ハムスターがご飯を食べないときの原因と対処法|隠してるだけ?病気のサイン?

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ハムスターが急にご飯を食べなくなると、飼い主としてはとても心配になりますよね。

実は「隠しているだけ」という場合もあれば、「体調不良のSOS」であることもあります。

本記事では、ハムスターがご飯を食べないときに考えられる原因と、飼い主が取るべき対処法について詳しく解説します。

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目次

ハムスターがご飯を食べない理由とは?

ハムスターは食欲旺盛な動物です。

食べきれないご飯は頬袋にため込んでしまうくらい食い意地が張っています(笑)。

そんな彼らがご飯をあまり食べていないとなれば、体調不良の可能性が高いです。

ハムスターはもともと寿命が短い生き物のため、あまり病気にかかることは少ないそうなのですが、一度かかってしまうと危篤状態になるまで2日とかからないようです。

人間の風邪が移ったという事例もあるそうなので、気をつけたいところですよね。

かごの中の清掃不備などの不衛生が原因で皮膚病などにかかることもありますので、定期的な清掃やお手入れは、必ずしてあげましょう。

そして緊急時に連れて行く病院は必ず決めておき、何かあればすぐに診て貰いましょう。

ご飯を食べないときのチェックポイントと対処法

ご飯を隠しているだけの可能性

ハムスターは頬袋にため込んだ餌を巣箱の奥に隠す習性があります。

飼い主の目の前で食べていないように見えても、実際には夜中に巣箱に持ち帰って食べている場合もあります。

巣箱の中をのぞくとペレットやひまわりの種の殻が残っていることが多く、これが「食べている証拠」です。

まずは本当に食べていないのか、隠しているだけなのかを冷静に確認することが大切です。

餌の鮮度や種類が合っていない

古いペレットや酸化したひまわりの種は、ハムスターにとって匂いや味が落ちてしまい、食欲不振につながります。

また、個体によって好みがあり、ある銘柄のペレットを全く食べず、別の種類ならよく食べることもあります。

特に切り替え時期は慎重に行い、数日かけて混ぜながら慣らすとスムーズに受け入れてくれることが多いです。

体調不良かどうかの見極め方

「好物すら口にしない」「水も減っていない」「体重が減っている」などの場合は、単なるわがままや隠し食いではなく、体調不良の可能性が高いです。

放置すると急激に衰弱する危険があるため、できるだけ早く動物病院に連れて行くことが望まれます。

診察までの間は保温を心がけ、好物の野菜や少量の果物を与えて水分補給を優先しましょう。

ハムスターがご飯を食べないときの具体的なケース別原因と注意点

おやつは食べる場合

ペレットや主食は口にしないのに、ひまわりの種やドライフルーツなどのおやつは喜んで食べるというケースがあります。

これは単純に「好き嫌い」や「わがまま」の場合もありますが、栄養バランスの乱れにつながりやすいので注意が必要です。

主食を食べないままおやつだけを与え続けると、栄養不足や肥満のリスクが高まります。

まずはおやつを控え、ペレットや野菜を中心に与えて様子を見ましょう。

寝てばかりいる場合

普段よりも眠る時間が長く、ご飯にも手を付けないようであれば体調不良のサインです。

特に寒い季節は「擬似冬眠」に入ってしまう危険もあります。

体温が低下している場合は保温を最優先し、すぐに獣医師に相談してください。

単に昼間に寝ているだけのこともありますが、「丸まって震えている」「体重が減っている」など異常があれば要注意です。

高齢でご飯を食べない場合

老化によって代謝が落ち、若い頃に比べて食欲が少なくなるのは自然なことです。

硬いペレットを噛むのが辛くなるため、ふやかしたペレットや高齢用の柔らかいフードを用意すると食べやすくなります。

また、少量でも栄養が取れるように、野菜や茹で卵の黄身などを補助的に与えるのも効果的です。

高齢ハムスターは体重の減少が命取りになりやすいため、少しでも食欲を維持できる工夫が必要です。

元気はある場合

元気に動き回っているのに主食を残す場合は、餌を隠しているか、与えたご飯が口に合っていないだけのこともあります。

巣箱の中や頬袋を確認すると、食べ物がしっかり蓄えられているケースも少なくありません。

ただし、数日経っても体重が落ちているようなら病気の可能性もあるため、油断せず観察を続けてください。

下痢をしてご飯を食べない場合

下痢と食欲不振が同時に見られる場合は非常に危険です。

脱水や低体温に直結するため、放置すると短時間で命に関わります。

原因は不適切なおやつや水分過多、感染症など様々です。

まずは保温を行い、水分を確保しながら早急に動物病院を受診してください。

自宅での対処だけでは改善が難しいケースが多いため、速やかな対応が必要です。

ハムスターがご飯を食べない病気以外の原因について

私達もそうですが、強いストレスを感じてしまうと食欲が落ちてしまいます。

ハムスター達もストレスで食欲が無い、ということはあるのです。

生活環境の変化

私達自身の引っ越しや、巣箱を変えたりすると、一時的に緊張するのかご飯を食べなくなることがあります。

我が家も引っ越しをした日は、ハム達がそわそわしてエサを食べなかった覚えがあります。

我が家はメスが先に旅立ってしまったので、残されたオスが2~3日くらい本当に元気が無く、ひまわりの種を半分も食べずに巣箱から投げ捨てていた姿が今でも鮮明に思い出されます。

パートナーを失った寂しさが、きっと大きなストレスとなっていたのでしょうね。

暑すぎる、寒すぎる

ハムスターは体温が低下するとご飯を食べなくなるばかりか、そのまま疑似冬眠状態に入って死んでしまいます

エアコンや動物専用のヒーターなどを使用して暖かくしておいてあげましょう。

ハムスターは暑いのも苦手で暑すぎても食欲が落ちます。

こちらもエアコンの調整や保冷剤を使って涼しくしておいてあげましょう。

私の飼っていた「マーブル」は、寒さが原因で死なせてしまったかもしれないと今でも思っています。

寒暖差には、本当に気をつけて下さい。

歯に異常がある

堅い物を噛みすぎて歯が摩耗してしまう、高齢になって歯が悪くなってくる、などが原因で食べなくなっていることも考えられます。

これは獣医さんが診ないとわからないので、「元気はありそうだけど、ご飯を食べていない」場合は、歯に異常があるかもしれませんね。

我が家でも、高齢になってしまった「ターボ」は、全くひまわりの種を食べなくなっていました。

高齢になってきた

ハムスターもお年寄りになれば、若い時より食欲は落ちてきます

今は高齢のハムスター専用のペレットもありますので、時期に応じてご飯も変えてあげましょう。

高齢になった場合は寿命も近いので、お薬でどうにかすることはもう出来ないと思います。

ただ、少しでもストレスを軽減させてあげるために出来ることはしてあげて下さい。

ハムスターが水を飲まないのはなぜ?

今回はご飯をテーマにお話をしておりますが、「ハムスターがほとんど水を飲まない」という疑問点についても触れておきたいと思います。

これはハムスターを飼っている方は、誰もが一度は感じることではないかと思うのです。

私も飼っていたときに不思議に思ったのですが、ハムスターは果たして水を飲んでいるのだろうか?ということです。

当時は知りませんでしたが、もともとハムスターは乾燥地帯に生息している動物であるため、水をあまり必要としないようです。

野菜・果物などを与えていれば、全く飲まなくても大丈夫だったという話もあるくらいです。

なので、水については飲まないからといって過剰に心配する必要は無いと思いますね。

ただ、全く飲まなくて大丈夫というわけではありませんので、給水器を用意しておき、いつでも飲めるようにはしておいて下さい。

今にして思えば、我が家で飼っていたハムスターが水を飲んでいた姿が全く記憶にありません(笑
というよりは水を飲んでいた姿を一度も見なかったかもしれないですね(←それは無いだろ?)

ハムスターがご飯を食べない?【最後に】

ハムスターがご飯を食べない理由は、隠し食いや餌の好みといった一時的なものから、病気や高齢化といった深刻なケースまで様々です。

大切なのは「普段と違う様子」に早く気づいてあげること。

少しでも異常を感じたら、迷わず病院に相談しましょう。

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