きがユニークです。
ペットガードなどの障害物を見つけると、とりあえず脱走することに全力を注ぎます。
下から脱走できなければ、無理矢理ジャンプしてよじ登ることにトライし、何度も全身をガードに打ち付けてもめげません。
また、欲しいものがあれば、どんなに高いところでも登ってきてゲットし、ダッシュで秘密基地に運んで興奮しています。
奪われそうになるとシャーシャー威嚇して噛んできます。
そうかと思えば、身体の大きさを考えずに、スーパーで雨の日に置いてある傘袋の中に潜って動けなくなっていたりもして、後先考えず心のまま動き回り、同じ失敗を繰り返しても全く学びません。
とにかく愉快に暮らしたいという飼い主さんには、ぜひおすすめしたいカラーです。
ただし、シルバーミットにはミラクルな可能性が一つあります。
成長するにつれ毛色が薄くなり、真っ白になるフェレットがいるのです!
現在、「ホワイトファーブラックアイ」と呼ばれる、真っ白な毛色で黒い瞳のフェレットはとても希少で、高い値段がついています。
シルバーミットは、この毛色になる個体がごく稀に存在します。
私の知り合いのシルバーミットの子も、本当にホワイトファーブラックアイに変化しました。
非常に確率としては低いため、それを期待してお迎えすることは絶対におすすめしませんが、シルバーミットに隠された魅力の一つと言えるでしょう。
フェレットの性格は初対面でわかる?!【まとめ】
・怖がりな性格だとケージ越しでも反応し抱くと噛み続ける傾向がある
・抱っこしてしばらくするとおとなしくなる子は穏やかな性格
・抱っこしても動じない子は動物病院でも落ち着ける可能性がある
・オスはのんびりマイペースが多い
・メスは機敏で気の強い子とおとなしい子に分かれがち
・シルバーミットは愛すべき存在
・シルバーミットはホワイトファーブラックアイに変身する子も?!
フェレットの性格は、抱っこした時の動きでわかる場合も多くあります。
性格の見分け方が、比較的簡単な動物かもしれません。
でも、気が強くて手のかかる性格のフェレットが、実はとても人間の心を理解し寄り添ってくれることもあります。
そういう意味で、私はどのフェレットを選んでも間違いはないように思います。
そして、フェレットは多頭飼いになるとフェレット同士の関係の中で、少しずつ性格も変わってきます。
どの子を選んでも正解です!
一緒に暮らす中で、ぜひそのフェレットとの絆を深めてくださいね。