フェレットにちゅーるは与えても大丈夫?注意点とおすすめの使い方を解説

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「フェレットにちゅーるを与えてもいいの?」

と気になる飼い主さんは多いでしょう。

嗜好性が高い一方で、与えすぎると下痢や偏食のリスクもあります。

この記事では猫用・犬用ちゅーるの違いから、与える際の注意点やおすすめの使い方まで詳しく解説します。

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目次

フェレットにちゅーるは与えても大丈夫?

結論から言えば、フェレットにちゅーるを与えること自体は可能です。

原材料に有害な成分は含まれていません。

ただし嗜好性が高いため、与えすぎには注意が必要です。

なお、ちゅーるには「猫用」と「犬用」があり、どちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。

基本的な考え方としては、「猫用」と「犬用」どちらも少量であれば問題ありませんが、フェレットに合いやすいのは鶏肉ベースの犬用タイプです。

この点については後述で詳しく解説します。


好みは個体差あり

フェレットは非常に嗜好性の強い動物で、食べ物の好き嫌いがはっきりしています。

甘味のあるおやつやフェレット用ジャーキーは好む子が多いですが、それ以外のフードは個体差が大きいです。

実際に、同じ乾燥ブタ鼻のおやつでも「スモークタイプしか食べないオス」と「無加工タイプしか食べないメス」といった違いがありました。

ちゅーるに関しても、食べる子と全く興味を示さない子がいます。


ちゅーる依存や体調不良のリスクも

もしフェレットがちゅーるを気に入った場合、フードを食べなくなってしまうリスクがあります。

嗜好性が非常に高いため、主食よりおやつを欲しがるようになり、栄養バランスが崩れてしまうことも。

さらに、ちゅーるは水分量が多いため、与えすぎると下痢を起こす可能性もあります。

健康被害につながる恐れがあるため、与える際は量をしっかり管理し「ご褒美」や「一時的な栄養補助」として活用するのが理想です。


フェレットにちゅーる|犬用と猫用どっちが良い?

フェレットは体質的に猫に近いためキャットフードを代用できる動物ですが、ちゅーるに関しては少し事情が異なります。

犬用と猫用では原材料に大きな違いがあるため、どちらを選ぶかでフェレットの体への負担も変わってきます。

猫用ちゅーるは魚ベースが中心

猫用ちゅーるはツナやカツオなどの魚を主原料とした商品が多く、海鮮系のラインナップが豊富です。

魚が悪いわけではありませんが、フェレットのフード原材料の中心は鶏肉や動物性タンパク質です。

そのため、魚のみをベースにした猫用ちゅーるはフェレットにとって必ずしもベストとは言えません。

与える場合は「とりささみ」など肉ベースの商品を選ぶのが望ましいでしょう。

犬用ちゅーるは鶏肉がメイン

一方、犬用ちゅーるは鶏肉を主原料にしているものが多く、穀物や野菜の割合も少ないため、フェレットの食生活に近い成分構成となっています。

通常、ドッグフードは穀物や野菜が多いためフェレットには不向きですが、犬用ちゅーるに限って言えば、余計な穀物がほとんど含まれていない点がメリットです。

犬用がおすすめ

どちらを選ぶか迷った場合、猫用よりも犬用ちゅーるの方がフェレットの消化に合いやすいと言えるでしょう。

もちろん、添加物や保存料が気になる方もいると思いますが、与える量を少量に抑えれば大きな問題にはなりにくいです。

もし「犬用か猫用かどちらかを選ぶ必要がある」なら、フェレットフードの成分により近い犬用ちゅーるがおすすめです。

フェレットにちゅーるを与えるときの注意点

下痢や肥満のリスク

ちゅーるは水分量が多く嗜好性が高いため、フェレットが夢中になって食べてしまうことがあります。

しかし、過剰に与えると消化不良を起こし下痢をする可能性があります。

また糖質や脂質が含まれているため、与えすぎると肥満や生活習慣病のリスクを高めてしまいます。

与える頻度と量の目安

フェレットにちゅーるを与える場合は「ごく少量」「週に数回程度」に留めるのが理想です。

おやつはあくまでメインフードの補助であり、主食代わりにしてはいけません。

栄養バランスを崩さないためにも、与えるタイミングを決めて習慣化しないように注意しましょう。

投薬・水分補給の補助に使う

ちゅーるは薬を混ぜたり、夏場の水分補給補助として役立つことがあります。

嫌がる薬も、ちゅーるに混ぜれば自然に口にしてくれる子も多いです。

ただし、投薬の際にどうしても口に入らない場合は無理をせず、獣医師に相談することをおすすめします。

夏バテ対策や投薬に利用できるかも

ちゅーるは水分が多く含まれたおやつです。

また、動物病院用に作られたちゅーるも販売されているところを見ると、フェレットが夏場に食欲が落ちたり、病気で投薬が必要になったりした時に利用できるように思います。

私は薬を飲ませる時にバイトやアミノレバン(アミノ酸の点滴薬)などを利用していましたが、総合栄養食タイプのちゅーるなら、投薬と同時に栄養補給と水分補給も可能になります。

突然ちゅーるを与えるとフェレットは食わず嫌いを起こすこともあるので、元気な時に食べるかどうか試しておくと、いざという時に役立つかもしれませんね。

フェレットはちゅーるを食べる?【まとめ】

フェレットにちゅーるを与えること自体は可能ですが、与え方を間違えると下痢や偏食の原因になります。

少量をおやつや投薬の補助として取り入れるのが理想的です。

普段はフェレットフードを中心にしつつ、ちゅーるは非常時のサポートアイテムとして活用しましょう。

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