コリドラスはヒーターなしで飼育できる?青コリドラス限定の注意点と水温管理法

スポンサーリンク

コリドラスは南米原産の熱帯魚で、通常はヒーターなしの飼育は困難です。

しかし、青コリドラスだけは低水温に比較的強く、条件が合えばヒーターなしでも飼育できる可能性があります。

今回はその理由と、安全に冬を越すための管理方法を詳しくご紹介します。

スポンサーリンク


目次

コリドラスはヒーターなしでの飼育が原則NG!

コリドラスは原則、ヒーターの設置が必須です。

コリドラスは熱帯魚、ヒーターは必須。

日本には生息せず南米に多く生息していて、ほとんどがアマゾン川で生息しています。

ヒーターは低温に耐えられない魚の為につけてあげるのですが、1年を通してヒーターを使用することによって1年中同じ水温が維持されます。

どんな魚も水温や水質の変化によって体調を崩しやすくなったりしますので、出来れば1年ヒーターを使ってあげた方が良いかもしれませんね。

稀に熱帯魚ですが、意外と低温に耐えられる魚もいるようです。

ヒーターがいつの間にか故障していて、それでも生きていた魚。

日本で要注意外来生物として扱われている熱帯魚のグッピーは、放流された日本の川で繁殖しているため、日本の冬にも耐えられるといえますね。

決して熱帯魚をヒーターなしで飼育することをお勧めしているわけではありませんが、熱帯魚でもヒーターなしで飼育できる可能性は存在します。

もし気になるようでしたら自己責任で試してみてください。

青コリドラスはヒーターなしで飼育が可能?

青コリドラスの正式名称は「コリドラス・パレアタス」見た目が青い色をしているためこのように呼ばれます。

ブラジルのパラナ川原に生息し、他のコリドラスと比べ少し低めの水温が適していてヒーターなしでの飼育が可能と言われています。

中には表面に氷が張っていても大丈夫、という話もあり驚きました。

なぜ青コリドラスだけが低水温に強いのかというと、原産地であるブラジル南部やアルゼンチンの一部地域は、他の熱帯魚の生息地よりも水温が低くなる季節があるためです。

自然環境で年間を通じて比較的涼しい水温に慣れているため、日本の冬場でも一定条件下で生き延びやすいと考えられます。

ただし、原産地の水温変化と日本の急激な冷え込みは性質が異なるため、完全に同じとは限らない点に注意しましょう。

コリドラスをヒーターなしで飼育する場合の水温管理のコツ

ヒーターなしで飼育する場合は、外気温や室温に左右されやすいため、水温計を常に設置して日々の変化を把握しましょう。

特に冬場は昼夜の温度差が激しくなりやすく、日中は20℃近くあっても夜間には15℃以下に下がることがあります。

この差が大きいほどコリドラスにストレスがかかります。

また、水槽の設置場所も重要です。

窓際や玄関など冷気が入りやすい場所は避け、できるだけ室温の安定した場所を選びましょう。

必要に応じて、水槽用の保温シートや断熱材で水槽を囲い、急激な温度低下を防ぐことも有効です。

ヒーターなし飼育はギリギリの環境管理が求められるため、日々の観察と小まめな対応が不可欠です。

コリドラスをヒーターなしで飼育する時の注意点

ヒーターなしで飼育する場合は、室温の低下とともに水温も急激に下がる可能性があり、体調を崩すリスクが高まります。

特に寒波や暖房を切った夜間は要注意です。

もし水温が急激に下がってしまった場合は、いきなり高温にせず、1時間あたり1〜2℃ずつゆっくり上げることが重要です。

急激な温度変化は「温度ショック」を引き起こし、体調悪化や死亡の原因になります。

紹介した青コリドラス以外のコリドラスはやめておきましょう

あくまで冬を越した報告が多いのは青コリドラスのみでした。

水槽に青コリドラス以外の熱帯魚を飼育している方はヒーターは使用してください。

その他の注意点は、ヒーターを入れない(水温の変化)以外は変化させないようにしましょう。

日本に住む金魚やメダカは冬になると冬眠をしますが、コリドラスの冬越しではそのような話はありません。

冬になっても通常通り餌やり、水換えはしっかり行いましょう。

あとは少しでもコリドラスに不調が見られたらヒーターを付けてあげてください。

低水温に耐えられるという報告は多いですが、個体差はあります。

寒さに耐えられない青コリドラスももちろんいると思いますので、日々水槽を観察して異常がないか見てあげてください。

その時いきなりヒーターを使用すると急激な温度変化でコリドラスが弱りますので、徐々に水温を上げてくださいね。

コリドラスはヒーターなしで飼育できる?【まとめ】

青コリドラスは低水温にも耐えられる可能性がありますが、あくまで例外であり、ヒーターなし飼育はリスクを伴います。

水温管理と設置環境を工夫し、日々の観察を欠かさないことが重要です。

特に他種と混泳している場合は全ての魚に合わせてヒーターを使用しましょう。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次