ダックスフンドの性格は利口で頑固で遊び好き?実は毛質ごとに違った!
現在は、品種改良が進み、様々な犬種と掛け合わせられているため、体格や毛質に様々な違いがあります。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
中でも毛質は、掛け合わされた犬種の特徴が反映されやすく、またそれによって性格の違いが出てくる傾向が強いです。
この記事では、そんなダックスフンドの毛質ごとの性格の違いや、性別ごとの性格の違いんについて、ご紹介していきます。
Contents
ダックスフンドの性格は、利口で人懐こく、遊び好き!
ダックスフンドは狩猟犬として活躍していた犬種です。
元々が人間とともに生活をしている犬ですので、人には懐きやすく、利口であるためしつけが出来やすいと言われています。
また、狩猟犬としての気質が残っているため活発な性格で、ボール遊びやドッグランなどの遊びが大好きな犬種です。
我が家にいるダックスフンドも16歳のおじいちゃん犬ですが、年を取った今でもたまにボールを使った遊びや、筆者の5歳の姪っ子を遊びに誘うような素振りをみることがあります。
人見知りをすることもなく、来客があった時には知らない間にお客さんのお膝に乗って寝ていることもあります(笑)。
ダックスフンドの基本的な性格はご理解頂けたと思います。
しかし、ダックスフンドの性格はこれだけではないということは、ご存知でしょうか?
ダックスフンドの細かい性格は毛質によって異なる!
ダックスフンドには「スムースヘアー」「ロングヘアー」「ワイヤーヘアー」の3種類の毛質があります。
元々ダックスフンドの毛質は短毛のスムースヘアーでしたが、様々な犬種との交配により「ロングヘアー」と「ワイヤーヘアー」が誕生したと言われています。
そのためダックスフンドの性格は、毛質=かけられた犬種によって異なるのです。
そこで、毛質ごとのダックスフンドの性格をご紹介していきます。
*スムースヘアーのダックスフンドの性格
スムースヘアーは短い毛が密に生えており、滑らかなビロードのような光沢があるのが特徴の毛質です。
抜け毛は多いですが、毛が短くお手入れがしやすく人気の毛質です。
スムースヘアーのダックスフンドは、好奇心旺盛で、明るく活発、そして人懐こく、機敏で遊びが大好きです。
元々のスタンダードダックスフンドの性格が1番色濃く残っているのが、このスムースヘアーのダックスフンドと言われています。
*ロングヘアーのダックスフンドの性格
ロングヘアーのダックスフンドは、ウェーブがかかったやわらかな光沢のある毛が特徴でう。
耳の先端や、首元にふわっとした毛があり、日本では1番人気の毛質となっています。
このロングへアーのダックスフンドは、スパニエル系の犬種を交配して誕生しているため、穏やかで優しい、温厚な性格を受け継いでいます。
また、スパニエル系の特徴である人懐こさや甘えん坊なところも受け継ぎ、ペットとしての要素が強くなっています。
我が家のミニチュアダックスは、このロングヘアーの毛質をしています。
遊び好きの一面もありますが、すぐに抱っこを求めてくることもあり、まったりと過ごしている時間は常に膝の上に乗ってくる甘えん坊な面もあります。
抱っこしながら首元や耳元のふわふわの毛を触っていると、筆者もリラックスした時間を過ごせています。
*ワイヤーへアーのダックスフンドの性格
スムースヘアーのダックスフンドにテリア系の犬種を交配させて誕生したのが、ワイヤーヘアーのダックスフンドです。
テリア特有のごわごわの剛毛が全身にあり、長い眉と顎の毛がおじいちゃんのようでとても愛らしい印象があります。
日本ではなかなか見かけない毛質ですが、ドイツでは最も一般的な毛質です。
ワイヤーヘアーのダックスフンドは、テリア系の犬種との掛け合わせで誕生しているので、テリア特有の気性の荒さや、気の強さが現れやすいと言われています。
また、何より特徴として顕著に現れやすいのが「頑固」な一面です。
これもテリア系の特徴的な性格ですが、この頑固さのためにしつけではやや苦労することがあるとも言われていますが、ダックスフンド本来の利口さなどは残っているため、関係をうまく築くことが出来れば、いいパートナーになることが出来るはずです。
ダックスフンドの性格は、性別によっても違いがあった!
ダックスフンドの性格は、毛質の他に性別でも多少の違いがある様子です。
それでは、性別ごとの性格をご紹介していきます。
*メスのダックスフンドの場合
メスの場合、比較的吠えることが少なく、大人びている性格をしていることが多いようです。
そのため、オスのダックスフンドよりも落ち着きがあると言われています。
マーキング行為をするメスのワンちゃんが少ないため、縄張り意識も強くないため争いはすくないと言われていますが、まれにメスでも足を挙げておしっこすることがあります。
この場合は、通常のメスよりも縄張り意識が強くなる傾向があります。
*オスのダックスフンドの場合
メスよりもオスの方が甘えん坊になる傾向が強いようです。
そのため、大人になっても子犬っぽさが残るのが、オスと言われています。
また、オスは成犬になると縄張り意識が強くなり、マーキング行為をしきりに行うようになります。
そのため、他の犬とケンカになってしまうことが多くなるので、注意が必要です。
我が家のダックスフンドはオスで、とても甘えん坊さんです。
他の犬とケンカをすることはあまり見たことがありませんが、我が家にいる下3匹がテンションが上がりすぎたり、吠えすぎたりすると「うるさい!」と一喝するように、吠えてその場をなだめることがありました。
今はもうおじいちゃんなので、カーストのトップは2番目のイタグレに譲ったため、現在はおとなしくご隠居生活をしています。
ちなみに、以前アメリカンコッカースパニエルのメスを飼っていましたが、その子はとてもじゃじゃ馬さんで、縄張り意識が強かったです。
また、犬にも人間の女性と同じように月経があるのですが、月経前はとっても機嫌が悪く、口輪が必要だった時期もありました。
筆者や筆者の家族が初めてのワンちゃんだったこともあり、上手にしつけが出来ていなかったため、頭が良いスパニエルになめられてしまっていたようです。
ダックスフンドの性格【まとめ】
いかがでしたか?ダックスフンドの性格をご説明しました。
性格は毛質や性別で変わるとお話しましたが、もちろんそれぞれの子には、それぞれの子の性格があります。
子犬の頃から人懐こくガンガン人に近寄っていく子もいれば、臆病でビビりながら少しずつ人との距離を詰めていく子もいます。
毛質ごとの性格は、1つ「傾向」として頭に置いておいて、その子の性格を見極めて接してあげるようにしましょう。
そうすることで、ワンちゃん自身もストレスなく心を開きやすくなり、距離がぐっと縮まるかと思います。