フェレットと一緒に寝るのは危険?安心して添い寝する方法と注意点

スポンサーリンク

「フェレットと同じ布団で眠りたい」という気持ちは多くの飼い主さんが抱く憧れです。

しかし、実際には脱水や圧迫事故など危険も潜んでいます。

本記事では、フェレットと一緒に寝るリスクと、安心して添い寝を楽しむ方法を具体的にご紹介します。

スポンサーリンク


目次

フェレットと一緒に寝るのは可能?

子供の頃、アレルギーで動物を一切飼うことのできなかった私にとって、ペットと一緒に寝ることは憧れでした。

アニメでも、女の子がペットと一緒にベッドに入ってスヤスヤ眠るシーンがたくさんありますよね。

クラスメイトからも、家にいたマルチーズと一緒に寝ているという話を聞いて、憧れは増す一方でした。

その夢がとうとう叶う!
フェレットを飼った時、私の心はとても踊りました。

でもフェレットは、潜って遊ぶのが大好きな動物。

布団には喜んで来てくれるけれど、潜った途端にハイになり、私の足は彼らの遊び道具になりました。

フェレットにとって人間の足は、探検している洞窟で見つけた未知の生き物、宝物、おもちゃです。

いつもなら加減して甘噛みしてくれるのに、この時ばかりは飼い主の足という認識もなく、ガブガブ噛んできます。

もちろんそんな状態で寝られるわけもなく、ケージに戻すことになります。

一緒に寝る方法

私がフェレットと寝られるようになったのは、メスのフェレットが亡くなって、オスのフェレットがシニアになってからでした。

動きが極端に遅くなり、ケージの上り下りもできなくなって、簡単なペットガードだけでも逃げようとしなくなってから。

ちょっと不安もあったのです。

もうこの子と一緒に過ごせる時間はほとんど残っていないのではないかと。

最後に、「一緒に寝る」という願いを叶えたいというよりは、少しでも長くそばに感じていたいという気持ちの方が強かったと思います。

でも、そんな状態でもフェレットは動き回ります。

足を噛んでくれたら気づいてやれたのに、それもできず、朝起きたら布団の中で身動きが取れずに横たわっていました。

暑過ぎたのです。

自分の欲求を押し付けたことを後悔した出来事でした。

添い寝する方法

布団で一緒に寝るのはあまりおすすめできませんが、一緒に寝る方法はあります。

これは偶然起きたことですが、主人と2人でフェレット達を遊ばせていた時のこと。

何だか猛烈に眠くなって、私はリビングで転がって寝てしまいました。

やがて起きてみると、隣にいる主人からなぜかメールが。

何だろう?と思って見てみると、それは床に転がって寝ている私の横で、メスのフェレットが添い寝している写真でした。

当時メスの子とはあまり良い関係が築けていないと感じていた私にとって、私と同じ向きでお腹のところに横たわっていたその子の様子は、涙が出そうなくらい感動的でした。

フェレットは遊び疲れると、その場で寝てしまうことがよくあります。

そんな時、少しだけ寄り添って横になってみるのも、フェレットと一緒に寝られる方法かもしれませんね。

フェレットと一緒に寝るための工夫

フェレットが布団に潜ると人間が痛い思いをする、というお話しをしましたが、逆にフェレットが危険な目に遭うことも多くありますので、ご注意ください。

フェレットが落ち着く寝床を用意する

フェレットと一緒に寝たいと思っても、布団やベッドの中は危険が多いのが実情です。

そこでおすすめなのが、フェレット専用の寝床を飼い主の寝室に置く方法です。

ハンモックや布製ベッドなど、フェレットが安心できる寝床を横に置いておけば、同じ空間で眠ることができます。

飼い主の気配を感じながら眠れるため、フェレットも落ち着きやすくなります。

添い寝気分を味わえる安全な方法

布団に一緒に入らなくても、添い寝に近い安心感を得る方法があります。

それは、床に布団やマットを敷いて飼い主が寝ることです。

その隣にフェレットの寝床を置けば、自然と寄り添うように眠ることができます。

特に遊び疲れたフェレットは飼い主の近くで寝てしまうことも多く、結果的に「一緒に寝ている」ような体験ができます。

一緒に寝る前の環境チェック

安全に一緒に眠るためには、寝る環境を整えることが大切です。

部屋の温度は25℃前後を保ち、フェレットが布団に潜ってしまわないように布やカバーを工夫すると安心です。

また、寝ている間にフェレットが起きて活動し始めることもあるため、転落防止のクッションを置くなど、常に事故のリスクを減らす工夫が必要です。

暑くても起きないことがある

シニアであれば特に、私が経験したように、フェレットが布団の中で寝てしまい、暑さで脱水を起こす危険性もあります。

最も気にしていただきたい注意点です。

踏み潰しに注意!

犬や猫であれば、飼い主が寝返りを打って危険を感じると逃げてくれますが、一度爆睡モードに突入したフェレットは全く気にしません。

現に、フェレット同士で寝ている時も、誰かが上に乗っかっていても、下敷きになったフェレットはグーグー寝ています。

フェレット同士であれば、それで事故が起こることはありませんが、相手が人間だと状況はかなり深刻になります。

苦しいと感じた時には脱出もできず、圧迫死してしまうこともありますので、十分に注意してくださいね。

ベッドから落ちる

フェレットは3〜4時間ごとに排泄したり、ご飯を食べたりします。

もし静かに寝ていても、起きた時に周りがよくわからない状況だと、簡単にベッドから落下する可能性があります。

人間にはどうということのない高さですが、寝ぼけて無防備なフェレットが落ちると、骨折などの危険性があります。

どうしても一緒に寝るなら、下にクッションなどを敷いて危険がないようにご注意ください。

寝ぼけてその場で排泄する

ベッドから安全に降りられる、もしくは布団だから落ちる心配がないという場合でも注意点はあります。

寝ぼけてトイレに起きたフェレットが、その場で粗相をすることがあります。

起きたら何だか布団が冷たい、しかも茶色い物体が目の前に…… という目覚めの悪い朝にならないよう祈るばかりです。

可愛いフェレットと一緒に寝る方法!【まとめ】

フェレットと一緒に眠るのは可愛い体験ですが、そのまま布団に入れるのは危険が多い行為です。

専用ベッドを近くに置いたり、床で添い寝したりする工夫をすれば、安心して温もりを感じられます。

ぜひ安全な方法を選んで、楽しいフェレットライフを送りましょう。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次