
子犬を迎えた初日の夜は、「電気を消して真っ暗にしても大丈夫?」「つけたままの方が安心する?」と迷ってしまいますよね。
新しい家に来たばかりの子犬が夜泣きをすると、「やっぱり電気を消さない方がよかったのかな」と心配になることもあるでしょう。
基本的には、夜は暗くして落ち着いて休める環境を作っていきます。ただし、初日から真っ暗にすると強く不安がる子犬なら、豆電球などの弱い明かりを利用しながら少しずつ慣らす方法もあります。
大切なのは、「絶対に真っ暗」「絶対につけっぱなし」と決めるのではなく、子犬の様子を確認しながら安心して眠れる環境を作ることです。
この記事では、子犬を迎えた初日の夜に電気をどうすればよいのか、真っ暗でも大丈夫なのか、豆電球は使えるのか、電気を消して夜泣きした場合の対応まで解説します。

子犬の初日の夜は電気を消す?つけたまま?

子犬を迎えた初日の夜は、基本的には暗くして休める環境を作っていきましょう。
ただし、初日から必ず真っ暗にしなければならないわけではありません。
新しい家に来たばかりの子犬は、それまで一緒に過ごしていた母犬や兄弟犬と離れ、見たことのない場所で初めての夜を迎えることになります。
電気を消した途端に強く不安がるようなら、子犬の様子を見ながら弱い明かりを利用する方法もあります。
基本は暗くして眠れる環境を作る
犬も夜に落ち着いて休める環境を作ることが大切です。
そのため、飼い主さんが寝る時間になったら部屋の照明を落とし、子犬も休める状態にしていきましょう。
毎日同じような時間に照明を落として寝る準備をすると、「この時間になったら休む」という生活リズムも作りやすくなります。
ケージやクレートの中で落ち着いて休めるようになることは、今後の生活でも役立ちます。
ただし、「電気を消すこと自体がしつけ」と考えるよりも、安心して眠れる習慣を作っていくことを意識しましょう。
初日から無理に真っ暗にする必要はない
初日の夜に電気を消しても落ち着いて眠っているのであれば、そのまま暗い環境で休ませて構いません。
一方、照明を消した直後から強く不安がる子犬もいます。
その場合は、明るい部屋の照明を一晩中つけておくのではなく、豆電球などの弱い明かりを利用しながら様子を見る方法があります。
子犬が新しい環境に慣れてきたら、少しずつ暗い状態でも眠れるようにしていきましょう。
子犬が寝るときは真っ暗でも大丈夫?

「子犬は暗い場所を怖がらないの?」と心配になるかもしれません。
真っ暗な状態でも子犬が落ち着いて眠れているのであれば、無理に電気をつけておく必要はありません。
重要なのは暗さだけではなく、寝床が安心できる場所になっていることです。
真っ暗でも落ち着いて眠れるならそのままでOK
電気を消したあと、子犬がケージやクレートの中で落ち着いて眠っているのであれば、その状態を維持してあげましょう。
反対に、電気を消した直後から強く鳴き続けるなど不安そうな様子が見られる場合は、「真っ暗にすること」にこだわる必要はありません。
初日は環境が大きく変化した日でもあります。
照明だけを原因と決めつけず、トイレや寝床、室温などにも問題がないか確認してみましょう。
ケージを布で覆う場合は通気性や温度に注意する
周囲の刺激を減らすため、ケージやクレートの一部をタオルケットなどで覆う方法もあります。
囲われた環境の方が落ち着ける子犬もいますが、完全に密閉する必要はありません。
布を使用する場合は通気性を確保し、ケージ内部が暑くなっていないか確認しましょう。
また、子犬が布をケージ内へ引き込んでかじったり、誤飲したりする可能性がないかにも注意してください。
子犬が寝るときに豆電球をつけてもいい?
子犬が初日の夜に不安そうなら、「豆電球をつけたまま寝かせてもいいの?」と考える飼い主さんも多いでしょう。
真っ暗にすると強く不安がる場合は、弱い明かりを利用しながら新しい環境に慣らしていく方法もあります。
ただし、豆電球を必ず使わなければならないわけではありません。
子犬が暗い状態で問題なく眠れているなら、あえて明かりをつける必要はないでしょう。
不安が強い初日の夜は弱い明かりも選択肢
初日は、子犬にとって知らない場所で過ごす最初の夜です。
照明を消した途端に強く不安がる場合は、豆電球などの弱い明かりを残して様子を見る方法があります。
その状態で落ち着いて眠れるようなら、新しい家に慣れるのに合わせて徐々に暗い環境へ移行していきましょう。
大切なのは、初日から無理をして真っ暗にすることではなく、子犬が安心して休めることです。
明るい照明を一晩中つけっぱなしにする必要はない
「暗いとかわいそうだから」と、普段使っている部屋の照明を明るいまま一晩中つけておく必要はありません。
夜は落ち着いて休める環境を作り、明かりが必要なら弱い照明を選ぶとよいでしょう。
また、テレビなどを明るい照明代わりにつけっぱなしにするよりも、子犬が休みやすい環境を優先します。
電気を消したら子犬が夜泣き!どうすればいい?

初日は子犬だけでなく、飼い主さんも不安になりますよね。
思い切って電気を消したあとに子犬が夜泣きを始めると、「電気をつけた方がいい?」「様子を見に行くべき?」と迷ってしまいます。
夜泣きしたからといって、すべて無視すればよいわけでも、鳴くたびに遊んであげればよいわけでもありません。
まずは、なぜ鳴いているのかを考えることが大切です。
子犬の夜泣きについては、子犬が夜泣きをしたときの判断基準も確認しておきましょう。

まずトイレや体調などを確認する
子犬が夜中に鳴いている場合は、トイレなど必要な理由がないか確認します。
特に月齢の低い子犬の場合、夜中に排泄したくなって鳴くことも考えられます。
また、いつもと鳴き方が違う、元気がない、苦しそうにしているなど、体調に気になる様子がないかも確認してください。
必要な対応をしたあとは、遊ぶ時間にするのではなく、再び落ち着いて休める状態へ戻してあげましょう。
不安で鳴いている場合は安心できる環境を作る
初日の子犬は、それまで暮らしていた環境から突然離れています。
母犬や兄弟犬と一緒に過ごしていた子なら、ひとりになったことで不安になることもあるでしょう。
寝床の位置や室温、周囲の音などを確認し、安心して休める状態になっているか見直します。
真っ暗にしたときだけ不安が強くなるようなら、最初は弱い明かりを利用して様子を見るのも一つの方法です。
要求に毎回応える習慣にはしない
トイレや体調などに問題がなく、飼い主さんを呼ぶために鳴いているような場合は、鳴くたびに遊んだりケージから出したりする対応は避けたいところです。
毎回要求に応えていると、「鳴けば飼い主さんが来てくれる」と覚える可能性があります。
必要なことには対応しながらも、夜は遊ぶ時間ではなく休む時間だと少しずつ覚えてもらいましょう。
子犬の初日の夜を安心させるためにできること

初日の夜は、電気をどうするかだけでなく、子犬が「ここなら安心して眠れる」と感じられる環境を作ることが大切です。
照明だけを調整しても、寝床が落ち着かなかったり、トイレを我慢していたりすれば、夜泣きにつながる可能性があります。
電気以外の部分も一緒に整えてあげましょう。
慣れた匂いのあるものを利用する
子犬にとって安心材料になることがあるのが、慣れた匂いです。
ブリーダーさんや保護主さんのところで使用していたタオルなどを譲ってもらえる場合は、寝床の近くで利用する方法があります。
飼い主さんの匂いがついたものを利用する場合もあります。
ただし、タオルや布をかじって飲み込んでしまう子犬もいるため、誤飲の危険がないか確認してください。
静かで落ち着ける環境を作る
夜はテレビなどの大きな音を避け、子犬が落ち着いて休める環境を作りましょう。
ただし、日中まで生活音のある環境で過ごしていた子犬が、初日の夜に突然「真っ暗・完全な無音」になることで落ち着かない場合もあります。
そのような場合は、遠くで聞こえる程度の一定の生活音などで落ち着くか様子を見る方法もあります。
重要なのは、刺激の強い環境にすることではなく、その子が落ち着いて休める状態を探すことです。
寝る前にトイレを済ませる
寝かせる前には、トイレを済ませられるようにしておきましょう。
初日の夜に鳴いたとき、「寂しくて鳴いている」と思っていたら排泄したかった、ということも考えられます。
特に月齢の低い子犬では、成犬と同じように長時間我慢できるとは限りません。
夜泣きへの対応を考えるうえでも、寝る前のトイレは確認しておきたいポイントです。
毎晩同じ寝る前のルーティンを作る
明かりの有無だけでなく、「いつも同じ流れで寝る」ことも意識しましょう。
たとえば、トイレを済ませる、落ち着いて過ごす、ケージやクレートへ入る、「おやすみ」と声をかける、照明を落とすというように、毎晩同じ流れを繰り返します。
初日はまだ分からなくても、繰り返すことで就寝時の習慣を作っていきやすくなります。
子犬が安心して眠れるケージ・寝床の作り方

電気を消すかどうかと同じくらい重要なのが、子犬が寝る場所です。
初日から「ここなら安心して休める」と感じられる場所を用意してあげましょう。
安心して休める場所を決める
ケージやクレートなど、子犬が落ち着いて休む場所を決めます。
人の出入りが激しい場所や、大きな音が頻繁に聞こえる場所は避け、夜にゆっくり休める場所を選びましょう。
ただし、初日から家族と完全に離れた場所にすると不安が強くなる子犬もいます。
最初は飼い主さんの気配を感じられる位置に寝床を置き、慣れてから調整する方法もあります。
暑すぎ・寒すぎにならないようにする
子犬が眠る場所は、暑すぎたり寒すぎたりしないように調整します。
適した環境は季節だけでなく、犬種、月齢、被毛、体格などによっても変わります。
数字だけで一律に判断するのではなく、震えていないか、暑そうに呼吸していないかなど、子犬の様子も確認しましょう。
ケージを覆う場合は安全面にも注意する
周囲の刺激を減らすためにケージやクレートを布で覆う場合は、通気性を確保してください。
夏場などは内部に熱がこもらないよう特に注意します。
また、子犬が布を引っ張って中へ入れたり、かじって飲み込んだりしない状態にしておきましょう。
「暗くするため」とケージを完全に密閉する必要はありません。

子犬の初日の夜についてよくある質問
子犬と初日から一緒に寝てもいい?
今後どこで寝かせたいのかも考えて寝床を決めましょう。
初日に不安そうだからと、その日だけ人のベッドで一緒に寝かせ、その後突然ひとりで寝かせると環境が変わって戸惑うことも考えられます。
ケージやクレートで寝る習慣を作りたい場合は、最初は飼い主さんの近くに寝床を設置するなど、安心感を持たせながら慣らす方法があります。
夜中に子犬の様子を確認してもいい?
様子を確認すること自体を避ける必要はありません。
特に初日は、トイレや体調などに問題がないか確認することも大切です。
ただし、確認するたびにケージから出して遊ぶなどすると、夜中に起きる習慣につながる可能性があります。
必要な確認や対応をしたら、再び静かに休める状態へ戻しましょう。
子犬が夜に寝ないときはどうする?
まず、トイレ、室温、寝床、周囲の音などに問題がないか確認します。
初日は新しい環境への緊張から、すぐに落ち着けないこともあります。
電気を消すと強く不安がるのであれば、弱い明かりを試すなど、その子が落ち着ける方法を探してみましょう。
電気はいつから完全に消せばいい?
「迎えて○日目から必ず消す」という決まりを作る必要はありません。
初日から暗い環境で落ち着いて眠れる子なら、そのまま消灯して構いません。
弱い明かりを使用している場合は、新しい家や寝床に慣れてきた様子を見ながら、徐々に暗くしていきましょう。
子犬の夜の電気について【まとめ】
子犬を迎えた初日の夜も、基本的には照明を落として、落ち着いて休める環境を作っていきましょう。
ただし、「初日から絶対に真っ暗にしなければならない」と考える必要はありません。
真っ暗にすると強く不安がる子犬なら、豆電球など弱い明かりを利用しながら、新しい環境へ少しずつ慣らす方法もあります。
また、電気を消して夜泣きした場合は、何でも無視するのではなく、まずトイレや体調など必要な理由がないか確認しましょう。
そのうえで、鳴くたびに遊ぶなど要求へ毎回答える習慣は作らず、夜は落ち着いて休む時間だと少しずつ覚えてもらいます。
子犬が安心して眠るためには、照明だけでなく、寝床、室温、音、トイレ、就寝前のルーティンなども大切です。
子犬の様子を見ながら、その子に合った「落ち着いて眠れる夜」を作ってあげてください。