ベタのフンの掃除方法は?取り方やスポイトの使い方・水換えのコツを解説

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ベタを飼育していると、水槽の底に落ちているフンが気になることがありますよね。

「見つけるたびに掃除したほうがいい?」
「スポイトで取ればいいの?」
「フンを掃除するときはベタを別の容器へ移す?」
「フンを取っていれば水換えはしなくてもいい?」

と迷う人もいるでしょう。

結論からいうと、ベタのフンを見つけたら、スポイトなどでピンポイントに吸い取る方法が手軽です。フンを取るだけなら、基本的にベタを水槽から出す必要もありません。

ただし、フンをスポイトで取ることと水換えは別の水質管理です。フンを取り除いていても、定期的な水換えが不要になるわけではありません。

この記事では、ベタのフンの取り方からスポイトを使った掃除方法、底砂に入り込んだ場合の対処、水槽の種類別の掃除方法まで詳しく解説します。

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目次

ベタのフンは見つけたらすぐ掃除したほうがいい?

水槽の底にベタのフンを見つけたら、無理のない範囲で取り除いておくとよいでしょう。

特に小さな水槽では水量が少ないため、水槽内に残るフンや食べ残しなどの影響を受けやすくなります。

見つけたフンはスポイトで取り除けばOK

ベタのフンを1つ見つけたからといって、大掛かりな水槽掃除をする必要はありません。

水底に落ちたフンだけなら、スポイトやピペットを使って吸い取る方法が簡単です。

フンだけを狙って取り除けるため、水槽内を大きくかき回す必要もありません。

また、フンを見つけたときに食べ残した餌も残っていれば、一緒に取り除いておきましょう。

フン1個のために水槽全体を掃除する必要はない

魚のフンや食べ残しなどの有機物は、水槽内で分解される過程でアンモニアが生じます。

アンモニアは魚に有害ですが、適切に立ち上がった水槽では、ろ過バクテリアによってアンモニアから亜硝酸、さらに硝酸塩へと変化していきます。

だからといって「バクテリアがいるからフンを放置しても大丈夫」というわけではありません。

一方で、フンを1つ見つけるたびに水槽を丸洗いする必要もありません。

日常的には目立つフンや食べ残しを取り除き、定期的な水換えと組み合わせて水質を管理すると考えると分かりやすいでしょう。


ベタのフンをスポイトで取る方法

ベタのフン掃除に便利なのがスポイトです。

ベタは単独で小型水槽に飼育されることも多いため、大きな掃除器具を使わなくてもスポイトで十分対応できるケースがあります。

100均やアクアリウムショップなどで入手できるスポイトでも利用できますが、水槽の深さやフンの大きさに合わせて使いやすいものを選びましょう。

スポイトをフンの近くまでゆっくり入れる

まず、スポイトを水槽へゆっくり入れます。

ベタの近くへ勢いよく入れたり、スポイトでベタを追いかけたりすると驚かせてしまうので注意してください。

先端を水底にあるフンの近くまで移動させます。

フンと一緒に少量の水を吸い取る

スポイトの先端をフンへ近づけたら、フンと一緒に周囲の水を吸い取ります。

一度で取れなければ、ベタの様子を見ながら数回に分けて行えば大丈夫です。

フンだけでなく、食べ残した餌や目立つゴミが近くにあれば一緒に吸い取っておきましょう。

減った分だけカルキ抜きした水を補う

スポイト掃除を繰り返せば、その分だけ水槽の水も減っていきます。

少量であれば大きな問題にはなりませんが、ある程度減った場合は適切に処理した水を補います。

水道水を使用する場合はカルキ抜きを行い、水槽内の水と大きな温度差が生じないよう注意しましょう。

ベタのフン掃除だけなら水槽から出さなくてOK

「掃除をするときはベタを別の容器へ移したほうがいいのでは?」と思う人もいるかもしれません。

しかし、スポイトでフンを吸い取る程度の日常的な掃除であれば、基本的にベタを水槽から出す必要はありません。

スポイト掃除ならベタを入れたままでできる

水底にあるフンをスポイトで吸い取るだけなら、ベタが泳いでいる状態でも掃除できます。

ベタがスポイトへ近づいてきた場合は無理に掃除を続けず、離れてから作業しましょう。

スポイトの先端をベタへ向けたり、魚を追い回したりしないことがポイントです。

毎回ベタを別容器へ移す必要はない

フンを見つけるたびにベタを網ですくい、別容器へ移して水槽を丸洗いする必要はありません。

日常的なフン掃除と、水槽全体を大きくメンテナンスする作業は分けて考えましょう。

目立つフンだけならベタを入れたままスポイトで取り除くほうが手軽です。

ベタのフン掃除に使える便利アイテム

ベタのフン掃除では、水槽の大きさや底床の有無によって使いやすい道具が変わります。

代表的なのは、スポイト・ピペットや底床クリーナーです。

スポイト・ピペット

ベアタンクなど、水底にフンがそのまま見えている場合に最も使いやすいのがスポイトです。

フンだけを狙って吸い取れるため、毎回大量の水を抜く必要がありません。

食べ残した餌の回収にも使えるため、ベタ水槽に1本用意しておくと日常的なメンテナンスに役立ちます。

底床クリーナー(プロホース)

砂利などを敷いた水槽では、底床の隙間へフンや食べ残しが入り込むことがあります。

この場合は、水換えと同時に底床の汚れを吸い出せる底床クリーナーが便利です。

ただし、底床を一度にすべて激しくかき回す必要はありません。

水槽の状態を確認しながら、汚れがたまっている場所を部分的に掃除しましょう。

小型フィルター・スポンジフィルター

ベタ水槽では、小型フィルターやスポンジフィルターを使用することもあります。

フィルターは水質管理に重要な役割を持ちますが、「フィルターがあるから目に見えるフンを掃除しなくてもいい」という意味ではありません。

底に残っているフンや食べ残しは、必要に応じてスポイトなどで取り除きましょう。

底砂に入り込んだベタのフンはどう掃除する?

ベアタンクならフンを見つけやすいですが、砂利やソイルを敷いていると隙間に入り込んでしまうことがあります。

底床がある場合は、その種類に合わせて掃除方法を変えます。

砂利なら底床クリーナーで吸い出す

砂利の隙間に入り込んだフンは、スポイトだけでは取りにくい場合があります。

その場合は、水換えのタイミングに合わせて底床クリーナーで汚れを吸い出す方法があります。

汚れがたまりやすい場所を中心に掃除すれば、水槽全体の底床を毎回大きく動かす必要はありません。

ソイルは崩さないよう表面を掃除する

ソイルを使用している場合は、必要以上にかき回さないよう注意しましょう。

長期間使用したソイルは崩れやすくなっていることもあります。

表面に見えているフンはスポイトなどで取り除き、底床クリーナーを使う場合もソイルを大量に吸い込まないよう調整します。

食べ残しも一緒に取り除く

掃除するときはフンだけを見るのではなく、食べ残した餌がないかも確認しましょう。

フンと同じように、残った餌も水槽内の有機物になります。

「フンだけを掃除する」のではなく、目立つフンや食べ残しを一緒に取り除くと考えると日常管理がしやすくなります。

ベタのフン掃除と水換えは別物

スポイトで毎日フンを取っていれば、「水が汚れないから水換えしなくてもいいのでは?」と思うかもしれません。

しかし、フン掃除と水換えは目的が完全に同じではありません。

フンを取っても水換えが不要になるわけではない

スポイト掃除で取り除けるのは、主に目で確認できるフンや食べ残しです。

一方、水槽内では目に見えない物質も蓄積・変化します。

そのため、目に見えるフンをすべて取っていても、それだけで水換えが不要になるわけではありません。

スポイトによる日常的な掃除と、適切な水換えを組み合わせて管理しましょう。

水換え頻度は水量やフィルターなどで変わる

水換えについて「必ず○日に1回、○分の1」と覚えたくなるかもしれませんが、必要な頻度は飼育環境によって変わります。

  • 水槽の水量
  • フィルターの有無やろ過能力
  • 水槽を立ち上げてからの状態
  • 餌の量
  • 食べ残しやフンの量
  • 水質

などによって適切な管理方法は異なります。

「1週間に1回、1/3程度」といった頻度は管理方法の一例として参考になりますが、すべてのベタ水槽に同じ頻度が最適とは限りません。

水槽の種類別|ベタのフン掃除の仕方

ここからは、ベタを飼育している環境別にフン掃除の考え方を見ていきます。

レイアウト水槽の場合

ソイルや砂利を敷き、水草を植えているレイアウト水槽では、フンが底床の隙間へ入り込むことがあります。

表面に見えているフンならスポイトで吸い取り、砂利の奥に汚れがたまっている場合は水換え時に底床クリーナーを利用するとよいでしょう。

ただし、底床やフィルターにはろ過に関わる微生物が存在します。

そのため、水槽内のものを毎回すべて洗浄して新品同様にする必要はありません。

汚れが目立つ場所を確認しながら掃除していきましょう。

ベアタンクの場合

床材を敷かないベアタンクは、水底へ落ちたベタのフンを見つけやすいのが特徴です。

フンを見つけたらスポイトで吸い取れるため、日常的な掃除は比較的簡単です。

フィルターを設置している場合でも、底に残っているフンが目立つならスポイトで取り除きましょう。

フンを発見しやすく、ピンポイントで掃除しやすいことはベアタンクのメリットのひとつです。

フィルターなしの小型水槽の場合

フィルターを設置していない小型水槽や容器では、特に水質管理へ注意が必要です。

水量が少ない環境ほど、水槽内で起きた変化が水全体へ与える影響も大きくなります。

そのため、フンや食べ残しを見つけたらこまめに取り除き、水槽の状態に合わせて水換えを行いましょう。

ただし、「フィルターなしなら必ず毎日全換水」と一律に決めるのではなく、水量や飼育環境、水質などを確認しながら管理することが大切です。

ベタのフンを掃除するときの注意点

フンを取り除くことは大切ですが、「きれいにしなければ」と掃除をやりすぎないこともポイントです。

水槽を毎回丸洗いしない

フンを1つ見つけただけで、水槽の水を全部捨てて丸洗いする必要はありません。

日常的なフン掃除なら、スポイトで必要な部分だけを掃除できます。

大掛かりな作業を毎回行うのではなく、日常掃除と定期的なメンテナンスを分けましょう。

フィルターや底床を一度に掃除しすぎない

水槽をきれいにしたいからといって、底床を徹底的に洗い、同時にフィルターも完全に洗浄する、といった掃除は避けたほうがよいでしょう。

ろ過に関わる微生物まで大きく減らしてしまう可能性があります。

水槽を「無菌状態に近づけること」が掃除の目的ではありません。

汚れを取り除きながら、安定した飼育環境を維持することが大切です。

新しい水はカルキ抜きして水温差にも注意する

水換えやスポイト掃除で減った水を補う場合、水道水をそのまま水槽へ大量に入れるのは避けます。

水道水を使用する場合は適切にカルキ抜きを行います。

また、新しい水と水槽内の水に大きな温度差があるとベタへ負担をかける可能性があるため、水温にも注意しましょう。

ベタのフン掃除についてよくある質問

ベタのフンは毎日取ったほうがいい?

フンを見つけたら、スポイトなどで取り除いて構いません。

特に小型水槽やベアタンクではフンを発見しやすいため、日常的な観察と一緒に掃除すると管理しやすいでしょう。

ただし、フンが1つ落ちているたびに水槽を丸洗いする必要はありません。

フンを取れば水換えしなくてもいい?

フンを取り除いていても、水換えが不要になるわけではありません。

スポイトでは目に見えるフンや食べ残しを取り除けますが、それだけですべての水質管理が完了するわけではないからです。

フン掃除と水換えはセットではなく、それぞれ必要に応じて行う管理と考えましょう。

ベタを入れたままスポイトを使って大丈夫?

日常的にフンを吸い取る程度なら、基本的にベタを入れたまま行えます。

ただし、ベタへスポイトを近づけすぎたり、追い回したりしないよう注意してください。

ベタが近づいてきたら一度作業を止め、離れてから掃除するとよいでしょう。

底にフンがたまるのはフィルターが弱いから?

水底にフンが残っているからといって、必ずしもフィルターの性能不足とは限りません。

フィルターは掃除機のように、水槽内にあるすべてのフンを吸い取って消してくれる装置ではありません。

水流やレイアウトによってフンが特定の場所にたまることもあります。

目に見えるフンは、必要に応じてスポイトや底床クリーナーで取り除きましょう。

ベタのフンが白い・細いときはどうする?

フンの色や形がいつもと違う場合は、「掃除するかどうか」とは別にベタの状態を観察する必要があります。

白いフンや細いフンが見られたからといって、それだけで特定の病気だと断定することはできません。

フンの色や形を見るときは、食欲や泳ぎ方など普段の様子もあわせて確認しましょう。

ベタの正常なフンの色や白いフンなどについては、別記事で詳しく解説しています。

関連記事:ベタのフンは何色が正常?白いフンや形・頻度から分かること

ベタのフン掃除【まとめ】

ベタのフンを見つけたときは、スポイトやピペットを使ってピンポイントに吸い取る方法が手軽です。

日常的なフン掃除であれば、毎回ベタを別容器へ移したり、水槽を丸洗いしたりする必要はありません。

砂利へ入り込んだフンは底床クリーナーを利用し、ソイルの場合は崩さないよう表面を中心に掃除するとよいでしょう。

また、フンを取り除いているからといって水換えが不要になるわけではありません。

水槽の水量、フィルターの有無、餌の量、水質などによって必要な管理は変わります。

「見つけたフンや食べ残しはこまめに取り除く」「水槽環境に合わせて水換えをする」という2つを組み合わせて、ベタが過ごしやすい環境を維持していきましょう。

他の記事では「ベタの水槽サイズ」や「フィルターなし飼育」についても解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。

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