
小さくて可愛らしいコリドラスピグミー。
沈下性の餌がおすすめですが、他魚との混泳や環境によっては食べられないこともあります。
本記事では、餌の種類や適量、食べない時の原因と改善方法まで詳しく解説します。初心者でも実践できるコツが満載です。
コリドラスピグミーの餌のおすすめ
エサ!エサ!エサ!ズボッ……
— IDLER (@idler_aqua) June 10, 2022
コリドラスピグミーちゃん可愛い🤭 pic.twitter.com/HzpfsOeuD3
餌は沈むタイプで、小さい顆粒やフレークのものがおすすめです。
沈下性の餌は水底で生活するコリドラス全てに共通しておすすめです。
コリドラスと言えば沈下性のタブレットなどをよく使用されると思いますが、コリドラスピグミーの場合は注意が必要です。
コリドラスピグミーの口は小さいため、そのままタブレットを食べることが出来ません。
タブレットでも少し水の中に入れておけばふやけるので食べることは出来るのですが、他に混泳させている魚がいる場合先に食べられてしまいます。
水槽内にコリドラスピグミーのみ飼育してればタブレットでも何の問題もありません。
もし混泳させている場合はどんな餌でもコリドラスピグミーが食べているのか確認しましょう。
コリドラスピグミーと他のコリドラスの餌の違いとは?

コリドラスピグミーは、一般的なコリドラスと比べて体が小さく、口も非常に小さいため、餌選びに工夫が必要です。
多くのコリドラスに使われる沈下性タブレットも、ピグミーにはそのままでは大きすぎる場合があります。
水に浸してふやけさせたり、細かく砕いて与えると食べやすくなります。
また、ピグミーは泳ぎ回る範囲が広く、中層付近にも出てくることがありますが、基本的には底砂近くで餌を探します。
他種よりも臆病なため、混泳水槽では他の魚に餌を取られやすく、確実に食べられているかの確認がより重要になります。
コリドラスピグミーの餌の量はどのくらい?

体の小さいコリドラスピグミーは食べる量も少ないです。
1~2日に1回の頻度で食べ残しが出ないように様子を見ながら与えましょう。
目安としてはアカムシや顆粒の餌は2~3分に食べきれる量。
ふやけるのに時間のかかるタブレットの餌は1~2時間程度で回収すると良いです。
餌をそのままにしていると水質悪化につながり、コリドラスピグミーの病気の原因にもなります。
時間が過ぎたら残った餌はなるべく取り除いておくと良いでしょう。
ちなみにアカムシを与える際はコリドラスピグミーには大きいので、少し小さくしてから与えます。
コリドラスピグミーが餌を食べない時の対策は?

コリドラスピグミーが餌を食べない、ということがよくあるそうです。
混泳魚が原因の場合も
コリドラスピグミーは小さく、性格も臆病と言われています。
混泳魚が怖くて餌に近づけないかもしれませんし、ネオンテトラなど泳ぎの早い魚の場合は餌を取られてしまわないように注意です。
そうなるとコリドラスピグミーが徐々に弱って最悪の場合餓死します。
餌の種類を見直す
その前に餌の種類を見直して対策してみましょう。
水底で生活しているコリドラスピグミーには沈下性の餌であることはほぼ必須。
最初は浮いている餌でも水を含んで沈むようならば、水に浸して小さなエサ入れに入れて置いてあげても良いですね。
餌の種類は本当になんでも良いです。
・アカムシ(栄養面で少し気になりますが)
・フレークタイプ
・メダカの餌サイズの人口餌
・ブラインシュリンプ
など様々な種類があります。
ブラインシュリンプは栄養豊富で消化も良いのでおすすめですが、管理する手間や与える際も注意が必要です。
水槽にブラインシュリンプを入れると、水流に流されコリドラスピグミーが食べられません。
与える際スポイトを使用し、底砂に埋めるようにして与えると良いでしょう。
コリドラス特有のもふもふで探して食べてくれます。
その情報を発信していた飼育者のコリドラスがとっても可愛かったんです!!
コリドラス達はスポイトでブラインシュリンプを与えることを覚え、スポイトが入るとスポイトから直接ブラインシュリンプを食べていました。
想像するだけで可愛らしいですね。
環境要因の改善
コリドラスピグミーは体が小さく臆病なため、環境によっては餌を食べにくくなることがあります。
水槽内が明るすぎる場合や、フィルターの水流が強い場合は、水面や水中を漂う餌がすぐ流されてしまい、底で生活するピグミーが食べる前に流失してしまうことがあります。
特に水流が強いと落ち着いて餌を探すことができず、ストレスで食欲が低下することもあります。
また、水槽内に隠れ家が少ないと、他魚を警戒して餌場に出てこなくなるケースもあります。
流木や水草で隠れられるスペースを作ってあげると、安心して餌を探すようになります。
このように、餌そのものだけでなく、食べやすい環境作りも大切です。
コリドラスピグミーの餌【まとめ】
コリドラスピグミーは雑食性で多くの餌を食べられますが、口の小ささや性格の臆病さから環境によっては餌を食べられないことがあります。
沈下性の餌を選び、混泳時は食べられているか確認しましょう。
隠れ家や適度な水流など環境改善も大切です。
関連記事では他のコリドラス種の餌事情も紹介していますので、あわせて参考にしてください。