
グッピーは飼いやすさと繁殖力の高さから、多くの人に親しまれている熱帯魚です。
稚魚が生まれると「いつから親と一緒にできるの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
実は、稚魚は親の口に入らないサイズになれば混泳可能ですが、時期を見極めないと食べられてしまうリスクもあります。
この記事では、グッピーの稚魚をいつから親魚と一緒にできるか、隔離期間の目安やおすすめの餌について、初心者にもわかりやすく紹介します。
グッピーの稚魚を隔離する理由とは?

グッピーは口に入るものは食べてしまいます。
そのため、自分の産んだ稚魚でも口に入れば食べてしまいグッピー同士の共食いが発生してしまいます。
充分餌を与えて、空腹でなければそんなに稚魚を食べることはありませんが、稚魚を多く残したいのであれば隔離期間を設けましょう。

稚魚の隔離には育成用のケースや小型水槽を使おう
グッピーの稚魚を隔離して育てるには、専用の隔離ケースや育成用の小型水槽を使うのが一般的です。
どちらを選んでも構いませんが、それぞれに特徴があります。
隔離ケース

隔離ケースは親魚のいる水槽に取り付けて使うタイプで、スペースを取らず管理も楽です。
親魚の泳ぐ水とつながっているため、水温や水質の維持がしやすいのもメリットです。
ただし、水流が強すぎると稚魚が流されてしまうことがあるため、設置場所や水流の強さには注意しましょう。
小型水槽

一方、稚魚用の育成水槽として小型水槽を別に用意する方法もあります。
この場合、ヒーターとスポンジフィルターを使って安定した環境を整えてあげると、稚魚が安心して成長できます。
スポンジフィルターは吸い込み事故を防ぎ、稚魚の身体にも優しいためおすすめです。
水草や浮草などを入れて隠れ場所を用意してあげると、より安全性が高まります。
光量も抑えめにするとストレスを与えずに済むでしょう。
稚魚が親魚と同じくらいのスピードで餌を食べられるようになったら、いよいよ混泳のタイミングです。
その頃には体もひと回り大きくなっており、親魚に食べられる心配も減ってきます。
グッピーの稚魚はいつから一緒にさせても良い?

だいたい1か月程度の隔離期間があれば、グッピーの口に入らない大きさまで成長しています。
親魚の口に入らなければ共食いのリスクはなくなるので、隔離を解消して稚魚を親魚と一緒にさせて様子を見ても良いでしょう。
ただし成魚と稚魚を一緒にさせた場合は口に入らないからと、すぐに安心してはいけません。
追い掛け回す・つつくなど、稚魚が攻撃されていた場合はストレスなどで死んでしまいます。

なので、混泳後は様子をしっかり見て、いじめなどが起こっていないか確認してください。
親と一緒にさせる時に水草など、稚魚の隠れ家があると良いですよ。
あとは餌やりのタイミングで親のグッピーに餌を取られていないか、ちゃんと見てくださいね。
個人的な意見ですが、グッピーは放っておくと増える、と言われますので、最初から稚魚と一緒でも問題ないとも思います。
グッピーを飼育したことはありませんが、本当に増えすぎて困る、という話はよく聞きます。
ブリーダーなど、グッピーを増やしている方はきちんと隔離しているようですよ。
グッピーの稚魚の餌
産まれた初日の餌はなくても大丈夫です。その後はブラインシュリンプ・市販の稚魚の粉餌などを与えます。
ブラインシュリンプは植物性プランクトンの一種のこと。
ブラインシュリンプは栄養豊富で、稚魚の食いつきも良く、稚魚の間にブラインシュリンプを与えたかどうかで体格や成長スピードに差が出る、と言われているほどです。
グッピーのブリーダーはよく使用されているようなので、ブラインシュリンプは特におすすめします。
もちろん用意できなければ市販の餌でも、親グッピーの餌をすりつぶしたものでも大丈夫です。
重要なのはちゃんと食べるかどうかです。食べないようでしたら餌を替えてみましょう。
生後2週間目まではブラインシュリンプ、人口餌を与えましょう。
生後3週間目くらいになると大きくなり、親と同じ餌を食べられるようになります。
この頃から親と同じ餌でも食べるようでしたら切り替えても大丈夫です。
3週間目でもまだ小さく食べない場合は稚魚の時の餌を与え、4週間目に親と同じ餌を与えます。
この頃から親グッピーと一緒にさせても心配ないと言われています。
グッピーの稚魚はいつから一緒にして良いの?【まとめ】
グッピーの稚魚は、親グッピーの口に入らない大きさに育てば一緒にしても大丈夫ですが、安全のためには1か月ほど隔離するのが安心です。
ブラインシュリンプや稚魚用フードを活用しながら、成長に応じて餌を切り替えていきましょう。
グッピーは繁殖力が非常に高いため、稚魚をどこまで育てるか事前に方針を決めておくことも大切です。
かわいい稚魚たちを無理なく育てるために、ぜひ今回の内容を参考にしてみてくださいね。