ピンポンパールの餌やり量と頻度は?一日の回数や注意点を解説

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ピンポンパールはとても食いしん坊ですが、餌を与えすぎると病気の原因になります。

本記事では「1日に何回、どれくらいの量を与えればよいか」という基本に加え、水質や季節ごとの注意点も解説。

初めて飼う人でも安心して餌やりができるようになります。

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目次

ピンポンパールの餌の頻度は?

ピンポンパールの餌の頻度は1回~3回がおすすめ。

我が家は1日1回、朝だけの餌やりをしています。

ピンポンパールって、耐久性があります。

1日1回でも、しっかり育っています。

本当は、数日餌やりしなくても生きれます。

え?死なない?

びっくりしますよね。

ピンポンパールは、餌やりの頻度に応じて成長します。

飼育者が、ピンポンパールをどう育てていきたいか?

ピンポンパールを大きく育てたいか、小さく育てたいか?など、餌やりの仕方で変わってきます。

小さいころんとした、かわいいままで飼育したい。

ピンポンパールを大きくしたくないなー

と思うなら、餌やりの回数は、最小限にすべきです。

大きいがっちりしたピンポンパールに育てたい!

と思うのであれば、水槽の温度をあげ、活発化させてあげて、餌やりの頻度と量を増やすこと。

ピンポンパールを平均的な大きさで育てるなら、1日1~2回の餌やりで、充分育てることができます。

ピンポンパールの餌やりの量はどれぐらい?

個体によります。

量より、食べる時間を考えるべき。

量を明確にってなると、グラムでこれ!というのは、筆者はここでは表しにくいです。

飼っているピンポンパールの個体の大きさがそれぞれ違うから。

我が家のピンポンパールの基準でお話させていただくと↓

サイズ:10cm程
餌の量:1日1回朝8:00に7粒~10粒

我が家のピンポンパールは小さめですかね。

粒をあげているので、1粒食べて、また1粒。

といった感じで食べ進めて、数粒食べたら食べなくなるので残りは回収します。

体格差や、食べるスピードを考えて与えてあげたら良いと思います。

時間で表すと、3分~6分といったところです。

短時間で食べきれる量を、与えてあげてください。


ピンポンパールに与える餌の種類は?

ピンポンパールは消化器官が繊細で、転覆病や消化不良を起こしやすい金魚です。

そのため、どんな餌を与えるかがとても重要になります。

基本は人工飼料ですが、栄養バランスや食べやすさを考えて組み合わせてあげると安心です。

人工飼料(ペレット・フレーク)

もっとも一般的なのは人工飼料です。浮上性・沈下性の2種類があり、泳ぎの苦手なピンポンパールには沈下性タイプが食べやすいとされています。

消化を助ける「浮上してすぐ沈むタイプ」もおすすめです。

フレークタイプは食べやすい反面、水を汚しやすいので少量ずつ与えると良いでしょう。

冷凍・生餌

冷凍赤虫やブラインシュリンプなどは、たんぱく質が豊富で消化もしやすく、成長期の栄養補給に適しています。

食いつきもよいので補助食として使うと効果的です。

ただし赤虫ばかり与えると栄養が偏るため、人工飼料と組み合わせることが大切です。

野菜や副食

ほうれん草やグリーンピースなどの野菜を湯通しして細かく刻み、与えるのもおすすめです。

繊維質が消化を助け、便秘や転覆病予防に役立ちます。

慣れるまで時間がかかる個体もいるので、最初は少しずつ与えるとよいでしょう。

ピンポンパールが稚魚の時の餌の与え方

ピンポンパールは丸い体型をしているため、成魚よりも稚魚の時期のほうがさらにデリケートです。

消化器官や泳ぐ力が未発達なため、餌の種類や与え方には特別な配慮が必要です。

生まれたばかりの稚魚期(孵化~1週間ほど)

孵化してすぐの稚魚は、お腹にある「ヨークサック(栄養袋)」で成長するため、最初の数日は餌を与える必要がありません。

その後、袋が吸収され始めたら、インフゾリア(ゾウリムシなど)や市販の稚魚用液体フードを与えます。

まだ口が小さいので、粉末状や液体の餌が消化しやすく適しています。

成長が進んだ稚魚期(2週間~1か月ほど)

体が少し大きくなったら、ブラインシュリンプ(アルテミア)や、すり潰した金魚用の稚魚フードを与えると良いです。

ブラインシュリンプは栄養価が高く、成長を早めてくれます。

この時期はまだ体力が少ないため、一度に大量を食べられず、こまめに少量を与えるのが理想です。

安定して泳げる稚魚期(1か月以降)

1か月を過ぎると消化器官も少しずつ発達し、小粒の人工飼料をすり潰さずに食べられるようになります。

ただし、まだ転覆病のリスクが高いため、消化に良い沈下性の餌や、茹でたほうれん草の葉先など柔らかい副食を組み合わせると安心です。

ピンポンパールの餌にかかる費用相場はどれくらい?

ピンポンパールを飼ううえで気になるのが、餌代にどれくらいかかるのかという点です。

結論から言えば、一般的な飼育規模(1~3匹程度)であれば、月々数百円から1,000円前後に収まることが多いです。

人工飼料の費用相場

もっとも基本となる金魚用の人工飼料は、200〜500g入りで500〜1,500円程度。

1匹あたり1日数粒で済むため、2〜3か月は余裕で持ちます。

複数匹を飼っていても、月換算すれば数百円程度の負担です。

冷凍餌や生餌の費用相場

成長期や栄養補助に使う冷凍赤虫やブラインシュリンプは、1パック500〜1,000円ほど。

週に数回与える程度なら1か月以上持つため、人工飼料に比べてやや高めですが、必要に応じて取り入れると良いでしょう。

副食や工夫で変わるコスト

茹でたほうれん草やグリーンピースなどの野菜を与える場合、家庭の食材から取り分けられるため追加費用はほぼゼロです。

人工飼料と組み合わせれば、コストを抑えつつ健康管理にも役立ちます。


ピンポンパールの餌代は思ったより高くありません。むしろ「病気で治療が必要になった場合の方が負担が大きい」ため、日頃の餌選びと与え方に気を配ることが長期的な節約につながります。

ピンポンパールの餌やりで注意したい環境とポイント

水質悪化を防ぐ工夫

ピンポンパールは消化があまり得意でなく、食べ残しや排泄物で水が汚れやすい魚です。

与えすぎた餌を放置するとアンモニアが発生し、病気の原因になります。

少し余る程度に与え、必ず残りをスポイトなどで取り除きましょう

濾過装置を使っていても、食べ残しが続けば水質はすぐ悪化します。

消化不良を防ぐための工夫

金魚用の人工飼料でも、浮上性より沈下性の餌の方が食べやすい場合があります

泳ぎが苦手なピンポンパールにとって、何度も水面まで浮上するのは体力を使うからです。

また、乾燥エサだけでなく、ブラインシュリンプや冷凍赤虫をときどき与えると消化を助けてくれます。

季節ごとの餌やり頻度の違い

水温によって消化スピードが大きく変わります。

夏場の水温25℃前後では1日2〜3回に増やしても問題ありませんが、冬場に15℃近くまで下がると消化機能が落ちるため、2〜3日に1回程度に減らすのが安全です。

無理に与えると、食べ残しと消化不良の両方で病気の原因になりやすくなります。

絶食後の再開

絶食で内臓を休ませたあとは、いきなり元通りの餌やりをすると再び消化不良を起こす危険があります。回復期のピンポンパールには、段階的に少量から与えるのが基本です。

少量から始める

絶食明けの最初の餌は、普段の半分以下に抑えましょう。3粒程度や、ごく少量のブラインシュリンプなど、消化に優しい餌を短時間で食べきれる量だけ与えると安心です。

消化に優しい餌を選ぶ

浮上性の硬いペレットは避け、沈下性で柔らかいタイプや湯通ししたほうれん草、皮をむいたグリーンピースなど、消化を助ける餌を選ぶと負担が少なくなります。

様子を見ながら量を調整

餌を食べた後の泳ぎ方や浮き沈みの様子を観察し、異常がなければ徐々に通常量へ戻します。逆に調子が悪そうなら、もう一度短期間の絶食を取り入れるのも効果的です。


ピンポンパールを絶食させるのはどんな時?

金魚の中でも消化器官が弱いピンポンパールは、ときに「絶食」が体調管理のために役立ちます。

かわいそうに思えるかもしれませんが、むしろ健康を守る手段の一つです。

転覆病や消化不良のとき

ピンポンパールがひっくり返ったり、浮いたり沈んだりして泳ぎに異常が出ている場合は、消化不良や転覆病の疑いがあります。

このような時に餌を与え続けると、さらにガスが溜まって悪化するため、2〜3日絶食させて内臓を休ませることが有効です。

水質が悪化しているとき

水槽の水が濁っていたり、アンモニアや亜硝酸の数値が高い状態で餌を与えると、水質の悪化を加速させてしまいます。

水換えを行って環境を整えるまでの間は、絶食させた方が魚への負担が少なくなります。

長期の外出前や輸送時

旅行などで数日間世話ができない場合、無理に自動給餌器を使うよりも、あらかじめ絶食させておいた方が安全です。

金魚は数日食べなくても体力が持つため、水質悪化や餌の腐敗によるトラブルを避けられます。


ピンポンパールは「与えすぎて弱る」ケースが多いため、あえて絶食させる判断も大切です。絶食中は水換えや観察をしっかり行い、体調が回復してから少量ずつ餌を再開しましょう。

ピンポンパールの餌についてFAQ

欲しがるだけ与えて良いの?

ピンポンパールはとても食いしん坊で、目の前に餌があると際限なく食べ続けてしまいます。

しかし「欲しがるだけ与える」と、消化不良や転覆病、水質悪化の原因になります。

与える量は「3分以内に食べきれる程度」が基本。

かわいそうに見えても、計画的に制限してあげることが長生きにつながります。

ピンポンパールが餌を食べない時の理由と対策は?

普段よく食べるのに急に食べなくなった場合は、いくつかの原因が考えられます。

水温が低すぎて消化機能が落ちている場合は、20℃前後に調整すると食欲が戻りやすいです。

また、水質の悪化や病気(転覆病・松かさ病など)が隠れていることもあるため、水換えや観察をしっかり行いましょう。

環境に問題がないのに食べないときは、一時的に絶食させて様子を見るのも有効です。

メダカの餌で代用できる?

メダカの餌は粒が小さく、ピンポンパールでも食べることは可能です。

ただし栄養バランスは金魚用に設計されていないため、常用するのはおすすめできません。

どうしても一時的に代用する場合は、消化不良を防ぐために少量だけにとどめ、早めに金魚専用の餌に切り替えましょう。

熱帯魚の餌で代用できる?

熱帯魚用の餌も粒が小さいため食べることはできますが、こちらも栄養設計が異なります。

特にカラシンやグッピー用の餌はたんぱく質が高めで、金魚の腸には負担になりやすいです。

代用は短期間にとどめ、基本的には金魚用の餌を与えるのが安心です。

どうしても与える場合は、消化を助ける冷凍赤虫やボイル野菜と併用するとリスクを減らせます。

ピンポンパールの餌やりの量や回数は?【まとめ】

ピンポンパールの餌やりは「1日1〜3回」「3〜5分で食べきれる量」が基本です。

季節ごとの調整や残り餌の回収を徹底すれば、病気や転覆病の予防にもつながります。

大きく育てたいか、小さく維持したいかによっても与え方は変わります。

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