コリドラスの隠れ家おすすめ|流木・土管・自作アイデアも解説

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コリドラスは水槽の底で元気に動き回る一方、実は臆病で休憩時間を大切にする魚です。

そんなコリドラスが安心して過ごすために欠かせないのが「隠れ家」。

この記事では、流木や岩などの自然素材、土管やセラミック製の人工物、さらには100均やDIYで作れる自作方法まで幅広く紹介します。

初めて飼育する方にもわかりやすく、設置のメリットや注意点も解説します。

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目次

コリドラスに隠れ家が必要な理由とメリット

コリドラスは活発に泳ぎ回る姿も見せますが、本来は夜行性で臆病な性格を持つ魚です。

昼間は光や外部からの刺激を避けるため、物陰でじっと休むことが多くなります。

隠れ家を用意することで、次のようなメリットがあります。

  • ストレス軽減:隠れる場所があることで安心し、落ち着いた行動を見せるようになります。
  • 病気予防:過度なストレスは免疫力低下につながるため、健康維持にも効果的です。
  • 自然な行動観察:流木や岩陰で休んだり、隙間を探検するなど、本来の習性を観察できます。
  • 混泳時の避難所:他の魚に追われた時や、新しい個体を導入した直後の避難場所になります。

隠れ家は単なるレイアウト用品ではなく、コリドラスが安心して暮らすための必須設備といえるでしょう。

コリドラスの隠れ家のおすすめは?

流木や岩など自然物

個人的に、一番おすすめしたいのは流木や岩などの自然のマテリアルです。

単純に私が自然っぽいレイアウトが好きなのもあるのですが、人工物に比べると表面の構造が複雑で、同じ形状のものがありません。

流木や岩の影に隠れるだけでなく、微妙な凹凸を利用して様々な表情を見せてくれます。

流木のちょっとしたくぼみに乗るようにして一休みしたり、岩の表面の小さな穴を一つずつ確かめるように鼻先を突っ込む様子などが見られます。

お気に入りの流木や岩を一つ入れるだけで、コリドラスの表情が一気に多様になるはずです。

また、コリドラスの全身が隠れるような構造のものは少なく、コリドラス自身は隠れているつもりでも、体の一部は見えている場合がほとんどです。

そのため、水槽内で行方不明になることが少なく、個体が環境に慣れるのも早いといえるでしょう。

欠点としては、流木はアクが出るので下処理が必要な点と、岩の一部は水をアルカリ性にするのでコリドラスには不向き、という点です。

土管など人工物

熱帯魚ショップに行くと、様々な形の隠れ家が市販されています。

その多くは、セラミックや素焼き、プラスチック製です。

最初から水槽に入れて使用するために作られているので水質への影響を心配する必要がなく、さっと水洗いすればすぐに使えます。

コケなどで汚れてもスポンジでこすればすぐにきれいになりますし、ぼろぼろになって水槽を汚す心配もありません。

好みの問題ではありますが、土管から顔をのぞかせている様子など、とても可愛らしく見えます。

自然物よりもバリエーションが豊富なので、自分のイメージにあったものを自由に選びやすい、という利点もあるでしょう。

欠点は特に思い浮かばないのですが、自然っぽさという点では本物の流木や岩にはどうしても及びません。

自然っぽい雰囲気で飼いたいのなら、素直に本物の流木や岩を使用するのが一番です。

水草

コリドラスは砂底をモフモフしながら泳ぎ回りますが、水草の茂みや根元に身を寄せて休むこともあります。

特にアマゾンソードやバリスネリアなど、葉が長くて影を作るタイプの水草は隠れ家として機能します。

自然な景観を演出できるうえ、水質浄化や酸素供給など水草本来の効果も得られるのが魅力です。

注意点として、コリドラスは底砂を掘る習性があるため、植えたばかりの水草は抜けやすくなります。

根が張るまでは、流木や石で押さえるなどの工夫をすると安心です。

コリドラスの隠れ家を100均アイテムで自作する方法

専門店で売られているレイアウトグッズは、自然物でも人工物でもそれなりの値が張ります。

また、思い通りのものが見つからない、ということもあるでしょう。

こういう場合に、意外と100均ショップでちょうどいいものが見つかることがあります。

ガラスや陶器、プラスチック製品は特に問題ないのですが、園芸コーナーなどで売られている屋外用のオブジェには注意が必要です。

コンクリートなど、水に成分が溶け出す素材でできている場合があります。

また、ガラスや陶器、プラスチックの製品を使う場合も、念入りに水洗いしましょう。

工場出荷時に剥離剤が付着したままになっている場合があります。

自作する場合も、素材にはくれぐれも注意しましょう。

DIYショップなどに行くと、粘土パテなど簡単に成型できる素材がたくさん売られていますが、飼育水槽で使用するために作られた製品はほとんどありません。

使う場合は自己責任の覚悟が必要です。

ただし、流木や岩をくっつける程度の簡単な自作なら、水槽用の接着剤が売られています。

使用上の注意をよく読んで使用しましょう。

私は、プラスチックのプランターに水槽用のシリコン接着剤で流木を貼り付けて、隠れ家を自作したことがあります。

コリドラスの隠れ家のおすすめは?【まとめ】

コリドラスは活発に見えても、本来は臆病で休息を必要とする魚です。隠れ家を設置することでストレスが減り、健康的に長生きしやすくなります。

自然物・人工物・自作いずれも魅力があり、水槽の雰囲気や飼育スタイルに合わせて選べます。

ぜひお気に入りの隠れ家を用意して、コリドラスがのびのび暮らせる環境を整えてあげましょう。

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